※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

カードローンの利用目的1位は「生活費」NGな使い道はある?【独自調査】

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。

カードローンを利用すれば、手軽にお金を借りることができます。

クレジットカードでのキャッシングと比べて金利が低く、借入限度額が高く設定されているため、なるべく金利を抑えて希望金額を借りたい人にとって便利なサービスです。

MoneyFixでは、「MoneyFixのLINE公式アカウントの友だち」を対象に、「カードローンに関するアンケート」を実施しました。その調査結果をもとに、借入の目的やカードローンを選ぶポイントを見ていきます。

この記事でわかること
  • カードローンの利用実態
  • カードローンのNGな使い道
  • カードローン以外でお金を借りる方法

カードローンの利用目的1位は「生活費」

初めてカードローンを利用した理由について、最も多かった回答は「生活費」(34.3%)でした。次いで、「趣味・娯楽・レジャー・旅費」(24.1%)、「商品・サービスの購入費用」(16.1%)となっています。

また、「冠婚葬祭」(5.0%)や「医療費」(1.1%)など、急な出費にカードローンを活用する人も一定数いることがわかりました。

カードローン選びで重視するポイント


初めて利用したカードローンは、「アコム」(20.3%)が最も多く、「プロミス」(12.7%)、「楽天銀行スーパーローン」(7.5%)と続きました。

上記のカードローンを選んだ理由について、最も多かったのは「名前を知っていたから」(35.2%)でした。「安心できる会社だから」(10.0%)も含めると全体の5割近くが、借入条件よりも会社そのものに対する信頼度を重視していることがわかります。

借入の条件面では、「金利が低いから」(17.6%)が最も多い結果となりました。

また、「手続きが手軽だから」(9.1%)、「融資まで速いから」(5.7%)と、利便性やスピードを重視する割合も一定数おり、急な出費に対応するため、短期的に利用している人がいることが伺えます。

借入金は10万円未満が7割近くを占める

カードローンで初めて借入をした金額については、「1万~5万円未満」(27.1%)が最も多く、「5万~10万円未満」(21.2%)、「1万円未満」(17.8%)と続きました。全体の7割近くの人が、初めてカードローンで借りた金額は10万円未満でした。

一方で、50万円以上と答えた人も約5%おり、高額の借入にも一定の需要があることがわかります。

カードローンの利用目的でNGな使い道!審査に悪影響を与えるので注意

カードローンの申込時には、利用目的を確認されることがあります。

利用目的は正直に伝えなければいけませんが、中には審査に悪影響を与える使い道もあるので、注意が必要です。

株やFXなど投資

投資を目的としたカードローンの利用は避けましょう。

株式投資やFXには、元本割れのリスクが伴います。

カードローンの審査は安定した返済を重視するため、投資目的での借入は審査に通りにくくなります。

ギャンブル

パチンコや競馬などのギャンブルにカードローンを使うのは厳禁です。

ギャンブルの結果は予測不可能であり、返済できる保証がありません。

また、カードローンでお金を借りてまでギャンブルをすると、ギャンブル依存症だと思われる可能性もあります。

ギャンブル目的であることが判明すれば、確実に審査で落とされるでしょう。

事業性資金

事業資金の調達にカードローンを利用するのは適切ではありません。

カードローンは個人向けのため、事業資金はビジネスローンを活用するのが一般的です。

カードローンで事業資金を調達しようとすると、返済能力が疑われ、審査で不利になる可能性があります。

事業資金が必要な場合は、事業者向けの融資制度を利用しましょう。

他社への返済資金(借り換え)

カードローンを他社ローンの返済のために借りるのはやめましょう。

多重債務者と判断されて信用情報に傷がつき、今後の借入が難しくなる可能性があります。

借り換えを検討している場合は、おまとめローンの利用が賢明です。

新たな借入が返済を圧迫しないよう、慎重に検討する必要があります。

初めてカードローン使うならどこがいい?

カードローンの使い道で嘘をつくとバレる?

カードローンの審査では、利用目的を正直に伝えることが重要です。

金融機関は申込者の信用情報を詳細に確認するため、嘘をついても高確率で発覚します。

申告内容に矛盾があれば、審査結果に影響を与えかねません。

仮に嘘をついてローンの審査を通過したとしても、嘘がバレた際に虚偽の申告をしたことが信用情報機関に登録されます。

そうなると、将来的な借入が難しくなるリスクがあります。

嘘をついて借入すると、将来的な信用情報に悪影響を及ぼすだけでなく、法的な問題を引き起こす可能性もあるため、使い道は正直に申告しましょう。

安全にお金を借りる方法

生活費のためにカードローンを利用する人は少なくありません。

しかし、お金を借りる方法には、カードローンのほかにもいくつか選択肢があります。

  • クレジットカードのキャッシング
  • 国や自治体の支援制度の利用

これらはいずれも安全にお金を借りられる方法ですが、目的や状況によって使い分けが必要です。

最短即日中にお金を借りられる方法

急な出費ですぐにお金が必要になったときは、即日融資に対応しているカードローンや、手持ちのクレジットカードでキャッシングする方法があります。

Web申し込みに対応しているカードローンなら、24時間365日いつでも申し込みができ、審査に通れば最短で即日中に資金を受け取ることが可能です。

また、初めての契約者には無利息期間を設けているところもあります。

クレジットカードのキャッシングも、すでに持っているクレジットカードを使えば、すぐにATMから現金を引き出せます。

ただし、借りられる金額は限度額の範囲内に限られる点に注意が必要です。

即日融資が可能なカードローンについてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。

低金利でお金を借りられる方法

少しでも低い金利でお金を借りたいなら、銀行のカードローンを検討してみましょう。

銀行のカードローンは、消費者金融と比べて金利が低めに設定されています。

また、銀行のローンということで安心感もあるでしょう。

ただし、銀行のカードローンは審査が厳しい傾向にあります。

また、即日融資に対応していないケースが多いので、計画的な申し込みが必要です。

低金利でお金を借りる方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。

国や自治体からお金を借りる方法

生活費に困窮しているときは、国や自治体の支援制度を利用するのも選択肢の1つです。

特定の条件を満たせば、無利子または非常に低い金利で資金を借りられる場合があります。

返済期間も民間の融資より長めに設定されているのが特徴です。

例えば、社会福祉協議会が実施している「生活福祉資金貸付制度」では、低所得者世帯などを対象に、生活費や教育費などの資金を貸し付けています。

国や自治体からお金を借りる方法については、こちらでさまざまな方法を紹介しています。

まとめ

調査の結果、生活費の補てんのためにカードローンを利用したことがある人が多いことがわかりました。

投資やギャンブルのために、カードローンを利用したことがある人も一定数いましたが、こうした目的でカードローンを利用するのはNGです。

カードローンを利用する際は、返済計画を立てたうえで、適切な利用目的で利用するようにしましょう。

キーワードで記事を検索