子どもの教育に関わるお金について考え方はさまざまです。「なるべくいい学校に行かせてあげたい」「教育にお金をかけたいが家計が厳しい」という人もいるでしょう。
MoneyFixが実施した教育費に関するアンケート調査によると、「家計が厳しくても教育に関する費用にお金をかけたい」と考える人が約6割という結果でした。
この記事では、子どもの教育にお金をかけるべきかや、学歴が収入に関係あるかについての調査結果を紹介します。
- 子どもの教育にお金をかけるべきか
- 学歴は収入に関係があるか
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マネーFix 編集部
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子どもの教育に関わるお金について考え方はさまざまです。「なるべくいい学校に行かせてあげたい」「教育にお金をかけたいが家計が厳しい」という人もいるでしょう。
MoneyFixが実施した教育費に関するアンケート調査によると、「家計が厳しくても教育に関する費用にお金をかけたい」と考える人が約6割という結果でした。
この記事では、子どもの教育にお金をかけるべきかや、学歴が収入に関係あるかについての調査結果を紹介します。
子どもの教育費に関して、子どものときにどうだったか、自分の子どもにお金をかけるかなどを質問しました。教育に関する費用について自由回答形式で答えてもらった内容も紹介します。
自分の親が教育に関する費用についてお金をかけてくれたかに関しては、「そう思う」(49.7%)が約半数という結果になりました。「少し思う」(27.1%)もあわせると、約8割の人が学業に関する教育費にお金をかけてもらったと考えています。
自分の子どもに、学業に関する教育費にお金をかけたいか関しては、「家計的に厳しいが、かけたい」(31.5%)、「家計的に厳しいが、どちらかといえばかけたい」(30.4%)という結果でした。家計が厳しくても教育費にお金をかけたい人が約6割いることがわかります。
「家計的に問題ないが、どちらかといえばかけたくない」(1.3%)、「家計的に問題ないが、かけたくない」(1.1%)となっており、学業に関する教育費に否定的な考えの人は少数派です。
なお、「あなたは、学業に関する教育費(進学費用、予備校代、私立への入学など)にお金をかけてもらったことにプレッシャーを感じていましたか?」という質問に対しては、プレッシャーを感じていた人が34.9%、感じたことはない人が43.5%でした(覚えていない・わからない・お金はかけられていない人が21.7%)。教育に関する費用にお金をかけたい人が多数派である一方で、そのことをプレッシャーに感じる人も一定数いるようです。
学業に関する教育費で、お金をかけてもらって良かったものについては、「受験のための勉強(学習塾・通信教育など)」(39.9%)が最も多く、「大学・専門学校の授業料」(30.9%)、「小学校から高校までの授業料(私立の授業料など)」(27.8%)と続きました。
教育に関するお金の考え方について自由回答形式で答えてもらいました。自分が子どもの頃に教育にお金をかけてもらった人と、かけてもらっていない人に分けて紹介します。
一般的に、学歴によって収入が変わるといわれています。厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、学歴別の平均月収(男女計)は以下の通りです。
実際のところ、学歴によって収入に差が生じていることがわかります。
最終学歴が収入に影響しているかについては、「そう思う」(34.9%)が最も多い結果となりました。「少し思う」(28.5%)もあわせると、約6割の人が最終学歴が収入に影響していると考えています。
なお、回答者は最終学歴が「大学卒」(44.9%)が最も多く、教育にお金をかけてもらったことが、いまの生活につながっている傾向にあることが伺えます。
学業に関する教育費(進学費用、予備校代、私立への入学など)についての意識調査の結果を紹介しました。
約8割の人が、子どもの頃に教育費にお金をかけてもらったと実感しています。家計が厳しくても自分の子どもに教育に関するお金をかけてあげたい人は約6割でした。教育にお金をかけてもらったことに感謝する声が多い一方で、プレッシャーに感じていたという人も一定数います。
最終学歴が収入に影響していると感じている人は約6割でした。子どもの将来に影響があるという理由で、教育に関するお金をかけてあげたいと考えている人が多いことが伺えます。
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