【6選】審査なしで10万円を借りる方法！即日対応や少額融資アプリについても解説

審査なしで融資を受けられるカードローンは存在しない3つの理由

審査なしで融資を受けられるカードローンが存在しない理由は、以下の通りです。

• 法律で審査が義務付けられている
• 返済能力を超えた貸付を行っていない
• 審査なしとうたう広告は違法とされている

法律で審査が義務付けられている

カードローンを提供する消費者金融や銀行は、法律にもとづいて運営しています。

それぞれに適用される法律は、以下の通りです。

• 消費者金融カードローン：貸金業法
• 銀行カードローン：銀行法

貸金業法第十三条では、貸付の際に申し込み者の収入や借入状況など、返済能力を調査することが義務付けられています。そのため、法律を遵守している貸金業者から審査なしで融資を受けることはできません。

また、銀行カードローンにおいても、貸金業法の趣旨を踏まえた審査体制の徹底を実施しています。

返済能力を超えた貸付を行っていない

消費者金融のように貸金業法にもとづいて運営している貸金業者は、総量規制の対象となります。

総量規制とは、年収の3分の1を超える貸付を禁止する制度です。例えば、年収300万円の人が貸金業者から借入できる金額は最大で100万円となります。

そのため、貸金業者は申し込み者の借入残高が他社からの借入も含めて、年収の3分の1以内になるように審査する必要があります。

また、銀行カードローンにおいては総量規制の対象外であるものの、自主規制により総量規制に近い上限を設定しているケースがほとんどです。

カードローンの借入希望額は、他社も含めて借入残高が年収の3分の1になるように申し込みしましょう。

審査なしとうたう広告は違法とされている

「審査なし」や「審査が甘い」といった広告は、貸金業法第十六条で禁止されています。

そのため、「審査なし」や「審査が甘い」とうたっている業者は、いわゆる闇金です。闇金を利用すると、法定金利の数倍に及ぶ利息の請求や、強引な取り立てによる被害に遭う恐れがあります。

また、銀行カードローンにおいても「総量規制対象外」や「年収証明書不要」といった過剰な広告を規制しています。

違法業者からの借入による被害を避けるために、安易に融資が受けられると誤認する広告を掲げる業者との取引は避けましょう。

カードローンの審査を通過する6つのポイント

カードローンの審査を通過するポイントは、以下の通りです。

1社に絞って申し込みする

カードローンの審査通過率を高めるなら、申し込みはなるべく1社に絞り込みましょう。カードローンやクレジットカードの申し込み状況は信用情報機関で共有されており、審査に不利に働く可能性があるためです。

カードローンを提供する業者は、返済されないリスクを抑えたいと考えています。そのため、複数のカードローンに申し込みしていると「経済的に余裕がない」と判断されて、審査に落ちる原因になりかねません。

申し込み履歴は、信用情報機関に最大6ヵ月間保管されます。すでに他社へ申し込みをしている場合は、申し込み日から最大6ヵ月を空けて申し込みましょう。

収入を安定させる

カードローンを利用するうえで、継続して返済が続けられるように安定した収入が求められます。収入があればよいわけではなく、継続した収入が得られることが重要です。

例えば、以下のように一時的に得ている収入は、安定した収入とはいえません。

• 短期雇用の派遣社員
• 歩合制で収入が不安定な人
• 単発のアルバイトをしている人

消費者金融カードローンや銀行カードローンの申し込み条件において、安定した収入が必要であると明記されています。

カードローンの審査を通過するためには、正社員に限らず、パートやアルバイトでも継続した収入を得られる仕事を選択しましょう。

勤続年数を増やしてから申し込む

勤続年数が長いほど収入の安定性が高いとみなされ、カードローンの審査に通過しやすくなります。

長く勤めている人は、今後も同じ職場で働き続ける可能性が高く、離職するリスクが低いと判断されるからです。

ただし、明確な基準が設けられているわけではないため、どれだけ勤続年数が長ければ審査に通りやすくなるかは定かではありません。

すぐにお金が必要で勤続年数に自信がない人は、希望する融資額を少なくして、審査に通過する確率を高めましょう。

申告内容を正しく記入する

審査に通過したいからといって、年収や借入状況を偽ると審査に落ちる原因になります。

虚偽の申告がバレる要因は、以下の通りです。

• 勤務先を確認する在籍確認
• 信用情報機関への信用情報の照会
• 収入確認のために提出する収入確認書類

仮に借入できたとしても、申告内容に偽りがあると発覚した場合は、強制退会になる可能性があります。強制退会の情報は信用情報に登録されるため、新たな借入は困難です。

問題なく借入するために、申告内容はあらかじめ正しく記入しましょう。

返済能力を超えた借入を希望しない

カードローンの審査に通過するには、希望する借入額を年収の3分の1以内におさめましょう。

消費者金融カードローンは総量規制の対象になるため、年収の3分の1を超える貸付を行っていません。銀行カードローンにおいても、総量規制はないものの、年収の3分の1を目安とした貸付上限を設けているケースがほとんどです。

また、他社の借入がある場合は、他社の借入残高も含めて年収の3分の1におさめる必要があります。例えば、年収300万円の人がA社から50万円借りている場合は、B社からは最大50万円しか借入できません。

審査に申し込む前に、自身の年収や借入状況を正確に把握しておきましょう。

信用情報に問題がないか確認する

過去に金融事故情報など信用情報に問題がある場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。

信用情報に問題がある事例は、以下の通りです。

• 返済の遅延や延滞がある
• 債務整理を行っている
• 自己破産の経験がある

信用情報に問題を起こした経験がある人は、信用情報機関に履歴が残っているかどうかを開示請求できます。

信用情報機関ごとに開示請求する方法は、以下の通りです。

なお、MoneyFixのカードローン比較なら、比較から申し込みまでまとめて完結できます。審査のコツを踏まえて自分に合ったカードローンを探したい人は、ぜひ活用してください。

どうしても10万円必要で審査に通らないときは公的融資も1つの手段

どうしても10万円が必要なときに、カードローンの審査に通らなくて借入先が見つからない場合は、公的融資に頼ることも1つの手段です。

利用できる主な公的融資は、以下の通りです。

• 生活福祉資金貸付制度
• 求職者支援金融資制度
• 母子父子寡婦福祉資金制度
• 生活困窮者自立支援制度

生活福祉資金貸付制度

生活福祉資金貸付制度は、低所得者世帯や障害者世帯、高齢者世帯が生活を再建するために資金を借入できる制度です。

借入できる資金は、以下の4種類に分けられます。

• 総合支援資金
• 福祉資金
• 教育支援資金
• 不動産担保型生活資金

連帯保証人を立てると無利子で利用できますが、立てない場合も年1.5％の低金利で借入できます。

申請する場合は、市町村の社会福祉協議会または居住地担当の民生委員に問い合わせしましょう。居住地域の社会福祉協議会への連絡先は、都道府県・指定都市社会福祉協議会のホームページから確認できます。

求職者支援金融資制度

現在無職の人なら、求職者支援金融資制度を利用すると、職業訓練を受講しながら融資を受けられる可能性があります。

求職者支援金融資制度とは、職業訓練受講給付金の支給を受けた求職者が、給付金だけでは生活費が不足する場合に融資を受けられる制度です。

融資を受けるためには、以下の要件をどちらも満たす必要があります。

• 職業訓練受講給付金の支給決定を受けている
• ハローワークで求職者支援資金融資要件確認書の交付を受けている

借入できる金額は「月額5万円（上限）または10万円（上限）×受講予定訓練月数」です。

借入を検討している人は、居住地を管轄するハローワークで手続きしましょう。

母子父子寡婦福祉資金制度

20歳未満の子どもを扶養しているひとり親世帯なら、母子父子寡婦福祉資金制度で借入できる可能性があります。

母子父子寡婦福祉資金制度は、生活費や子どもの進学費など必要な資金を貸付けすることで、ひとり親世帯の経済的自立や安定を支援する制度です。

利用できる主な資金は、以下の通りです。

• 就職支援資金
• 医療介護資金
• 生活資金
• 住宅資金
• 就学支度資金
• 結婚資金

貸付申請には、居住地の区役所保健福祉センターで事前相談が必要になります。

申請から貸付金の振込までに1ヵ月ほどかかるため、資金が必要になる時期を逆算して早めに申し込みしましょう。

生活困窮者自立支援制度

「お金に困っているのに働けない」「住む場所がない」など経済的に困窮している人は、生活困窮者自立支援制度に頼ることも1つの手段です。

生活困窮者自立支援制度では、一人ひとりの状況に合わせたプランを作成して解決に向けた支援を行います。

全国の自治体で取り組まれている必須の事業は、以下の2種類です。

• 自立相談支援事業：支援員が相談者に合わせた支援プランを作成
• 住居確保給付金：就職活動などを条件に家賃相当額を支給

また、自治体によっては就労準備支援事業や生活支援事業などに取り組んでいるケースもあります。

支援に興味がある人は、居住地を管轄する自立相談支援事業所に相談してみましょう。各自治体の自立相談支援事業所は「自立相談支援機関 相談窓口一覧 」から確認できます。

審査なしで少額融資を受けられる後払いアプリ4選

後払いアプリなら、審査なしで少額融資を受けられる可能性があります。おすすめの後払いアプリは、以下の4つです。

• あと払いペイディ
• atone（アトネ）
• バンドルカードの「ポチッとチャージ」
• NP後払い

なお、後払いアプリの選び方のポイントについて詳しく知りたい人は、『バーチャルカードや後払いアプリは審査なし？おすすめのアプリや選び方のポイントを紹介』も参考にしてください。

あと払いペイディ

あと払いペイディは、Visaに加盟しているネットショップで後払いを利用できるサービスです。手数料なしで、3・6・12回の分割払いが可能です。

また、プラスチックカードの発行によって、街中のVisa加盟店でも利用できます。

ただし、後払いを利用するたびに、利用実績や信用情報にもとづいた審査があります。審査結果によって決済できない可能性がある点を考慮しておきましょう。

atone（アトネ）

atone（アトネ）は、メールとSNS認証だけで始められる後払いサービスです。月末までの利用代金を、返済方法によって翌月の期日までに支払う仕組みです。

利用代金200円に対して1ポイントが貯まります。貯まったポイントは、利用代金の支払いに充当可能です。

ただし、atoneは注文ごとに審査が行われるため、返済の遅延や滞納には注意しましょう。

バンドルカードの「ポチッとチャージ」

バンドルカードの「ポチッとチャージ」は、国内のVisa加盟店で利用できる後払いサービスです。アプリから金額を入力するだけで即座にチャージできます。

チャージした金額のみ利用できる仕組みなので、クレジットカードのように使いすぎてしまう心配はありません。

ただし、チャージするたびに審査が行われます。規約に違反した使い方や返済の遅延がある場合には、チャージできない可能性があるため注意しましょう。

NP後払い

NP後払いは、クレジットカードや口座登録も不要で後払いできるサービスです。決済時に支払方法として選択するだけで利用できます。

20.3万店舗以上に導入されているため、幅広いジャンルの買い物に適用可能です。

ただし、注文ごとに審査が行われるため、返済に滞りがあると決済できません。また、支払期日が請求書発行から14日間と短いため、返済の目処を立ててから利用しましょう。

なお、後払いアプリで借入できる金額の上限は5万円です。どうしても10万円が必要な人は、消費者金融カードローンの利用を検討してみましょう。

審査なしで10万円を借りる際に避けるべき6つの方法

審査なしで10万円を借りる際に避けるべき方法は、以下の6つです。

• 闇金でお金を借りる
• SNSで個人間融資を受ける
• 一発逆転を狙ってギャンブルに賭ける
• SNSで闇バイトに応募する
• クレジットカードを現金化する
• 違法な給与のファクタリングを利用する
• 多重債務は避ける

闇金でお金を借りる

いますぐお金が必要というあせりから闇雲に借入してしまうと、犯罪に巻き込まれる可能性があります。闇金から借入することは絶対に避けましょう。

闇金から借入すると、法定金利の何倍にも及ぶ高額な利息を請求される可能性があります。また、闇金は容赦ない取り立てを行うため、家族や勤務先にまで被害が及ぶ恐れがあるでしょう。

申し込みを検討している業者が闇金かどうか判断できないときは、登録貸金業者情報検索入力ページから貸金業者への登録を確認できます。

SNSで個人間融資を受ける

不特定多数が閲覧可能なSNSで融資契約の締結を進めることは、貸金業法で禁止されています。そのため、知らずに借入してしまうと罰則の対象になりかねません。

また、個人であっても反復して金銭の貸付を行う場合には、国または都道府県で貸金業への登録が必要です。貸金業者であるか確認が取れない場合には、個人を装った闇金である可能性があるため注意しましょう。

闇金による個人間融資に関わってしまうと、個人情報が悪用されてさらなるトラブルに巻き込まれる恐れがあります。個人間融資について不安がある人は「金融サービス利用者相談室」への相談を検討してみてください。

一発逆転を狙ってギャンブルに賭ける

いますぐお金が必要であっても、ギャンブルで一攫千金を狙うことは危険です。

パチンコやスロット、競馬などのギャンブルは、胴元が利益の大半を占めています。そのため、利用者は大きな利益を得るよりも、損をする確率の方が大きくなる仕組みです。

しかし、一度勝って大きな利益を得ると、その感覚が忘れられずにギャンブル依存症になる恐れがあります。現状を正確に認知できないまま、ギャンブルにのめり込んで借金を膨らませてしまうことにもなりかねません。

お金の問題を改善するために、堅実にお金を得る方法を検討しましょう。

SNSで闇バイトに応募する

SNSで具体的な仕事内容を明かさずに、バイトを高額な報酬で募集している場合は、闇バイトの可能性を疑ってください。

闇バイトは、応募者に強盗や詐欺といった犯罪を実行させるバイトであるため、絶対に手を出してはいけません。

また、一度関わってしてしまうと、応募したときに登録した個人情報をもとに脅され、逮捕されるまで利用されてしまいます。

闇バイトに関わらないために、適正な報酬金額かつ仕事の詳細が明確に記載されているバイトを探しましょう。

クレジットカードを現金化する

クレジットカードの現金化はクレジットカード会社の規約に違反するため、場合によっては強制解約になる可能性があります。

クレジットカードの現金化とは、ショッピング枠を現金化する行為です。具体的には、以下の方法があります。

ほとんどの場合、クレジットカードの現金化で得られる金額は、クレジットカードで支払う金額を下回ります。一時的に得られた金額よりも返済が高額になるため、損をする可能性が高い取引です。

違法な給与のファクタリングを利用する

給与のファクタリングとは、自身の給料を給料日前に買い取ってもらい現金化することを指します。貸金業に該当するため、運営する業者は貸金業への登録が必要です。

しかし、貸金業に登録していない闇金が多数存在しているため、以下のような被害事例があとを絶ちません。

• 年利換算すると数百％に及ぶ利息の支払い
• 家族や勤務先へのしつこい電話や恫喝
• 高額な遅延損害金の請求

闇金に高額な手数料を支払ってしまうと、本来受け取る給料よりも少ない金額しか受け取れなくなるため、経済状況がかえって悪化する危険性があります。

多重債務は避ける

多重債務とは、複数の金融機関からの借金を抱えた状態のことです。多重債務はリスクが大きいため、極力避けましょう。多重債務のリスクは、以下の3つです。

1つ目は、返済の負担が大きくなるリスクです。借金を返済期日までに返せないと、遅延損害金が発生しますが、遅延損害金は通常の利率よりも高く設定されているため、負担が大きくなります。多重債務を抱えることで、借金を返済期日までに返せなくなり、遅延損害金を負担する可能性が高まるため要注意です。

2つ目は、借金を一括請求されてしまうリスクです。 一度でも借金の返済が滞った場合、貸主が借主に対して残債を一括請求できます。多重債務を抱えると、借金の返済が滞る可能性が上がるため、一括請求のリスクも高まります。

3つ目は、財産を差し押さえられるリスクです。借金の返済が滞り、電話や郵送による請求を無視し続けると、貸主は裁判所で差し押さえの手続きを執ることができます。 差し押さえ請求が認められると、収入の一部を没収されます。

審査なしで10万円を借りる際の4つの注意点

審査なしで10万円を借りる際の注意点は、以下の4つです。

• 返済計画を立ててから借りる
• 利息が高くなる可能性がある
• 借入までに時間がかかる場合がある
• 返済の延滞や滞納を避ける

返済計画を立ててから借りる

無理のない返済計画をもとに借入しなければ、借金を借金で返済することになりかねません。

返済計画を立てる手順は、以下の通りです。

早く返済したいからといって、生活がぎりぎりになるような返済計画を立ててしまうと、資金が足りなくなる恐れがあります。

経済状況を悪化させないために、余裕を持った返済計画を立てて借入を行いましょう。

利息が高くなる可能性がある

審査なしで10万円を借りる方法によっては、一般的なカードローンよりも利息が高くなる可能性があります。特に質屋の金利は、質屋営業法により年利109.5％まで設定できるため利息が高くなる傾向です。

カードローンの金利は10万円の借入に対して、利息制限法により金利の上限を年利18.0％に定められています。そのため、質屋とカードローンの金利には、最大約6倍の差が生まれる可能性があります。

借入までに時間がかかる場合がある

審査なしで10万円を借りる方法によっては、借入までに時間がかかるケースを考慮しなくてはいけません。

特に生命保険の契約者貸付制度や勤務先の従業員貸付制度は、手続きに時間がかかる特徴があります。最短即日で借入できる消費者金融カードローンと融資までの時間を比較すると、以下の通りです。

返済の延滞や滞納を避ける

審査なしの借入方法においても、カードローンと同様に返済の延滞や滞納にペナルティがあるため、返済は滞りなく行いましょう。

それぞれの借入方法において、返済の延滞や滞納によるペナルティは、以下の通りです。

審査なしで10万円を借りる際によくある質問

まとめ

審査なしで10万円を借りる方法は、以下の通りです。

• クレジットカードのキャッシング枠
• 質屋の質入れ
• 生命保険の契約者貸付制度
• 勤務先の従業員貸付制度
• ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付け
• 信頼できる家族・友人からの借入

無職やブラックリストの人でも借入できる一方で、それぞれの方法を利用できる人は限られています。

そのため、安定した収入を得ている人はカードローンを利用した借入も検討してみましょう。

MoneyFixのカードローン比較なら、比較から申し込みまで完結できます。自分に合ったカードローンを探したい人は、ぜひ活用してください。