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お金をかけずに窓の断熱。DIYでエアコンの冷房効果を高める方法を紹介

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

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電気代の高騰に伴い、節電をしたいと考える人が増えています。

「断熱」はエアコンの節電方法の1つとして有効な手段です。

株式会社groove agent(以下、ゼロリノベ)の調査によると、47%の人が家の断熱に興味を示していることがわかりました。

一方、断熱するための施工費用がかかるという理由で、関心を示さない人も一定数いるようです。

業者を利用すると多額の費用がかかりますが、断熱アイテムを利用して、多くのお金をかけずに断熱することも可能です。

この記事では、家の断熱に関する調査の実態と、自分でできる断熱対策について解説します。

47%の人が断熱に興味あり

セロリノベは、東京都在住の30〜40代1,000人を対象に「家の断熱に関するアンケート調査」を実施しました。

出典:ゼロリノベ調べ「家の断熱に関するアンケート調査」(以下同)

家の断熱に興味があるかについては、47%の人が「ある」、38%の人が「ない」と回答しています。

断熱に興味がある人とない人で、大きな差は見られませんでした。

家の断熱に興味がある理由については、「光熱費が抑えられる」(375票)が最も多く、「暑さや寒さを感じづらくなる」(360票)、「結露や湿気・カビを防げる」(222票)と続きました。

断熱による電気代の節約効果が期待されていることが伺えます。

断熱といってもさまざまな方法がありますが、どのような断熱方法が人気なのでしょうか。

実際に施されている断熱方法については、「壁や天井に断熱材」(68票)が最も多く、「窓が複層ガラス」(59票)、「遮熱・遮光カーテン」(57票)と続きました。

複層ガラスによる断熱は業者による施工が必要ですが、断熱材や遮熱・遮光カーテンに関しては自分で取り付けることも可能です。

断熱に興味がない理由については、「必要がない」(185票)が最も多く、「費用がかかる」(157票)、「メリットがわからない」(72票)と続きました。

費用面の問題で断念している人が一定数いることが伺えます。

自分でできる断熱対策3選

断熱を業者に依頼すると高額な費用がかかる可能性がありますが、自分で断熱対策することで費用を抑えられます。

ここでは、自分でできる断熱対策のなかでもコスパのよい方法を3つ紹介します。

断熱カーテンを利用する

断熱カーテンは、熱が伝わりにくく、室内の熱や冷気が逃げるのを防止できます。

遮熱・遮光カーテンと比べて断熱効果が高いため、外からの熱気を遮断するのに有効です。

冬場も室内の暖気を逃がさない効果があるので、年間通して節電効果が期待できるアイテムです。

カーテンレールに掛けるだけで簡単に取り付けできます。

プラダンを利用する

プラダンとは、軽くて加工しやすいポリプロピレン素材を使ったプラスチック製段ボールです。

壁や床に設置することで断熱効果を発揮するため、室内の温度上昇を抑えることができます。

また、自分で切ったり形状を変えたりできるため、自宅のさまざまな場所に形を合わせて利用できるのが魅力です。

例えば、窓に貼り付けたり、屋根裏部分に敷いて屋根からの熱を遮断したりできます。

断熱シートを窓に貼る

断熱シートとは、外からの熱気を遮断して熱の流入を抑えることができるシートです。

シートの種類には、アルミ素材とビニール素材を使った2種類のシートがあります。

アルミ素材の断熱シートは、高い断熱効果が期待できます。

ビニール素材の断熱シートは透明なので、視界を遮ることなく日光を取り入れつつ、室内の温度を保てるのが特徴です。

マジックミラータイプの断熱シートもあり、プライバシーと視界の両方を確保してくれます。

また、自分でサイズを調整して窓に貼り付けることができるため、特別な工事は必要ありません。

これらの断熱方法は、エアコンの冷房効果を高めるために有効ですが、ほかの方法と組み合わせることでさらに効果アップが期待できます。

こちらの記事「ペットボトルと扇風機で、除湿と冷却。エアコンを使わなくても涼しくなる方法」も参考にしてください。

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