自動車保険のキャンペーンを利用する際の注意点を確認しておきましょう。
ここでは、以下の6つの注意点について解説します。
- プレゼントキャンペーンには条件がある
- 期限がある
- 複数回の申し込みはしない
- メールの確認を見逃さない
- 換金性の高い特典はもらえない
- 古い車は見積もりできない可能性もある
プレゼントキャンペーンには条件がある
プレゼントキャンペーンは見積もりを申し込むだけでなく、条件設定されているケースが多いです。
達成していないと、プレゼントを受け取れないので、主な条件を下表で確認しましょう。
条件 |
内容 |
任意保険に加入している |
・自賠責保険のみしか入っていない場合対象外 ・保険料を支払う能力のある人が対象 |
保険始期日の90日以内 |
実際に保険料の見積もりを出すことができる期間が対象 |
使用目的は「自家用」に限る |
・法人契約を前提とした見積は対象外 ・自家用であっても普通車ではなく、キャンピングカーは対象外になる場合もある |
期限がある
キャンペーンには期間が明確に設定されているものと、そうでないものがあります。
普段から継続的に行われているキャンペーンが予告なく終了する場合もあるため、参加するときは情報をチェックしておくとよいでしょう。
例えば、自動車保険会社の紹介プログラムは、期間が設定されていないケースも多いため、利用する際には要注意です。
知人に紹介したあとに、キャンペーンが停止していたことに気づく可能性もあります。
複数回の申し込みはしない
一括サイトの見積もりキャンペーンは、条件達成のハードルは低いです。しかし、以下のような場合、キャンペーンの対象外になる可能性もあるため注意しましょう。
- 一定期間内の重複利用
- 何度も使い過ぎると不正利用とみなされる
1つのキャンペーンにつき一度の利用としましょう。
メールの確認を見逃さない
申し込み後に届くメールのアンケートに答えてプレゼントがもらえるものもあります。
また、後日アンケートでギフトカードなどがもらえる取り組みをやっている場合もあります。
一括見積もりをすると、比較サイトだけでなく各保険会社からもメールが届きます。 毎回メールを確認する手間とプレゼントを受け取れるメリットを比較したうえで、チェックしましょう。
換金性の高い特典はもらえない
キャンペーンでは換金性の高い特典を受け取ることはできません。理由は、改正保険業法が施行され、ギフトカードやポイントといった換金性の高いプレゼントが禁止されたためです。
金融庁「保険会社向けの総合的な監督指針」を確認すると、サービスや物品を提供する場合について言及されています。
以前は契約すると5,000円分の高額なポイントや、JCBギフトカードなどが貰えたり、比較サイトで一括見積もりするだけで1,000円分の図書カードが貰えるようなキャンペーンもありました。しかし、現在は換金性の高いポイントや図書カードなどは保険業法で禁止となっており、換金性の低いデザートの商品引換券などがキャンペーン内容に提示されています。
古い車は見積もりできない可能性もある
見積もり依頼を申し込むとき、古い車だと見積もりできない可能性もあります。一括見積もりの情報を入力する際に、車種が登録されていないためです。
一括見積もりサイトや保険会社によっては、見積もりを取りたい車種の登録がないかもしれません。もし、古い車で見積もりを取る場合は、登録のあるサイトを探す必要があります。