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黒ナンバー(軽貨物)のドライバーに任意保険は必要?保険会社6社や選び方を紹介

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

黒ナンバーを取得して軽貨物ドライバーとして仕事を始める際に、「任意保険に加入すべきかどうか」迷っている人もいるのではないでしょうか?

気軽に始められる軽貨物ドライバーですが、自賠責保険への加入が必要です。また、会社によっては任意保険への加入が必要な場合もあります。

この記事では、黒ナンバーのドライバーが任意保険に加入すべき理由や任意保険を取り扱っている保険会社、保険内容の特徴について解説していきます。黒ナンバーを取得してこれから事業を始めようとしている人は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 黒ナンバー向け任意保険の特徴
  • 黒ナンバー向け任意保険のおすすめ
  • 黒ナンバー向け任意保険を安くする方法

黒ナンバーとは?

黒ナンバーとは、「貨物軽自動車運送事業」に使用する車両に取り付けるナンバープレートのことを指します。

貨物軽自動車運送業とは、軽自動車(一部を除く)、もしくは二輪(125CC以下を除く)の自動車を使用して、有償で荷主の荷物を運ぶ事業のことです。

黒ナンバー以外にも、以下の種類のナンバープレートが存在します。

種類 車両の種類 車両の例
黒ナンバー 黒地に黄字 事業用軽自動車 宅配を行う軽トラック/軽バン
緑ナンバー 緑地に白字 事業用自動車 タクシー/トラック/バス
黄色ナンバー 黄色地に黒字 自家用
商用軽自動車
個人用の軽自動車
商用の軽自動車
白ナンバー 白地に緑字 自家用車
商用車
自家用車/営業者/消防車
青ナンバー 青地に白字 外務省が管轄する車両 外交団用車

貨物軽自動車運送事業を無許可で行うことは違法のため、国土交通省への届け出は必要不可欠です。黒ナンバーを取得する際は、運輸支局で事業の届け出を行い、軽自動車協会でナンバープレートや車検証の発行を受けます。

黒ナンバーのドライバーは任意保険に加入すべき?

黒ナンバーのドライバーとして運送業を営む場合には、以下の理由から任意保険への加入が推奨されています。

  • 事故のリスクが上がる
  • 自賠責保険では補償が不十分なケースがある
  • アマゾンフレックス(Amazon Flex)は任意保険が必須

事故のリスクが上がる

黒ナンバーのドライバーが直面するリスクには、以下のようなものが挙げられます。

  • 走行距離が長くなることで発生する事故のリスク
  • 荷物の積みすぎ による事故のリスク
  • 荷物の損害リスク

軽貨物ドライバーの給料の多くは歩合制が一般的です。そのため、より多くの収入を得るためには走行距離が長くなることは避けられないのが現状です。走行距離が長くなると、それだけ事故のリスクも上がってしまいます。

また、荷物の過積載の場合にも、走行時に大きなカーブで曲がりきれなかったり、ふらついたりして事故が発生する可能性があります。

自賠責保険では補償が不十分なケースがある

仮に任意保険に加入していない場合であっても、自賠責保険で補償はされます。しかしながら、事故内容によっては補償範囲を超える損害賠償金が必要です。

自賠責保険がカバーするのは対人賠償のみですが、任意保険に加入することで自分の車の修理費用やドライバー自身の通院費用なども補償対象となります。

できるだけ任意保険に加入して、不測の事態に備えておくと安心です。

アマゾンフレックス(Amazon Flex)は任意保険が必須

アマゾンフレックスのように、任意保険への加入が登録条件となる場合もあります。

アマゾンフレックスとは、通販サイトAmazonの荷物の配達業務を請け負えるサービスです。黒ナンバーを取得しているドライバーが配達業務を業務委託で契約して、働いた分だけ報酬がもらえます。

アマゾンフレックス以外にも、PickGO、ハコベルなどの企業で任意保険の加入が登録条件となっています。

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黒ナンバーのドライバーのための3つの保険

ここでは、黒ナンバーのドライバーが加入すべき保険について紹介します。

  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • 貨物保険

自賠責保険

自賠責保険は、すべての自動車に加入が義務付けられている保険です。加入していない場合には公道を走行できず、車検も受けられません。

補償範囲は、交通事故で他人を死亡させたり、ケガをさせたりした「人身事故」の場合に限られます。自賠責保険の補償範囲は、以下の通りです。

  • 死亡:3000万円
  • ケガ:120万円
  • 後遺障害:3000万~4000万円(※)
(※)神経系統の機能や精神・胸腹部臓器への著しい障害で、介護を要する障害の場合。それ以外の後遺障害は75万~3000万円

一方で、以下の場合には保険金は支払われません。

  • 運転者自身のケガ
  • 自動車の修理代
  • 単独の人身事故
  • 物の損害

人身事故の場合、限度額を超えた分は自己負担となります。物損事故の場合には全額自己負担となるため、自賠責保険に入っているから安心とはいい切れません。

なお自賠責保険の保険料は、金融庁が年に一度開催する審議会で決定されるため、どの保険会社から加入しても同一料金です。

任意保険

任意保険の加入は強制ではありませんが、日本損害保険協会によると約75%のドライバーが加入しています。

事業として車を使用する場合には、委託契約の条件になることも多いため、加入必須と考えておきましょう。

任意保険の補償範囲は幅広く、加入者が必要な補償を選択できるのが特徴です。補償内容は、大きく以下の3つに分かれます。

  • 賠償責任保険
  • 傷害保険
  • 車両保険

賠償責任保険

賠償責任保険は、他人に対してケガをさせた場合(対人)、あるいは物品を破損して賠償が必要になった場合(対物)に、損害を補償する保険です。

対人賠償保険

他人を死傷させた場合、自賠責保険の限度額を上回った部分を補償

対物賠償保険

他人に物的損害を与えた損害を補償

(他人の自動車や物を壊した場合、運転中に誤って線路に立ち入ったことにより電車等を運行不能にさせた場合など)

任意保険ではこの2つが基本的な補償とされているため、どちらにも加入しておく必要があります。

また、事故が発生した際には損害賠償金額は高額になる可能性が高いため、保険金額は無制限に設定するのがおすすめです。

示談交渉を行ってくれるサービスが付帯している保険会社もあるため、事前に保険内容を吟味しておくと、いざというときに役に立ちます。

傷害保険

傷害保険は、自動車事故によって負った、自分や同乗者のケガを補償する保険です。

補償内容は細かく分かれており、主に以下のような補償を行います。

人身傷害保険

相手の有無や自身の過失割合に関係なく、保険金を上限として自分および同乗者のケガを補償

搭乗者傷害保険

あらかじめ決められた金額で自分および同乗者のケガを補償

自損事故保険

相手がいないドライバーの単独事故によって、自分や同乗者が死傷した場合に補償

無保険車傷害保険

対人賠償保険に加入していない無保険車との事故によって死傷し、十分な補償が得られない場合の保険

任意保険は補償内容も豊富に選べるため、できるだけ補償を手厚くしておくと安心です。ただ、加入するだけ保険料も上がっていくため、自身の年齢や収入などによって必要な補償を検討することが重要です。

車両保険

車両保険は、自分の車両が損害を受けた場合に、修理費用を補償する保険です。自分の車の損害分を保険金額の上限の範囲で補償してくれ、以下のような場合に保険金が支払われます。

  • 車同士の事故で車両が壊れた
  • 車両に落書き・いたずらされた
  • 車両が盗難にあった
  • 当て逃げされた
  • ガードレールで車両をこすった
  • 自然災害(地震・噴火・津波に由来するものは除く)で車両が傷ついた

また、大きな事故で修理ができなかった場合には、車の買い替え費用として保険金を充当できるのも特徴です。

車の修理が必要になると仕事ができなくなるため、可能な範囲で車両保険を付けておくと安心です。

貨物保険

貨物保険は、荷物を運送するドライバーを対象とした保険です。運送中のトラブルによって荷物が破損した際に、荷物の所有者に対する損害賠償を補償します。

任意保険と同様に加入は強制ではありませんが、黒ナンバーのドライバーであれば加入しておきましょう。

主に以下の場合に、補償されます。

  • 破損/盗難
  • 輸送用具の衝突
  • 水漏れ
  • 火災、爆発
  • 輸送用具の転覆、横転
  • 商品納入中の落下による商品の傷

保険会社によっては、運送中・搬入中のトラブルだけでなく、事故発生によって必要となった代替品の費用や、そのための人件費などの特約をオプションとして設定できるケースもあります。

さまざまな補償が設定できるため、商品の仕入れから納品、販売までにどのようなリスクがあるかを洗い出し、必要な補償を見極めることが重要です。

黒ナンバーの任意保険の特徴

黒ナンバーの任意保険には、通常の自動車保険とは異なる特徴があります。

  • 黒ナンバーの任意保険は取り扱い会社が少ない
  • 自家用車の任意保険よりも保険料金は高い
  • 事業者向けの特約が用意されている場合がある
  • 保険料を経費計上できる
  • 自家用車の保険を引き継げる

黒ナンバーの任意保険は取り扱い会社が少ない

黒ナンバーの任意保険は、取り扱っている会社がそもそも少ないのが特徴です。東京海上日動や三井住友海上などの、一部の大手保険会社に限られます。

自動車保険を取り扱っている会社として有名な「ソニー損保」「アクサダイレクト」「チューリッヒ」などには、黒ナンバー向けの任意保険が用意されていません。

取り扱い会社が少ないことで、相見積が取りやすく比較しやすいというメリットはありますが、相談や契約の際には保険会社の実店舗へ出向く必要があるため、手間がかかる点は注意が必要です。

自家用車の任意保険よりも保険料金は高い

黒ナンバーは事故のリスクが高まるため、一般的な自家用車の保険料よりも高く設定されています。

保険会社や補償の内容によっても保険料は異なりますが、軽貨物車と一般的な自家用車の保険料を比較すると2~3倍高くなるケースもあります。

実際に、黒ナンバーの死亡・重傷事故件数は令和3年時点で、平成28年と比較して約8割も増加しています。ドライバーの大半が宅配を業務委託された個人事業主であり、労働時間の規制がなく、宅配荷物が増加していることが事故増加の背景にあると見られています。

しかしながら、保有している自動車が10台以上の場合に利用できるフリート契約や、それ以下の台数でもミニフリート契約を結んでいる場合には、70~80%の保険料割引が適用されるため、個人で保険加入するよりも割安になるケースもあります。

事業者向けの特約が用意されている場合がある

黒ナンバーの任意保険は、事業者の契約が前提の自動車保険です。自家用乗用車で広く加入されている自動車保険とは商品が異なり、補償内容をカスタマイズできる幅が広く、安心して事業を営むための補償が付けられることが特徴です。

中には、運送中の貨物に損傷が発生して荷主に対する損害賠償責任を負った場合の補償や、車が使用できない期間の休車損害に備えるなどの、事業者向けの特約が用意されている保険会社もあります。

まずは、自身の事業にどのようなリスクが潜んでいるかを考えたうえで、必要な補償について吟味するとよいでしょう。

保険料を経費計上できる

黒ナンバーの任意保険料は、経費として計上することで、節税につなげられます。社用車に保険をかけている場合には、保険料は会社からの支出となるため、経費計上して法人所得から差し引けます。

また、個人事業主の場合も保険料を必要経費として計上し、事業所得から差し引くことが可能です。

プライベートと業務で自動車を兼用している場合は、業務用として自動車を使用した日数や時間などを割合として明確に算出しておくことで、経費として計上できます。

また、2年以上に渡る保険期間の自動車保険料を一括で支払った場合は、年数に応じて按分する必要がある点に注意が必要です。

自家用車の保険を引き継げる

自家用車を黄色ナンバーから黒ナンバーに変更した場合、自家用車のときに加入していた保険はそのまま引き継ぐことが可能です。等級を引き継ぐことで、割引を受けられるメリットがあります。

ただし、契約する自動車と記名被保険者が同一の場合にのみ、等級の引き継ぎが可能となる点は注意が必要です。

新たに事業用車両を購入した場合には、現在契約している車との車両入替ができないため、等級の引き継ぎはできません。

条件の詳細や方法については保険会社によって異なるため、保険の引き継ぎを検討する際には保険会社に問い合わせてください。

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黒ナンバーの任意保険に加入する際の注意点

黒ナンバーの任意保険に加入する際には、以下の点を確認しましょう。

  • 対人/対物の補償範囲
  • 受託貨物責任賠償特約の有無
  • 弁護士特約の有無
  • ロードサービスの有無

対人/対物の補償範囲

黒ナンバーの任意保険に加入する際は、補償範囲を確認しておくことは重要です。特に、対人/対物の補償範囲は必ず事前に確認しましょう。

確認する内容としては、起こりうる事故やリスクを全額補償できるか、委託を受ける会社で補償範囲の内容が規定条件として設けられていないかなどが挙げられます。

中には契約条件として、対人賠償/対物賠償ともに無制限と定めている会社もあります。例えば、

アマゾンフレックスであれば、「対物1億円以上、対人補償無制限」を契約条件としています。

条件を知らずに「契約できなかった」とならないように、必ず補償範囲は確認しておきましょう。

受託貨物責任賠償特約の有無

受託貨物責任賠償特約は、交通事故で荷主に対して損害賠償責任を負った場合、その賠償金が補償される特約です。

自動車保険に特約として貨物保険を付帯できる保険もあり、貨物保険に別で加入せずに済みます

数百万単位の荷物の賠償金を支払うのは大変なので、貨物保険に入っていない人は「受託貨物責任賠償特約」があると安心です。

ただし、貨物保険とは違い「荷崩れ」「作業時の不注意」など交通事故以外の理由によって破損された荷物の損害賠償は補償されません。

弁護士特約の有無

弁護士特約は、弁護士に委任したり相談したりする場合の費用について補償してもらえる特約です。

弁護士特約を付けると、被害者側の保険会社が示談交渉を代理できないもらい事故や、相手方が交渉に応じない場合に、弁護士に依頼して交渉を代行してもらえるメリットがあります。

そのほかにも、法律の専門家に依頼できることで、的確なアドバイスを受けられたり、交渉の代行によって不利益な結果になるリスクを回避できたりして、妥当な賠償金を受け取れる可能性が高まります。

特約に加入しなくても弁護士に委任すること自体は可能ですが、費用が高額であることや、依頼から相談までに時間と労力がかかるといったデメリットがあります。

そのため、企業内弁護士を抱えているような場合でなければ、付けておいて損はないでしょう。

ロードサービスの有無

ロードサービスは、下記のようなトラブル時に作業スタッフが現場に駆け付け、対応してくれるサービスです。

  • 車の故障時のレッカー移動
  • パンク時のスペアタイヤ交換
  • ガス欠時のガソリン補給

例えば、走行中にスタックしたり道路の側溝に落ちて脱輪して動けなくなったりした場合に、ロードサービスを受けられることで、すぐに配送作業に戻れます。

軽貨物運送業は、運転時間が長いため事故や車両トラブルに遭いやすいです。内容を確認して自身に必要なサービスかどうかを見極めましょう。

黒ナンバーの任意保険を扱う6社を比較

ここでは黒ナンバーの任意保険を取り扱う保険会社のうち、主要6社のサービス内容を紹介します。

  • 損保ジャパン
  • あいおいニッセイ同和損保
  • 楽天損害保険
  • AIG損害保険
  • 三井住友海上
  • 東京海上日動

保険料をはじめ、補償面や特約の内容についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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損保ジャパン

損保ジャパンは大手保険会社の1つで、即日の加入も可能です。同社の黒ナンバー向け任意保険の特徴は、以下の通りです。

  • 24時間365日事故対応で深夜や休日でも安心してサポートが受けられる
  • 3年長期分割払でお得に加入できる
  • 特約を利用するとALSOKのガードマンが24時間365日いつでも現場へ急行

損保ジャパンの任意保険は「3年長期分割払自動車保険」に加入することで、契約期間中に事故を起こしても保険料は変わらず利用できます。

さらに、長期契約でも月払い・年払いを選択すると、高額な保険料の一括払いが不要です。

また、レッカーの手配や事故相手への連絡などの初動対応も24時間体制で迅速に行ってくれるため、事故を起こしてパニックになりがちな状況でも安心して対応をまかせられます。

補償内容 ・対人賠償責任保険
・対物賠償責任保険
・人身傷害保険
・車両保険
特約の種類 ・受託貨物賠償責任特約
・休車費用特約
・スマイリングロード
(事業者向け通信型ドライブレコーダー)
・対物全損時修理差額費用特約
・他車運転特約
・被害者救済費用特約
・無保険車傷害特約
弁護士特約の有無
ロードサービス ○(24時間365日)
事故対応 24時間365日

あいおいニッセイ同和損保

あいおいニッセイ同和損保の保険は、事故発生時から事故解決までさまざまな補償とサービスが用意されています。

主に、以下のような特徴があります。

  • ニーズに合わせてさまざまなタイプの保険プランを選択できる
  • 情報通信技術に特化した「テレマティクス技術」を搭載したドライブレコーダーで事故状況を瞬時に把握
  • LINEで簡単にロードアシスタンスサービスを利用できる

オリジナルのドライブレコーダーを活用することで、事故時には車の位置情報や速度などの必要情報が自動で送信されるため、事故状況をスムーズに担当者に伝えられます。事故が発生して気が動転している状況下で、自分で詳細を説明する必要がありません。

補償内容 ・対人賠償保険
・対物賠償保険
・人身傷害保険
・車両保険
特約の種類 ・対物超過修理費用特約
・車両保険無過失事故特約
・全損時諸費用特約
・企業/団体見舞費用特約
・新車特約
・代車補償拡張特約
・無保険車傷害特約など
弁護士特約の有無
ロードサービス ○(自家用車種で500キロメートル相当)
事故対応 24時間365日

楽天損害保険

楽天損害保険は、自家用・営業用問わずすべての用途車種の自動車が契約できる自動車保険が用意されています。

  • 地震・噴火・津波時の車の損害を補償する車両地震特約がある
  • ロードアシスタンス特約や故障時緊急修理サービスの内容が充実している
  • 事故時には「あんしんダイヤル」で事故受付から被害者との示談交渉まで電話1本24時間対応

また、ロードアシスタンス特約を利用することで、車の故障や事故などによって自力走行不能となった場合に、現場から修理工場への搬送、落輪している場合のクレーン作業、修理が完了したあとの引き取り費用について、1事案20万円を限度に補償されます。

車が故障した際の緊急修理サービスも、30分程度であれば無料で利用可能です。

さらに、2~9台の車をまとめて契約する場合には、「ノンフリート多数割引」が適用され保険料がお得になる割引も用意されています。

補償内容 ・対人賠償保険
・対物賠償保険
・人身傷害保険
・車両保険
特約の種類 ・対物超過修理費用特約
・車両全損時臨時費用補償特約
・被害者救済費用等補償特約
・他車運転危険補償特約
・車両保険無過失事故特約
・車両地震特約
・車内積載動産補償特約
・自動車事故弁護士費用等補償特約
・個人賠償責任補償特約
・事故/故障時レンタカー費用補償特約
弁護士特約の有無
ロードサービス ○(24時間365日)
事故対応 24時間365日

AIG損害保険

AIG損害保険はAIG傘下の日本の保険会社であり、顧客満足度代理店型ランキングで2022年から2年連続W受賞しています(J.D.パワー自動車保険契約者満足度・オリコン顧客満足度代理店型自動車保険満足度)。

全用途車種に対応した、自由設計型の保険となっています。

  • 24時間365日対応でロードレスキュー(レッカー・サービスカー駆け付け対応など)が利用できる
  • ノンフリート契約を利用する際には台数に応じて保険料が割引される
  • すべての契約において24時間365日対応で緊急アシストサービス(レンタカーやタクシー、ホテルの紹介、事故・故障時の応急措置方法のアドバイスなど)が受けられる

事業者向けの補償が手厚く、従業員の万が一に備えた見舞金や香典費用、事故現場の清掃費用などを補償する経営者向けの特約のほか、職場復帰までの補償費用を負担する特約があるのも特徴的です。

補償内容 ・対人賠償責任保険
・対物賠償責任保険
・人身傷害保険
・搭乗者傷害保険
・車両保険
特約の種類 ・経営者サポート費用補償特約
・相手車全損時臨時費用特約
・介護費用特約
・車両搬送費用特約
・地震/噴火/津波危険車両全損時一時金特約
・車両臨時費用特約
弁護士特約の有無
ロードサービス ○(24時間365日)
事故対応 24時間365日

三井住友海上

三井住友海上は、事故発生から解決まで、高度な知識を持ち、かつ多くの経験を積んだ専門スタッフがチーム一丸となって迅速に対応してくれます。

主に、以下の特徴があります。

  • 24時間365日体制で事故対応、国内約4,200ヵ所から充実のロードサービスが受けられる(2023年4月現在)
  • フリート契約向け・ノンフリート契約向けの補償内容が設けられている
  • AIによる自動通報機能や車内ドライバーの危険運転挙動検知のための専用インカメラを搭載したドライブレコーダーでリスクマネジメントサービスを提供

三井住友海上オリジナルの専用ドライブレコーダーやスマホ用アプリを利用した、先進的なリスクマネジメントサービスによる高い安全品質や、事故防止取組のサポートが手厚いのが特徴です。

また、事故受付センターやロードサービス受付センターの拠点が多いことに加えて、外国語を話す人や、聴覚に障がいのある人にも安心のサービスが用意されています。

補償内容 ・対人賠償保険
・対物賠償保険
・人身傷害保険
・車両保険
特約の種類 ・車両全損時復旧費用特約
・車両超過修理費用特約
・レンタカー費用特約
・地震/噴火/津波「車両全損時定額払」特約
・対物賠償非所有管理財物特約
・積載事業用動産特約
弁護士特約の有無
ロードサービス ○(24時間365日、レッカー牽引約500mまで)
事故対応 24時間365日

東京海上日動

東京海上日動の保険は、自動セットの特約とオプションの特約を自由に組み合わせられます。

主に、以下のような特徴があります。

  • 見積から契約までオンラインでの相談が可能
  • 事故対応のエキスパートである顧問医や弁護士などとの連携が迅速
  • 事故による入院が長引いた際には支払い限度額の範囲内で好きな補償が受けられる「入院時選べるアシスト特約」

事故センターとつながる、通信機能付きオリジナルドライブレコーダーが特徴的です。事故時に強い衝撃を検知すると、自動連絡・自動送信機能により万全なサポートが受けられるため、運転歴が浅い人でも安心でしょう。

補償内容 ・対人賠償責任保険
・対物賠償責任保険
(対物超過修理費特約が自動付帯)
・人身傷害保険
・車両保険
(車両全損時諸費用補償特約が自動付帯)
(入院時選べるアシスト特約/故障補償特約(搬送時)が自動付帯)
特約の種類 ・車両新価保険特約
・車両全損時復旧費特約
・レンタカー費用の補償日額に関する特約
・地震/噴火/津波危険車両全損時一時金特約
・故障補償特約(搬送時)
弁護士特約の有無
ロードサービス ○(24時間365日)
事故対応 24時間365日

黒ナンバーの任意保険はどこで入る?

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保険会社によって付帯できる特約や内容、名称は異なるため、複数の保険会社に自分で見積を依頼するのは大変です。

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黒ナンバーの任意保険料を安くする裏ワザ

黒ナンバーの任意保険料を少しでも安くする裏ワザは、以下の通りです。

  • 月払いではなく年払いにする
  • 自家用車の等級を引き継ぐ
  • 経費として計上する

月払いではなく年払いにする

黒ナンバーの保険料を少しでも安くしたい場合は、支払い方法を月払いではなく年払いにするのがおすすめです。年払いは、月払いよりも保険料の総額が5%ほど安くなります

年払いでも月払いでも補償内容に差はないため、まとまったお金が手元にある場合には、少しでも抑えられる年払いがおすすめです。

自家用車の等級を引き継ぐ

現在加入している自家用車の任意保険の等級を、黒ナンバーの車両に引き継ぐと保険料がお得になります。

黒ナンバーの任意保険料は自家用車よりも高くなる傾向にありますが、等級が高ければ、その分割引された保険料での加入が可能です。

ただし、事業用で加入できる保険会社は限られているため、事業用の取り扱いがない保険会社で自家用車の任意保険に加入している場合は、保険会社を乗り換える必要がある点に注意が必要です。

経費として計上する

保険料を支払う際に直接的に保険料を下げられるわけではないものの、任意保険料を経費として計上することで年間の最終的な出費を抑えることにつながります。

個人名義で任意保険に加入している場合には経費計上は認められていないため、経費計上できる点が個人事業主ならではのメリットともいえます。

黒ナンバーのドライバーが任意保険に加入する際によくある質問

  • 黒ナンバーの任意保険の保険料は保険会社によって異なる?

    黒ナンバーの任意保険の保険料は、保険会社によって異なります。

    保険料が一律である自賠責保険とは異なり、任意保険は保険会社によってそれぞれ特約の有無や補償範囲が異なるため、保険料も変動します。

    少しでも保険料を安く抑えたい場合には、複数の保険会社の見積を取り、比較検討しながら決めることをおすすめします。

  • 黒ナンバーの車両は日常使いできる?

    黒ナンバーの車両を普段使いすることには、特に問題はありません。

    ただ、軽貨物車は3人以上乗せられず、乗車できる定員を超えて利用すると道路交通法違反となり、罰金や減点をもらうことになります。

    家族がいる場合に黒ナンバーの車両を日常使いするのは、乗車人数の側面からみると難しい部分があります。一方、一人暮らしの個人事業主である場合には、プライベートと合わせた利用は問題ないと考えてよいでしょう。

  • 黒ナンバーの任意保険は即日加入できる?

    保険会社によって異なりますが、基本的には即日加入は難しいでしょう。

    理由は、不正な保険金請求を防ぐためです。即日加入ができてしまうと、事故を起こした当日に加入して保険金を請求するなどの悪用の恐れがあります。

    ただ、中には営業時間内に手続きが進められた場合に最短即日での加入ができるとされている保険会社もあります。

まとめ

黒ナンバーのドライバーとして事業を営む場合には万が一に備えて任意保険に加入しておくと安心です。

任意保険に加入する際には自分にあった保険を見つけるために、複数社から相見積を取ることから始めましょう。

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法人向けの自動車保険への加入を検討している場合には、こちらの記事『法人向け自動車保険はおすすめ?個人向けとの違いや補償内容の選び方も紹介』も参考にしてください。

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