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大学4年間の平均学費はいくら?私立大学の平均や生活費についても解説

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

大学生活にかかる費用は金額が大きいため、事前に何にいくらかかるのか把握し、資金を用意する必要があります。「大学の学費はいくらかかる?」「学費以外に考慮すべき費用には何がある?」という疑問を持つ人もいるでしょう。

国公立か私立かや、学部によっても必要な学費は異なります。

この記事では、4年間の大学生活にかかる費用について詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 大学4年間でかかる費用
  • 大学生活で必要な生活費
  • 学費と生活費の捻出方法

大学の平均学費を知るための基礎知識

まずは大学の学費を知るために必要な基礎知識について解説します。

  • 大学4年間でかかる学費総額
  • 大学の学費に含まれる費用
  • 初年度納付金

大学4年間でかかる学費総額

文部科学省の調査によると、令和5年度における大学4年間の平均学費総額は、以下の通りです。

  • 国立:約243万円
  • 公立:約255万円
  • 私立文系:約443万円
  • 私立理系:約572万円
  • 私立薬学系:約1140万円
  • 私立医歯系:約3232万円
(※)私立薬学系、私立医歯系は6年間
出典:文部科学省「令和5年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金等平均額」「国公私立大学の授業料等の推移」を加工(以下同)

これらの金額は、入学金、授業料、施設設備費などを含んだ総額です。また、国公立、私立文理系は4年間の計算、医歯薬学部は6年間の計算をしています。

大学の学費に含まれる費用

大学の学費に含まれる主な費用は、以下の3つです。

費用 内容 目安金額
(年額)
入学金 入学時に一度だけ支払う費用 ・国公立:約54万円
・私立文系:約80万円
・私立理系:約110万円
施設設備費 学習環境維持
(改善するための費用で私立大学を中心に徴収される)
20万~40万円程度
学生会費
同窓会費
実験実習費
学校運営の維持 5万~10万円程度

初年度納付金

大学に入学する際、最初の年に支払う費用の総額を「初年度納付金」と呼びます。初年度納付金は、2年目以降の年間学費よりも高額になります。

初年度納付金の主な内訳は、以下の通りです。

  • 入学金
  • 1年目の授業料
  • 施設設備費
  • その他の諸経費(学生会費、同窓会費など)

例えば、私立文系の場合、初年度納付金の平均は約130万円です。一方で、国公立の場合は約82万円です。

大学の種類別平均学費

大学の学費は進学する学校・学部の種類によって異なります。ここでは、大学の種類別平均学費について解説します。

  • 国立大学で4年間にかかる平均学費
  • 公立大学で4年間にかかる平均学費
  • 私立大学で4年間にかかる平均学費

国立大学で4年間にかかる平均学費

国立大学の平均学費は、文部科学省によって標準額が定められており、ほとんどの国立大学で同じ金額です。

国立大学で4年間学ぶ場合、平均的な学費総額は約243万円です。この金額は、入学金と4年分の授業料です。

国立大学の4年間の学費内訳
年度 入学金 授業料 年間合計
初年度 28万2000円 53万5800円 81万7800円
2年目~4年目 53万5800円 53万5800円
4年間総額 28万2000円 214万3200円 242万5200円
出典:文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」をもとに作成(以下同)

公立大学で4年間にかかる平均学費

公立大学で4年間学ぶ場合、平均的な学費総額は約255万円です。公立大学の学費は、国立大学とほぼ同じ水準に設定されていますが、大学によって多少の違いがあります。

公立大学の4年間の学費内訳(平均)
年度 入学金 授業料 年間合計
初年度 39万4200円 53万8400円 93万2600円
2年目~4年目 53万8400円 53万8400円
4年間総額 39万4200円 215万3600円 254万7800円

例えば、東京都立大学(旧首都大学)の2023年度の入学金は28万2000円、年間授業料は52万800円となっており、上記の平均値とは若干異なります。

私立大学で4年間にかかる平均学費

私立大学の学費は、国公立大学と比べて高額になる傾向があり、また学部や大学によって大きく異なります。

私立大学の4年間の平均学費総額(学部別)
学部系統 4年間の平均学費総額
文系 約443万
理系 約572万円
医歯系(6年制) 約3232万円
薬学系(6年制) 約1140万円
出典:文部科学省「令和5年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金等平均額」(以下同)

文系学部でかかる平均学費

私立大学の文系学部における4年間の平均学費総額は約443万円です。この金額は、入学金や授業料、施設設備費などを含んだ総額ですが、大学によって差があります。

項目 初年度 2年目~4年目 4年間合計
授業料 82万7135円 82万7135円 331万540円
入学料 22万3867円 23万4756円
施設設備費 14万3838円 14万3838円 53万1824円
実験実習料 6953円 6953円 14万7340円
その他 7万3955円 7万3955円 16万5160円
年間合計 127万5748円 105万1881円 443万1391円

主な文系学部の4年間の学費総額は、以下の通りです。

  • 文学部・教育学部:371万7782円
  • 神学部・仏教学部:345万591円
  • 社会福祉学部:356万429円
  • 法学部・商学部・経済学部:365万5521円

理系学部でかかる平均学費

私立大学の理系学部における4年間の平均学費総額は、約572万9032円です。

項目 初年度 2年目~4年目 4年間合計
授業料 116万2738円 116万2738円 465万952円
入学料 23万4756円 23万4756円
施設設備費 13万2956円 13万2956円 53万1824円
実験実習料 3万6835円 3万6835円 14万7340円
その他 4万1290円 4万1290円 16万5160円
年間合計 160万8576円 137万3819円 572万9032円

主な理系学部の4年間の学費総額は、以下の通りです。

  • 理学部・工学部:492万6743円
  • 農学部・獣医学部:458万4179円

薬学部でかかる平均学費

私立大学の薬学部における6年間の学費総額は、平均1140万2135円です。

項目 初年度 2年目~6年目 6年間合計
授業料 143万3292円 143万3292円 859万9752円
入学料 33万2681円 33万2681円
施設設備費 31万97円 31万97円 186万582円
実験実習料 2万8254円 2万8254円 16万9524円
その他 7万3266円 7万3266円 43万9596円
年間合計 217万7590円 184万4909円 1140万2135円

薬学部は6年制なので、他学部と比べて学費が高額になる傾向があります。

医歯系学部でかかる平均学費

医歯系学部も薬学部と同様に6年制で、6年間の平均学費は3232万3541円と高額です。

項目 初年度 2年目~6年目 6年間合計
授業料 286万3713円 286万3713円 1718万2278円
入学料 107万7425円 107万7425円
施設設備費 88万566円 88万566円 528万3396円
実験実習料 18万3496円 18万3496円 110万976円
その他 127万9911円 127万9911円 767万9466円
年間合計 628万5111円 520万7686円 3232万3541円

医学部の費用については、医学部の学費は教育ローンで借りられる?利用するときの注意点を解説も参考にしてください。

その他の学部でかかる平均学費

私立大学のその他の学部(家政、芸術、体育、保健など)で4年間にかかる平均学費は、577万9672円です。

項目 初年度 2年目~4年目 4年間合計
授業料 97万7635円 97万7635円 391万540円
入学料 25万1164円 25万1164円
施設設備費 23万1743円 23万1743円 92万6972円
実験実習料 7万6033円 7万6033円 30万4132円
その他 9万6716円 9万6716円 38万6864円
年間合計 163万3291円 138万2127円 577万9672円

主なその他の学部の4年間の学費総額は、以下の通りです。

  • 家政学部:約564万円
  • 芸術学部:約714万円
  • 体育学部:約578万円
  • 保健学部:約680万円

大学生が4年間一人暮らしの場合にかかる費用

大学に進学する際は、学費だけでなく生活費も考える必要があります。特に一人暮らしを行う場合は、自宅から通うよりも費用がかかるので要注意です。

居住形態別の学生生活費(年間)
校種 自宅 賃貸
国立 108万2600円 168万1800円
公立 99万8900円 158万3400円
私立 173万1800円 240万3800円
平均 164万2700円 212万4000円
出典:独立行政法人日本学生支援機構「令和4年度 学生生活調査結果

賃貸で一人暮らしを行う場合は、平均で年間約212万円の生活費がかかります。自宅から通う場合の平均と比較すると50万円以上の差があり、4年間だと生活費だけで約200万円の差になります。

大学生への仕送りについては、大学生への仕送りの平均額は?仕送りできない場合の対策で詳しく解説しているので参考にしてください。

大学の学費はどうやって払っているか内訳を解説

大学の学費は、親の収入だけでなく、奨学金や学生のアルバイトなどさまざまな方法で捻出することができます。

ここでは、大学の学費をどうやって払っているのかについて解説します。

  • 学費資金源の内訳
  • 親(家庭)が出す割合

学費資金源の内訳

大学生(昼間部)の学費資金源は、主に家庭からの給付、アルバイト収入、奨学金でまかなわれています。学生生活調査の結果によると、内訳は以下の通りです。

資金源 割合 平均金額(年間)
家庭からの給付 55.8% 109万6900円
奨学金 20.7% 40万7600円
アルバイト収入 19.1% 37万5900円
定職収入・その他 4.4% 8万7000円
出典:独立行政法人日本学生支援機構「令和4年度 学生生活調査結果」(以下同)

学費の50%以上は家庭から支払われており、補完しきれない部分は学生のアルバイト収入や奨学金を活用しているのがわかります。

親(家庭)が出す割合

学費資金源の内訳を見ると、親(家庭)が出している割合は学費全体の約56%です。

また、アルバイトをしている大学生(昼間部)の31.5%は、「家庭から学費の給付を受けていない」もしくは「家庭からの給付では修学が不自由・困難」な状態のようです。

大学の学費は高額なので、親(家庭)の収入だけで賄えない場合、奨学金や学生のアルバイト収入も計画に入れるとよいでしょう。

なお、学費の捻出方法については、大学の学費が払えない、お金がなくても進学を諦めない!でも解説しているので参考にしてください。

大学の学費を準備する方法

大学の学費は、学校や学部に関係なく高額なので、計画的に準備する必要があります。

ここでは、大学の学費を準備する方法について以下の2つを解説します。

  • 貯金する
  • 教育資金の一括贈与の特例を利用する

貯金する

学費を準備する方法として定番なのが貯金です。貯金は早めに始めるほど目標額に達しやすくなるので、進路の決定を大まかにでも決めて、計画的に進めましょう。

大学資金の貯金は、家族で協力する意識を持つことが大切です。

例えば、親だけで学費を捻出するのではなく、子どもにもアルバイト収入の一部を貯金に回してもらうようにして、自助努力の意識を育てるのもよいでしょう。

また、大学資金を貯める際は以下の方法も効果的です。

  • 児童手当を貯める
  • 資産運用を行う

児童手当を貯める

児童手当は、子どもが生まれてから高校卒業までの間に受け取れる手当です。

児童手当の支給額(月額)は以下の通りです。

  • 3歳未満:1万5000円(第3子以降は3万円)
  • 3歳以上高校生年代まで:1万円(第3子以降は3万円)

例えば、子どもが生まれてから高校卒業までの18年間、毎月の児童手当を全額貯蓄した場合、約230万円の貯蓄が可能です。

国公立大学の4年間の学費相当になるので、計画的に貯蓄に回すとよいでしょう。

資産運用を行う

大学進学が数年先の場合、資産運用を行うことで、効率よく学費を準備することができます。

例えば、毎月3万円を5年間積み立てした場合、元本は180万円です。仮に年率3%の運用益が得られたと仮定すると、5年後の資産は約195万円まで増加します。

特にNISA(少額投資非課税制度)を利用した積立投資は、長期的な資産形成に適した方法として注目されています。

投資で得た利益には、通常約20%の税金がかかります。NISAを利用すると、非課税になるので、お得に運用することができます。

ただし、資産運用は元本割れのリスクもあるので注意が必要です。

教育資金の一括贈与の特例を利用する

教育資金の一括贈与の特例は、祖父母などの直系尊属から子や孫への教育資金の贈与を支援する制度です。30歳未満の子や孫に対して、教育資金を一括で贈与が可能で、1500万円まで贈与税が非課税となります。

通常の贈与では年間110万円までしか非課税にならないのに対し、教育目的であれば1500万円まで非課税となるので、大学の学費を準備するのに適している制度といえるでしょう。

この制度の対象となる教育資金の範囲は広く、学校等の授業料や入学金だけでなく、塾や習い事の費用、留学費用なども含まれます。

ただし、学校等以外に支払われる費用については、500万円までという上限があります。

貯金だけで学費を払えないときの対処法

貯金や資産運用だけでは、学費を用意できない場合もあります。その場合は、以下の対処法を検討してみてください。

  • 教育ローンを利用する
  • 奨学金を利用する

教育ローンを利用する

教育ローンは、子どもの大学進学にかかる費用を賄うための金融商品です。民間金融機関の教育ローンと国の教育ローンの2種類があり、それぞれ特徴が異なります。

種類 提供元 特徴 借入上限額
民間の教育ローン 銀行
クレジットカード会社
柔軟な条件設定が可能 約500万~1000万円
国の教育ローン 日本政策金融公庫 固定金利
長期返済可能
原則として学生1人につき350万円まで
出典:日本政策金融公庫「教育一般貸付(国の教育ローン)」、愛知銀行「教育ローン」をもとに作成

教育ローンの利点は、まとまった教育資金を調達でき、学費の支払いに関する当面の不安を解消できることです。一方で、審査があることや利息がかかることなどが注意点です。

教育ローンは有効な選択肢の1つですが、あくまでも借入なので、将来の返済負担を考慮し慎重に検討しましょう。

教育ローンについては、おすすめの教育ローン!借りるならどこがいい?金利や借入可能額を比較で詳しく解説しているので参考にしてください。

奨学金を利用する

奨学金は大学生活を経済的に支援する制度で、日本学生支援機構(JASSO)の提供する奨学金が広く利用されています。

JASSOの奨学金には返済が必要な貸与型と、返済不要の給付型があります。また、貸与型は無利子の第一種奨学金と、有利子の第二種奨学金に分けられます。

種類 特徴 月額
第一種奨学金
(貸与型)
無利子 月額2万~6万4000円
(学校種別や通学形態により異なる)
第二種奨学金
(貸与型)
有利子 月額2万~12万円から選択可能
給付型奨学金 返済不要 世帯の所得に応じて3段階
・第Ⅰ区分(非課税世帯): 最大年額91万円
・第Ⅱ区分: 最大年額60万7000円
・第Ⅲ区分: 最大年額30万3500円
(自宅通学か自宅外通学か、国公立か私立かによっても異なる)
出典:独立行政法人日本学生支援機構「奨学金制度の種類と概要

奨学金を利用する際の注意点は、以下の通りです。

  • 入学後に振り込まれるため、入学金には利用できない
  • 申請には成績基準や家計基準がある
  • 貸与型の場合、卒業後に返済する必要がある

また、JASSO以外にも、地方自治体や民間団体が提供する奨学金制度もあり、JASSOの奨学金と併用できる場合もあります。奨学金は、教育ローンと違い、学生本人が卒業後に返済します。

奨学金については、JASSO(日本学生支援機構)の奨学金とは?成績の基準や打ち切りの条件を解説で詳しく解説しているので参考にしてください。

条件が合えば大学無償化制度を利用できる

大学の無償化制度とは、2020年4月から始まった「高等教育の修学支援新制度」のことです。

この制度は、意欲と能力のある若者が経済的理由で進学を諦めることがないよう、低所得家庭を支援するための制度です。対象の家庭に対して、授業料等の減免と給付型奨学金の支給を行います。

大学の無償化制度の条件は、以下の通りです。

世帯収入条件
  • 第Ⅰ区分:住民税非課税世帯(年収目安:4人世帯で380万円未満)
  • 第Ⅱ区分:年収目安380万~約580万円未満(4人世帯)
  • 第Ⅲ区分:年収目安約580万~約780万円未満(4人世帯)
資産条件
  • 生計維持者(両親等)の資産合計が2000万円未満
  • 生計維持者が一人の場合は1250万円未満
  • 学生本人の資産が2000万円未満
学業条件
  • 高校での評定平均値が3.5以上
  • 大学入学共通テストの成績が平均点以上
  • 大学在学中はGPAが上位2分の1以上
  • 大学等が適切な修学努力をしていると認めた場合

支援内容は、以下の通りです。

支援内容 国公立大学 私立大学
授業料減免
(年額上限)
最大約54万円 最大約70万円
入学金減免 最大約28万円 最大約26万円
給付型奨学金
(年額)
最大約91万円 最大約91万円
出典:文部科学省「高等教育の修学支援新制度」をもとに作成

2025年度からは、扶養する子どもが3人以上いる世帯なら、所得制限なく無償化の対象となります。

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大学の学費でよくある質問

  • 日本一学費の安い大学はどこですか?

    国公立大学の学費はどの大学でも大きな差はありません。

    私立大学で最も学費が安いのは、東京神学大学の神学部 神学科で、4年間の総額が約270万円です。

    大学の学費ランキングについては、学費が安い私立大学ランキング!進学にかかる費用を軽減する方法も参考にしてください。

  • 大学入学までにいくら貯蓄しておくべきですか?

    進学する大学の種類や生活形態によって差はありますが、一般的な目安として、子ども1人あたり400万円程度を貯蓄しておくとよいでしょう。この金額は、国公立大学の4年間の在学費用に近い金額です。

  • 留年した場合に必要な学費はどれぐらい増えますか?

    留年した場合は、単純に1年分の学費が増えると考えてよいでしょう。

    以下は1年あたりの授業料や施設設備費、実験実習料をまとめたものです。

    ・国公立:約50万円
    ・私立文系:約100万円
    ・私立理系:約130万円
    ・私立薬学系:約180万円
    ・私立医歯系:約500万円

    大学の種類や学部によっても、留年した際の学費は異なります。

まとめ

文部科学省の調査によると、大学4年間の平均学費総額は、以下の通りです。

  • 国立:約243万円
  • 公立:約255万円
  • 私立文系:約443万円
  • 私立理系:約572万円
  • 私立薬学系:約1140万円
  • 私立医歯系:約3232万円

大学の種類や学部によって、学費は大きく異なりますが、最低でも200万円以上かかります。そのため、大学に進学する場合は、計画的に資金を準備する必要があるでしょう。

大学の学費を用意する方法としては、貯金のほか、資産運用や教育資金の一括贈与の特例などの制度を利用し、それでも足りない場合は奨学金や教育ローンも検討しましょう。

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