楽天銀行と楽天証券の口座を持っている場合、投資をするときにマネーブリッジ(楽天銀行と楽天証券の口座を連携させる)を利用することができます。
マネーブリッジとクレジットカード決済では、どちらの方がお得に投資をすることができるのでしょうか。
結論としては、ポイント還元率の点でいえば、「クレジットカード決済」の方がお得です。
この記事では、楽天証券で投資をする際の、マネーブリッジとクレジットカード決済について解説します。
楽天証券で積立投資するならマネーブリッジとクレジットカード決済どっちがお得ですか?
マネーFix 編集部
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マネーブリッジのメリット
マネーブリッジとは、楽天証券と楽天銀行の口座を連携できるサービスです。
楽天証券で投資をする際、マネーブリッジの設定をすると、楽天銀行口座から楽天証券の口座に自動的に出入金が行われます。
楽天銀行と楽天証券の口座を持っていれば、簡単に無料で登録できます。
マネーブリッジを利用するメリットは、以下の通りです。
- 楽天銀行の普通預金金利が最大年0.10%に優遇される
- 自動入出金により証券口座への入出金がスムーズになる
- ハッピープログラムの特典を受けられる
マネーブリッジへ登録すると、楽天銀行の口座残高が300万円以下の場合、普通預金の金利が年0.10%(通常の5倍)までアップします。
普通預金の利息が高くなり、投資の出入金がスムーズに行える点が、マネーブリッジのメリットです。
楽天クジットカード決済(クレカ積立)のメリット
楽天クジットカード決済(クレカ積立)とは、投資信託の積立金額を楽天カードで決済できるサービスです。
楽天クレジットカード決済を利用するメリットは、以下の通りです。
- 積立額の最大1%の楽天ポイントが還元される
- 毎月の積立に楽天ポイントを使える
楽天クジットカード決済の最大のメリットは、積立額の0.5~1.0%の楽天ポイントが還元される点です。
ポイントの還元率は、楽天カードの種類によって異なり、楽天カードは0.5%、楽天ゴールドカードは0.75%、楽天プレミアムカードは1.0%となっています。
また代行手数料(信託報酬の中から販売会社が受け取る手数料)が、年率0.4%以上の投資信託を積立する場合、カードの種類にかかわらず1.0%のポイントが還元されます。
結論:マネーブリッジと楽天クレジットカード決済の併用がお得
積立投資するなら、最大1%の楽天ポイントが還元される「楽天クレジットカード決済」を利用するのが最もお得です。
楽天クジットカード決済で月10万円の積立投資をした場合、ポイント還元は以下の通りです。
- 楽天カード:10万×12ヵ月×0.5%=6,000ポイント
- 楽天ゴールドカード:10万×12ヵ月×0.75%=9,000ポイント
- 楽天プレミアムカード:10万×12ヵ月×1.0%=12,000ポイント
また受け取ったポイントを、再度積立投資に回すこともできます。
なお、マネーブリッジと楽天クレジットカード決済は併用できます。
マネーブリッジに登録をしておくだけで、楽天銀行口座の普通預金金利優遇が受けられます。
なお、クレジットカード積立の上限額は月10万円です。
月10万円までの投資であれば、マネーブリッジの設定をして普通預金の金利優遇を受けつつ、投資はクレジットカード決済で行うというのが、最もお得な方法です。
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