通信費を節約する方法とは?見直しで見つけられる節約ポイント

執筆者:マネーFix 編集部

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スマートフォンやパソコンを日常的に利用する人にとって、通信費の支出は欠かせないものです。「スマホ代やインターネット代が高いけど、どうすれば節約できる?」「Wi-Fiやモバイルルーターを導入した方がいいの?」などの疑問を持つ人もいるでしょう。

通信費は固定費のため、節約することで家計の助けにもなります。

この記事では、通信費の節約方法について詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 通信費の月額平均
  • スマホ代を見直す方法
  • 自宅の固定回線を見直す方法

通信費とはどんな費用?

通信費は、その名の通り、「通信手段にかかる費用」のことです。代表的なのはスマホ代やインターネット代(自宅の固定回線)ですが、そのほか、電話代や郵便料金なども含まれます。

通信費の例
  • モバイル回線:スマホ、携帯電話、タブレット、モバイルルーター
  • 固定回線:自宅のインターネット回線、固定電話
  • その他:切手代、郵便料金、送料

この記事では、スマホ代やインターネット代の節約方法に絞って紹介します。

【世帯人数別】通信費の月額平均

「ほかの人はいくらくらい通信費を払っているの?」「私の通信費は高いの?」と気になる人もいるでしょう。総務省の調査によると、1世帯あたりの通信費の月額平均は1万577円となっています。

ただし以下の通り、家族の人数によって多少差があります。

世帯人数 通信費の月額平均 1人あたり概算
1人 7,008円 7,008円
2人 1万492円 5,246円
3人 1万3713円 4,571円
4人 1万4815円 3,704円
5人 1万5536円 3,107円
6人以上 1万6903円 2,817円
出典:総務省「家計調査2022年・家計収支編・総世帯」をもとに作成

みんながどれくらい通信費をかけているのか、よりリアルな情報はマネーFixの家計に関するデータで公開しています。その他にも世帯ごとの毎月の食費、光熱費、日用品費などの支出データもまとめています。

通信費以外の家計の支出状況については、みんなのお金に関するデータ「家計」を参考にしてください。

モバイル回線を見直して通信費を節約する方法

モバイル回線を見直して通信費を節約する方法は、以下の通りです。なお、「モバイル回線=スマホ代」と考えて差し支えありません。

  • 格安スマホに乗り換える
  • 通信容量プランを最適化する
  • 外出先ではフリーWi-Fiを利用する
  • 古いスマホ端末を利用する

格安スマホに乗り換える

ドコモ、au、ソフトバンクといった大手通信事業者でスマホを契約している人は、格安スマホ(格安SIM)に乗り換えることで大幅な節約につながる可能性があります。

例えば、いままで毎月1万円かかっていた通信料金が、乗り換えたら月3,000円未満に収まったというケースも一般的です。契約している会社を変えるだけで、使い方を変えなくても月7,000円の節約効果が出ると考えると、大きなインパクトがあるのではないでしょうか。

通信容量プランを最適化する

スマホの料金プランは、主に通信量(ギガ数)によって金額が変わる仕組みになっています。通信量が多いほど料金が高くなります。自分がどれくらい通信しているのか(どれくらいギガを消費しているのか)を確認して、それに合った料金プランを選ぶようにしましょう。

普段3ギガしか使わないライトユーザーなのに、よくわからないまま「20ギガまで使える大容量プラン」を契約していて、余計な料金を支払い続けている人もいます。3ギガのプランと20ギガのプランでは、同じ会社で契約していても月5,000円程度の金額差が生じる場合もあります。

自分の通信量(使っているギガ数)を知りたいときは、スマホの設定画面から確認できます。

Wi-Fiを利用する

前述の通り、通信量が多いとスマホ代が高くなります。逆にいうと、通信量を抑えられればスマホ代を節約できるということです。

通信量を抑えるために有効なのが、外出先ではフリーWi-Fiを利用する方法です。フリーWi-Fiは「公衆無線LAN」とも呼ばれ、商業施設や公共交通機関などに設置されていることが多いです。フリーWi-Fiにつなぐと、自分の回線のギガ数を消費することなく無料で通信を行えます。

自宅にWi-Fiがある人は、そちらにつなぐようにすると、通信量を抑えられます。特に、スマホで動画を見たりアプリをダウンロードしたりするときは通信量が多くなりがちなので、Wi-Fiの利用がおすすめです。徹底すれば月数千円の節約になる場合もあります。

古いスマホ端末を利用する

スマホの機種代を安く抑えることも考えましょう。機種本体と通信回線は、別々に契約できます。

最新の高性能なスマホが人気です。しかし、特にこだわる理由がないのなら、機能や性能を絞った低価格なスマホや、少し古くなった型落ちスマホ、中古スマホも選択肢の1つです。

高性能なスマホは10万円を超えるものもありますが、繊細で俊敏な動きを求めるゲームなどをしないのなら、4万~5万円のスマホでも充分使えるでしょう。メールとインターネット検索を少しするだけの人なら、もっと安く1万~3万円くらいのスマホでも問題ないかもしれません。

固定回線(光回線)を見直して通信費を節約する方法

続いて、インターネット代を安くしたい人に向けて、固定回線(光回線)を見直して通信費を節約する方法について解説します。

  • プロバイダーを乗り換える
  • モバイルルーターに一本化する
  • 不必要なオプションを解約する
  • スマホとセット割りなどがある回線に乗り換える

固定回線とは、自宅内にケーブルを引き込んで利用するインターネット回線のことです。一般的には、光回線(光ファイバーケーブルを使ったインターネット回線)のことを固定回線と呼ぶことが多いです。

プロバイダーを乗り換える

インターネット代を節約する方法として効果が高いのは、プロバイダーを変更することです。

プロバイダーとは、インターネット回線を提供している事業者のことです。「プロバイダーの変更=他社へ乗り換え」と考えましょう。インターネットの固定回線も、スマホのモバイル回線同様、どこと契約するかによって料金が異なります。

光回線の料金は月5,000円程度が相場ですが、安いところを探せば月3,000円程度で済む場合もあります。いまよりも安い料金で同等のサービスを提供している事業者や料金プランがないか調べてみましょう。

モバイルルーターに一本化する

固定回線(光回線)をやめて、モバイルルーター(モバイルWi-Fi)に一本化するという節約方法もあります。

モバイルルーター(モバイルWi-Fi)は、固定回線よりも通信速度が遅い傾向がありますが、外出先でも利用できるうえに料金が安いというメリットがあります。前述の通り、Wi-Fiを上手く利用すればスマホの通信費削減にもつながります。

モバイルルーター(モバイルWi-Fi)は、月3,000~4,000円程度で利用できることが多いです。

不必要なオプションを解約する

いまの契約内容を確認して、不要なオプションが付いていないか確認するのもおすすめです。使っていないのに代金を支払い続けている部分を削除することで、他社への乗り換えなどより簡単に無理なく節約できる可能性があります。

インターネット回線のオプションとは、例えば以下のようなものです。

  • CS・BS放送などが見られる動画配信サービス
  • 固定電話のサービス
  • 写真などのデータを管理できるサービス
  • 文書作成などができるパソコンソフトを利用できるサービス
  • 毎月の請求書や利用明細を紙で作成して郵送するサービス 

契約にオプションが付いているかどうかは、契約書や利用明細などで確認できます。よくわからない場合は、契約中の通信事業者に問い合わせてみましょう。

スマホとセット割りなどがある回線に乗り換える

固定回線の契約では、スマホ回線とセットで契約することでお得になる「セット割」などの料金プランが用意されていることがあります。

通信事業者にもよりますが、セット割だとスマホとインターネットを別々に契約するときと比べて月1,000円程度安くなることが多いです。前述の格安スマホ(格安SIM)とのセット割もあり、あわせて変更することでより大きな節約効果が期待できます。

その他、キャンペーン適用割引、2年契約割引、家族割やグループ割などが利用できる場合もあります。

まずは、いま契約している回線の割引特典の有無を調べ、ほかに適用できそうな割引がないか確認してみましょう。余裕があれば他社の割引についても調べ、比較検討してみるのがおすすめです。

まとめ

通信費とは、スマホ代やインターネット代など通信手段にかかる費用を指します。通信費を節約したいなら、まずは契約しているスマホやインターネットの料金プランがいまの自分に合っているのか確認するところから始めるのがおすすめです。

不要なオプションを外したり、ほかの料金プランに変更したりするほか、思い切って他社に乗り換えるのも1つの方法です。通信費の見直しは比較的手間がかかりますが、上手くいけば月数千円単位で節約できる場合もあります。

マネーFixでは、家計に関するデータを公開しています。世帯ごとの毎月の食費、光熱費、日用品費、通信費などの支出データをまとめています。

政府の調査データやマネーFix独自の世帯別の家計支出データを公開しているので、ご自身の家計状況との比較にみんなのお金に関するデータ「家計」を参考にしてみてください。

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