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値上げラッシュはまだ続く。食料品と日用品の節約に取り組む人が50%以上。誰でもできる節約のコツ

執筆者:マネーFix 編集部

帝国データバンクの価格改定動向調査によると、2023年1月から3月の食品値上げ品目数は、9,654品目にのぼっています。

4月も5,106品目の値上げが予定されており、家計が圧迫される状況が続きます。

この記事では、「値上げラッシュの影響や購買意識・生活の変化についてのアンケート調査」や「家計の支出や見直しに関する調査」をもとに、以下の項目について紹介します。

  • 値上げラッシュ対策として節約していること
  • 食料品や日用品を節約するコツ

値上げラッシュで意識するようになったこと

株式会社クオーレが、300名を対象に「値上げラッシュの影響や購買意識・生活の変化についてのアンケート調査」(2022年10月)を実施しました。

出典:株式会社クオーレ「値上げラッシュの影響や購買意識・生活の変化についてのアンケート調査」

調査によると、値上げラッシュの影響で「節約を意識するようになった」人は82%にのぼりました。

「節約を意識するようになった」人の、具体的な取り組みをいくつか紹介します。

  • 買い物の回数を減らす
  • チラシをチェックする
  • 値引き品を買う
  • 必要な物しか買わない
  • 「欲しい物」より「安い物」を優先して買う
  • 外食を減らす
  • ポイントを効率よくゲット

調査が行われた2022年10月は、1年間で最も多い、7,864品目の食品値上げが実施された月でした。

買い物の回数を減らしたり、値引き品を買ったりするなど、日常の買い物による支出を減らす取り組みが多く見られました。

次に、2023年3月に実施された調査についても見てみましょう。

ソニー損害保険株式会社が、200名を対象に「家計の支出と見直しに関する調査」を実施しました。

出典:ソニー損害保険株式会社 「家計の支出や見直しに関する調査」

家計の節約をするための対策については、「食料品の節約」(55.8%)が最も多く、「日用品の節約」(55.0%)、「外食を控えて内食(自炊)を増やす」(47.3%)と続きました。

2022年10月と同様、食料品や日用品の節約に取り組む人が多いことが伺えます。

食料品や日用品を節約するコツ

ここでは、食料品や日用品を節約するコツを紹介します。

食料品の節約

  • 重複買いや消費期限切れを防ぐため、冷蔵庫や冷凍庫の中味を定期的にチェックする。
  • 安価でボリュームがあるものなど、コストパフォーマンスの良い食材を選ぶ。
  • 余計な買い物をしないよう、1つのスーパーで買い物を済ませる。
  • まとめ買いをして冷凍保存をしておく。
  • 特売日など、タイミングを見極めて購入する。

日用品の節約

  • 日用品リストを作成し、必要なものをまとめ買いする。
  • 月に1度の割引セールなどを活用して購入する。
  • 詰め替えパックは、単価を計算して購入する。(特売で、通常ボトルの方が安いこともある)
  • 予算をオーバーして買いすぎないよう、日用品のストックは最小限にする。

この記事では、食料品や日用品といった「変動費」の節約について紹介しましたが、「固定費」の削減も効果的です。

興味のある人は、こちらの記事「固定費はもっと削減できる!誰でも出来る効果的な節約術とは?」も参考にしてみてください。

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