【誰でもわかるNISA解説】第9回:分散投資って何?―――複数の商品に投資すること

執筆者:マネーFix 編集部

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2024年1月から新NISAが始まります。

新NISAに関するニュースや記事を目にする機会が増え、NISAについて気になっている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「NISAという言葉を初めて聞いた」「難しくてまったくわからない」という初心者に向けて、制度の概要をわかりやすく解説します。

第8回目の「積立投資」では、積立投資の概要やメリットについて説明しました。

第9回目は「分散投資」ついて説明します。

分散投資って何?


分散投資とは、1つの商品だけでなく、複数の商品を購入して運用する投資方法です。

株価は毎日変動しています。

もし1つの商品だけ購入して運用していた場合、その商品の株価が下がると損をしてしまいます。

一方、3つの商品を購入していた場合、1つの株価が下がっても、ほか2つの株価が上がっているのであれば利益が出る可能性があります。

分散投資をすると、価格の変動をある程度抑えることができるため、1つの商品のみに投資するよりリスクが軽減できます。

次のグラフを見てみましょう。

商品Aと商品B、それぞれを見ると、株価の変動が大きいことがわかります。

しかし、AとB両方の商品を合わせると、株価の変動が小さくなります。

単体で投資をするより、利益は少なくなりますが、リスクも低くなることがわかります。

例えば、月3万円を積立投資する場合、1つの商品に投資するのではなく、1万円ずつ3つの商品、1万5000円ずつ2つの商品に投資する方が、リスクが低くなります。

投資の3大原則は「長期」「積立」「分散」


ここまで、3回に分けて「長期投資」「積立投資」「分散投資」について解説しました。

投資には、元本割れのリスクが伴いますが、長期投資・積立投資・分散投資を組み合わせることによって、リスクを低くすることができます。

次の図は、月1万円ずつ20年間投資をした結果のグラフです。

出典:金融庁「はじめてみよう!NISA早わかりガイドブック」

2009~2013年の間、一時的に元本割れをしていますが、それ以降は順調に資産を増やしていることがわかります。

あらためて新NISAの「つみたて投資枠」の対象商品を確認してみましょう。

「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」

投資である以上、リスクがゼロとはいえません。

しかし、しっかりと対策をして投資を行えば、比較的安定的な資産形成ができるといえるのではないでしょうか。

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初心者がNISA口座を作るのにおすすめの証券会社については、「投資初心者におすすめの証券会社をランキング形式で紹介!ネット証券を利用するメリットも解説」で詳しく解説しています。

出典
  • 金融庁「はじめてみよう!NISA早わかりガイドブック」

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