自動車保険を安くする方法！すぐにできる10の節約術

1.ダイレクト型（通販型）の自動車保険に乗り換える

自動車保険の保険料を節約するには、ダイレクト型（通販型）の自動車保険への乗り換えが効果的です。

ダイレクト型自動車保険は、代理店を介さずにインターネットから直接申し込むため、代理店手数料や店舗経費などのコストが抑えられ、保険料が安くなります。

年間で数万円も節約できるケースもあるので、現在の保険料に不満を感じている人は、検討してみましょう。

2.複数社の見積もりを比較する

自動車保険の節約方法としてぜひ実践したいのは、複数の保険会社の見積もりを比較し、安い保険を選ぶことです。

ダイレクト型自動車保険の中でも、保険会社によって保険料は異なります。

そのため、更新時に他社の見積もりをとると、保険料が安くなる可能があります。

複数の保険会社に個別に見積もりを依頼するのが面倒な場合は、「保険スクエアbang! 自動車保険」などの一括見積もりサービスの利用がおすすめです。

必要な情報を一度入力するだけで、複数の保険会社の見積もりを簡単に比較できるので、ぜひ活用してみてください。

3.保険料の割引を徹底的に活用する

自動車保険を節約したいなら、割引制度の活用は欠かせません。

特に、インターネット割引は新規契約で1万～2万円程度の割引が受けられるため、大きな節約効果が期待できます。

ただし、割引制度は保険会社ごとに異なるため、割引適用後の保険料を比較することが重要です。

一括見積もりサービスを利用すれば、複数の保険会社の割引後の保険料を簡単に比較できます。

自分に合った自動車保険を見つけるためにも、割引制度を上手に活用しましょう。

4.運転者年齢条件を見直す

運転者の年齢条件は、自動車保険の保険料に大きく影響する条件の1つです。

運転者年齢条件とは、保険で補償されるドライバーの年齢範囲を定めたもので、年齢の幅が広いほど保険料が高くなります。

最も若い運転者の年齢に合わせて設定するのが基本です。

子どもが自分の車を持ったり、誕生日を迎えたりした場合には、運転者年齢条件を引き上げることで保険料を大幅に下げられる可能性があります。

5.運転者の範囲を見直す

自動車保険を契約する際には「運転者の範囲」の設定が必要です。

運転者の範囲とは、保険の補償が適用されるドライバーの範囲を定めるものです。

一般的には「本人限定」「本人・配偶者限定」「家族限定」「限定なし」の4区分の中から選択します。

補償される範囲が広いほど保険料が高くなるため、契約車両を運転する人に変化があった際は、運転者の範囲を変更して保険料を下げられます。

例えば、家族限定から本人限定に変更するだけで、年間数千円の節約が可能です。

6.使用目的・年間走行距離を見直す

車の「使用目的」や「年間走行距離」も、保険料の見直しポイントです。

使用目的は「日常・レジャー」「通勤・通学」「業務」の3区分で、使用頻度が低い「日常・レジャー」は保険料が最も安くなります。

年間走行距離は、走行距離が短いほど事故のリスクが低くなるため、保険料が安くなる傾向があります。

保険への加入時や更新時に「使用目的」や「年間走行距離」が実際の利用状況と違っている場合は、見直して保険料の節約につなげましょう。

7.車両保険のタイプを見直す

車両保険をつけると保険料が大幅に上がります。

そのため、まずは車両保険の必要性を検討してみましょう。

車両保険が必要な場合は、補償範囲を見直すことで保険料を抑えられる可能性があります。

車両保険には、補償範囲の広い「一般・フルカバー」タイプと、補償範囲を限定した「エコノミー・限定（車対車＋A）」タイプの2種類があります。

一般タイプからエコノミータイプへ変更すると、補償範囲は狭まりますが、保険料は安くなります。

8.車両保険に免責金額を設定する

車両保険をつけたうえで保険料を節約するには、車両保険の補償範囲を見直すほかに、免責金額を設定する方法もあります。

免責金額とは、事故時に自己負担する金額のことで、これを高く設定するほど保険料が安くなります。

免責の設定方法や設定金額は保険会社によって異なり、一般的には5万～10万円に設定するパターンが多いようです。

事故時に自己負担できる金額を見極めたうえで適切な免責金額を設定すれば、保険料を抑えつつ、必要な補償を維持できます。

9.自分への補償を人身傷害補償保険のみに絞る

自分や同乗者への補償には、「人身傷害補償保険」と「搭乗者傷害保険」があります。

人身傷害補償保険は、事故の過失割合に関係なく実際の損害額を補償します。

一方、搭乗者傷害保険はケガの部位や症状、入通院日数などに応じて定額での補償です。

この2つは補償内容が重複する部分があります。

そのため、保険料を抑えるためには、より手厚い人身傷害補償保険のみを選び、搭乗者傷害保険を外すことも検討しましょう。

さらに、人身傷害補償保険には「搭乗中以外も補償するタイプ」と「搭乗中のみを補償するタイプ」があり、後者にすると保険料が安くなります。

10.不要な特約や重複している特約を外す

自動車保険にはさまざまな特約があり、補償を充実させられますが、ライフスタイルの変化で不要になったり、ほかの保険と補償が重複したりする場合があるため注意が必要です。

契約内容を確認し、不要な特約があれば解約しましょう。

特に「ファミリーバイク保険」「弁護士費用特約」「個人賠償責任特約」は補償が重複しがちです。

これらの特約は家族で1つの契約のみにつけておけば大丈夫なので、無駄を省いて賢く保険料を節約しましょう。

まとめ

自動車保険の節約方法を紹介しました。現在の契約内容や、家庭の状況によって、利用できる方法は異なります。

自動車保険を安くしたい場合は、これらの節約術を参考に、保険の見直しをしてみることをおすすめします。

「一括見積もりサイト」を利用することで、保険料を5万円以上安くできる可能性もあります。