2024年10月から、児童手当が大幅に拡充されます。
児童手当が拡充されることに伴って、「新制度では最大6万円の児童手当を受け取れる」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
新制度では3歳未満の子どもが3人いる場合、最大6万円の児童手当が支給されます。
この記事では、子どもが3人いる場合の児童手当について解説します。
3人目から児童手当が6万円もらえる?子どもが3人いる場合の児童手当をシミュレーション
マネーFix 編集部
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子どもが3人いたら児童手当は最大6万円
新制度では、子どもが3人いる場合、最大6万円の児童手当が支給されます。
新制度における児童手当の金額は、以下の通りです。
- 3歳未満:一律1万5000円(第3子以降は3万円)
- 3歳以上小学校終了前:1万円(第3子以降は3万円)
- 中学生:一律1万円(第3子以降は3万円)
- 高校生:一律1万円(第3子以降は3万円)
子どもが3人とも3歳未満の場合、1人目と2人目が1万5000円、3人目が3万円で、合計6万円の児童手当を受け取れます。
2歳差の子どもが3人いる場合の児童手当はいくら?
子どもが3人いる場合の児童手当はいくらになるのか、それぞれ2歳差の場合でシミュレーションしました。
【ケース1】
- 4歳(第1子):1万円
- 2歳(第2子):1万5000円
- 0歳(第3子):3万円
- 合計:5万5000円
【ケース2】
- 5歳(第1子):1万円
- 3歳(第2子):1万円
- 1歳(第3子):3万円
- 合計:5万円
【ケース3】
- 6歳(第1子):1万円
- 4歳(第2子):1万円
- 2歳(第3子):3万円
- 合計:5万円
【ケース4】
- 7歳(第1子):1万円
- 5歳(第2子):1万円
- 3歳(第3子):3万円
- 合計:5万円
第1子と第2子に関しては、3歳未満であれば1万5000円、それ以外は1万円となります。
一方、第3子以降は年齢問わず一律3万円です。
したがって子どもが3人いる場合の児童手当は、5万円から6万円となります。
児童手当を3人目合わせて6万になるのはいつから?
3人合わせて最大6万円の児童手当を受け取れるようになるのは、児童手当が新しくなる2024年10月からです。
なお初回の支給は2024年12月です。
12月に、10月分と11月分の児童手当が支給されます。
例えば3人の子どもがいる家庭では、12月に最大12万円(10月分:6万円、11月分:6万円)が一度に支給されることになります。