NISAに興味はあるものの「何から始めればいいのかわからない」「NISAを始めるならどこで始めればいい?」「証券会社人気ランキングを知りたい!」という人も多いのではないでしょうか。
手数料や口座維持費などのコストで選ぶ、取扱商品の豊富さで選ぶなど、NISA口座を選択する際にはさまざまな基準があります。
この記事では、NISA口座の選び方を解説し、NISAの口座開設におすすめの証券会社10選を紹介します。
- NISA口座の選び方
- NISA口座のおすすめ証券会社
- NISA口座でおすすめの投資信託
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【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。
NISAに興味はあるものの「何から始めればいいのかわからない」「NISAを始めるならどこで始めればいい?」「証券会社人気ランキングを知りたい!」という人も多いのではないでしょうか。
手数料や口座維持費などのコストで選ぶ、取扱商品の豊富さで選ぶなど、NISA口座を選択する際にはさまざまな基準があります。
この記事では、NISA口座の選び方を解説し、NISAの口座開設におすすめの証券会社10選を紹介します。

NISA(少額投資非課税制度)とは、株取引などの投資で得た利益が非課税になる制度です。通常の株取引では利益に対し約20%課税され、その分が差し引かれますが、NISAの場合は利益の全額を受け取れます。
NISAは「つみたて投資枠」「成長投資枠」の2つがあります。
年間投資枠は、つみたて投資枠で120万円、成長投資枠で240万円となっています。非課税保有限度額は合計1800万円までで、そのうち成長投資枠は1200万円までです。
| つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
|---|---|---|
| 年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
| 非課税保有期間 | 無期限 | 無期限 |
| 非課税保有限度額 | 1800万円(うち1200万円を成長投資枠として利用可) | |
| 投資対象商品 | 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託 | 上場株式・投資信託等 |
| 対象年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 |
NISAを始めるためには、専用のNISA口座が必要です。証券口座や銀行口座などは、金融機関ごとに別の口座を作れますが、NISA口座は1人1つしか持てません。
NISA口座は銀行や郵便局、証券会社などさまざまな金融機関で開設できますが、開設した金融機関によって取扱商品や手数料、NISAでできることが異なります。

Money Fixでは、「NISAに関するアンケート」を実施しました。
「NISA口座の金融機関を選ぶ際に重視する(した)のはどれですか?」の回答は、「手数料や口座維持費などのコスト」(36.2%)が最も多く「ポイント還元があるか」(21.9%)「取扱商品のラインナップの幅広さ」(19.8%)と続きました。
ここではアンケートの結果をもとに、NISA口座の選び方について以下の項目に分けて解説します。
NISAでかかる手数料とは、株式や投資信託を売買する際に発生するお金のことです。「1注文あたりの取引額ごと」「1日の合計取引額に応じる」など証券会社ごとに手数料の金額や設定が異なるので、取引回数や金額に合わせて考えることが大切です。
ネット証券の多くが「NISA口座は手数料無料」とうたっています。しかし「国内株式のみ」「25歳以下のみ」など条件付きとなっているケースもあるため、よく確認してから利用するようにしましょう。
投資金額に応じて特定のポイントが貯まる証券会社があります。証券会社ごとで貯まるポイントをまとめると、下表の通りです。
| 証券会社名 | 貯まるポイント |
|---|---|
| 楽天証券 | ・楽天ポイント |
| SBI証券 | ・Vポイント ・Pontaポイント ・dポイント ・JALポイント ・PayPayポイント |
| マネックス証券 | ・マネックスポイント |
| auカブコム証券 | ・Pontaポイント |
| SMBC日興証券 | ・Vポイント ・dポイント |
| 松井証券 | ・松井証券ポイント |
| PayPay証券 | ・PayPayポイント |
| 大和コネクト証券 | ・dポイント ・Pontaポイント |
| DMM株 | ・DMM株ポイント |
楽天証券なら楽天ポイント、auカブコムならPontaポイントが貯められます。SBI証券・SMBC日興証券・大和コネクト証券は貯めるポイントを選ぶことが可能です。
ポイントを貯めたり、使ったりしながらお得に投資をしたい人は、普段よく利用するポイントに注目して選ぶとよいでしょう。
取扱商品とは、証券会社で購入できる商品(銘柄)のことです。NISA口座で購入できる商品は、国内株式・海外株式・投資信託など多岐にわたります。
それぞれのメリット・デメリットは、下表の通りです。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 国内株式 | ・情報が多い ・株主優待がある ・株式市場に時差がない ・通貨が円 ・値幅制限がある |
・元本保証がない ・売買手数料がかかる ・初心者には難しい |
| 海外株式 | ・世界的な大企業に投資できる ・未知数の新興国に投資できる ・リスクを抑えて投資が可能 ・高配当が期待できる ・1株から少額投資できる |
・為替変動の影響を受ける ・株式市場に時差がある ・元本保証がない ・売買手数料がかかる ・初心者には難しい |
| 投資信託 | ・分散投資でリスクの軽減が可能 ・取扱商品(銘柄)が豊富 ・運用の手間がかからない ・少額から始められる |
・長期保有が前提 ・信託手数料がかかる ・元本保証がない |
国内株式とは、日本国内の証券取引所に上場している企業の株式のことです。
国内株式の最大のメリットは、ニュースなどから情報を得やすく、値動きの傾向がつかみやすい点です。株主優待がある会社が多いのも魅力といえるでしょう。
また、取引通貨が円なので、為替変動の影響を受けません。
さらに、株価の暴騰・暴落を防ぐために、株価が1日に変動できる上下の幅を制限する「株価制限」(いわゆるストップ高・ストップ安)があるのも安心材料の1つです。
一方で、デメリットとしては、海外株式に比べて成長性が低いことです。震災などの災害リスクもあって株価が下落しやすく、大きな成長が期待しにくいのがデメリットになります。
海外株式とは海外企業が発行し、主に海外の証券取引所に上場している株式のことです。
海外株式のメリットは、世界的な大企業への投資ができること、外貨資産を持つことで円高や円安のリスクを分散できることなどです。
海外株式は国内株式と比べて高配当で、最少1株から購入できます(国内株式は単元株制度で、通常100株単位で購入する必要があります)。
デメリットは、為替変動の影響を受けること、株式市場に時差があることなどです。また、米国株式には1日の値動きを制限する「値幅制限」がないため、損失が大きくなりやすいことにも注意しましょう。
投資信託とは、プロの投資家が選んだ株式や債券などの複数の資産をパッケージ化したものです。
多くの資産に分散投資することでリスクヘッジできることが、最大のメリットです。運用をプロに任せられる安心感があり、少額から始められるため、初心者に向いています。
デメリットは、株式のようなタイムリーな売買取引ではなく、複利効果を得やすい長期保有が前提なので、資金を動かしにくいことが挙げられます。
また、運用を任せるための信託報酬がかかる一方、プロに任せたからといって元本保証があるわけではない点に注意が必要です。
NISAの決済では、銀行口座から直接引き落とされる方法と、クレジットカード決済(クレカ積立)があります。クレカ積立ができる証券会社を選ぶと、決済額に応じたポイントをもらえてお得です。
クレカ積立ができる証券会社のそれぞれのポイント還元率は、下表の通りです。
| 証券会社 | 対象クレジットカード | ポイント還元率 |
|---|---|---|
| 楽天証券 | 楽天カード | 最大1.0% |
| SBI証券 | 三井住友カード | 最大5.0% |
| マネックス証券 | マネックスカード | 最大1.1% |
| auカブコム証券 | auPAYカード | 1.0% |
| PayPay証券 | PayPayカード | 0.7% |
| 大和コネクト証券 | セゾンカードUCカード | 最大1.0% |
例えば、楽天証券のNISA口座で毎月5万円を楽天カード決済で積み立てた場合、毎月最大500ポイントが貯まります。年間で6,000ポイント貯まることになり、20年間投資した場合は総額で12万ポイントも貯まるので、長期投資をすればするほどお得になります。
証券会社によっては、特典やキャンペーンを用意しています。特に、口座開設でキャッシュバックやプレゼントがもらえるキャンペーンは、条件が少なく誰でも取り組みやすいでしょう。
2024年6月現在で口座開設キャンペーンを実施している証券会社と、キャンペーン内容をまとめると下表の通りです。
| 証券会社名 | キャンペーン内容 | 適用条件 |
|---|---|---|
| 楽天証券 | 2,000円相当の株ギフトプレゼント | クイズに正解&口座開設等 |
| マネックス証券 | 4,200ポイントのdポイントプレゼント | クイズに正解&エントリーして新規口座開設、NISA口座開設、アンケート回答 |
| auカブコム証券 | NISA口座開設と投信取引で、もれなく最大5,000Pontaポイントプレゼント | NISA口座開設と投信取引 |
| 松井証券 | 松井証券ポイントを2,000ポイントプレゼント | 新規で松井証券総合口座およびNISA口座を開設&クイズに正解 |
| PayPay証券 | 1,000ポイントのPayPayポイントプレゼント | クイズに正解してPayPay証券口座&NISA口座開設 |
| 大和コネクト証券 | 1,000ポイントのdポイントまたはPontaポイントプレゼント | 大和コネクト証券の口座開設とdアカウントまたはPonta会員IDの連携 |
| 岡三オンライン | 最大5,000ポイントのdポイントプレゼント | 新規口座開設と条件達成 |
適用条件は、クイズやアンケートへの回答と口座開設など、達成しやすいものばかりです。普段から貯めているポイントがもらえるキャンペーンであれば、メリットも大きいでしょう。
NISA口座は1人1つしか持つことができませんが、証券口座は複数持つことが可能です。口座開設数の多い証券会社は、それだけたくさんの人々のニーズに合ったサービスを提供していると考えられるでしょう。
利用者数の多さは、サポート体制やサービス面の充実につながるので、そうした点でも安心して選べます。
IPO(新規公開株式)とは「Initial(最初の) Public(公開の) Offering(売り物)」の略で、未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場することです。
新規上場時の公募価格は、売れ残りが出ないように企業と証券会社が協議します。多くの場合、割安に設定されて売り出されるため、上場直後は値が上がりやすくなります。しかし、購入できるのは「幹事」という上場予定会社のサポートを務める会社に限られ、購入も抽選制です。
IPOの取扱実績数が多い証券会社に口座を作れば、IPOを購入できるチャンスも訪れやすいでしょう。証券会社ごとにIPO購入の抽選方法が異なるので、その内容も判断基準にしてください。
積立方式とは、証券会社で一度に注文する金額と頻度を前もって設定することです。金額は100円から設定できる証券会社もあり、少額から運用をスタートできます。積立頻度は「毎日」「毎週」「毎月」などから選ぶことができ、これも証券会社ごとに異なります。
積立方式で選ぶメリットは、金額を少なく、頻度を多くすることによって投資のリスクを軽減できることです。リターンも少なくなりますが、自分の投資可能金額やライフスタイルによって投資内容を変更できるのは魅力の1つです。

NISA口座の開設におすすめの証券会社を10社紹介します。
MoneyFixが実施した「NISAに関するアンケート」において、「あなたが現在NISAで利用している金融機関を教えてください」という質問をしました。その結果、人気が高かった順にランキングで紹介していきます。
口座開設数・手数料・取扱商品を一覧にまとめると下表の通りです。
| 証券会社 | 口座開設数 | 投資信託の 買付手数料 |
国内株 | 海外株 | 投資信託 |
|---|---|---|---|---|---|
| 楽天証券 | 1000万口座 | 無料 | ○ | ○ | ○ |
| SBI証券 | 1000万口座 | 無料 | ○ | ○ | ○ |
| マネックス証券 | 220万口座 | 無料 | ○ | ○ | ○ |
| auカブコム証券 | 151万口座 | 無料 | ○ | × | ○ |
| SMBC日興証券 | 397万口座 | 0~2.1% | ○ | ○ | ○ |
| 松井証券 | 143万口座 | 無料 | ○ | × | ○ |
| PayPay証券 | 107万口座 | 無料 | ○ | ○ | ○ |
| 大和コネクト証券 | 非公開 | 無料 | ○ | ○ | ○ |
| GMOクリック証券 | 50万口座 | 無料 | ○ | × | ○ |
| DMM.com証券 | 77万口座 | 無料 | ○ | ○ | × |

\ 総合口座1200万口座!簡単口座開設 /
楽天証券公式HPはこちら
楽天証券は、取扱商品のラインナップが豊富なこと、口座開設数が多くて人気なことが魅力です。トレードツール「マーケットスピードⅡ」の使い勝手や、申し込み手続きのわかりやすさなどにも定評があります。
手数料の安さに加えて、投資信託の積立に楽天キャッシュ(電子マネー)や楽天カードが使え、楽天ポイントを効率よく貯められます。ポイントは投資にも利用可能です。
| 国内株 | 4,300銘柄 |
|---|---|
| 外国株 | ・アメリカ:4,681銘柄 ・中国:約1,600銘柄 ・ASEAN:約250銘柄 |
| 投資信託の 買付手数料 |
無料 |
| 利用のしやすさ | ・取引ツールの使いやすさ:◎ ・情報量:◎ |
| 最短口座開設日 | 翌営業日 |

\ 新規口座開設者数 No.1 /
SBI証券公式HPはこちら
SBI証券は国内株式、海外株式、投資信託ともに取りそろえており、取扱商品のラインナップが豊富です。2023年3月に、国内初となる証券総合口座1000万を達成しました。
IPO対応も他社に比べて圧倒的に多く、取扱商品の充実度・手数料の安さ・サポート体制(早朝夜間の取扱が可能)など必要条件がバランスよく整っています。初心者から上級者まで幅広くおすすめできる証券会社です。
| 国内株 | 約3,500銘柄 |
|---|---|
| 外国株 | ・アメリカ:6,000銘柄以上 ・ロシア:29銘柄 ・中国:1,301銘柄 ・タイ:77銘柄 ・マレーシア:44銘柄 ・韓国:68銘柄 ・ベトナム:303銘柄 ・インドネシア:74銘柄 ・シンガポール:38銘柄 |
| 投資信託の 買付手数料 |
無料 |
| 利用のしやすさ | ・取引ツールの使いやすさ:◎ ・情報量:◎ ・1株単位での取引可 |
| 最短口座開設日 | 翌営業日 |

\ ドコモと機能連携開始 /
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マネックス証券は、国内株式・海外株式・投資信託など取扱商品のラインナップが豊富なことや、手数料が安いことが魅力です。
米国株取扱数はネット証券で最多となっており「1株から買える」「円安・円高での為替差益も狙える」などのメリットがあるため、米国株式に興味がある人に特におすすめできます。
IPO(新規公開株式)の抽選が完全平等抽選である点もメリットです。
| 国内株 | 東京・名古屋・福岡・札幌上場銘柄など |
|---|---|
| 外国株 | ・アメリカ:5,000銘柄超 ・中国:2,000銘柄超 |
| 投資信託の 買付手数料 |
無料 |
| 利用のしやすさ | ・取引ツールの使いやすさ:◎ ・情報量:○ ・1株単位での取引可 |
| 最短口座開設日 | 翌営業日 |

auマネ活プランで還元率UP
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三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社であるauカブコム証券は、信頼性の高さが魅力の1つです。
NISA口座の手数料が無料なのはもちろん、NISA口座の開設で、一般・特定口座での現物株式取引手数料が最大5%割引になる「NISA割」も利用できます。au PAYカードによる投信積立で、Pontaポイントが貯まり投資にも使えます。
| 国内株 | 東京・名古屋・福岡・札幌証券取引所上場銘柄 |
|---|---|
| 外国株 | アメリカ:1,799銘柄 |
| 投資信託の 買付手数料 |
無料 |
| 利用のしやすさ | ・取引ツールの使いやすさ:◎ ・情報量:○ ・1株単位での取引可 |
| 最短口座開設日 | 翌営業日 |

SMBC日興証券は、米国株式が1株から購入できたり、信用取引の売買手数料が無料だったりすることが強みの証券会社です。
「投信つみたてプラン」では、毎月1,000円からコツコツ投資ができて、NISA口座にも対応しています。
ネットで取引するダイレクトコースで取引すれば、積立金額に応じて毎月dポイントを貯めることも可能です。
| 国内株 | 約1,800銘柄 |
|---|---|
| 外国株 | ・アメリカ:約2,200銘柄 ・中国:約180銘柄 |
| 投資信託の 買付手数料 |
0~2.1% |
| 利用のしやすさ | ・取引ツールの使いやすさ:○ ・情報量:◎ |
| 最短口座開設日 | ・スマホなら最短即日 ・PCなら最短3日 |

\ 業界最高の投信残高ポイント還元率 /
松井証券公式HPはこちら
松井証券は、国内株式と投資信託の取扱商品のラインナップが豊富で、投資信託の手数料が安いことが特徴です。
一般口座の国内株式の取引でも25歳以下は無料、26歳以上も50万円まで無料である点がほかの証券会社にはないメリットです。
専用のオペレーターに銘柄探しや取引のタイミングを相談できる「株の取引相談窓口」や、投資を学べる情報メディア「マネーサテライト」などのサポート体制が充実しており、初心者でも安心して取引を始められます。
| 国内株 | 東京・名古屋・福岡・札幌証券取引所上場銘柄・ジャパンネクストPTS |
|---|---|
| 外国株 | アメリカ:1,636銘柄 |
| 投資信託の 買付手数料 |
無料 |
| 利用のしやすさ | ・取引ツールの使いやすさ:◎ ・情報量:○ |
| 最短口座開設日 | スマホなら即日 |

PayPay証券は100円から投資を始めることができます。PayPayポイントを貯められたり、PayPayアプリと連携できたりすることが特徴です。
PayPayアプリを使うと、普段のお買い物で貯まったPayPayポイントを投資に回せます。低額から始められるうえに、ポイントも活用できるため、投資初心者が始めやすいでしょう。
また、決済時に使うPayPayアプリ上で資産運用が可能であるほか、より充実した機能がある専用アプリ「PayPay証券アプリ」も用意されています。
まずは直感的で使いやすいPayPayアプリを利用し、取引に慣れてきたら本格的なPayPay証券アプリを利用するとよいでしょう。
| 国内株 | 110銘柄 |
|---|---|
| 外国株 | アメリカ:94銘柄 |
| 投資信託の 買付手数料 |
無料 |
| 利用のしやすさ | ・取引ツールの使いやすさ:◎ ・情報量:○ |
| 最短口座開設日 | 2~3週間 |

大和コネクト証券は、120年以上の歴史を持つ大和証券グループのノウハウと、スマホに特化したサービスを提供する証券会社です。
アプリの使いやすさが特徴で、2023年度のGOOD DESIGN AWARDを受賞しています。自分にぴったりな商品を診断でき、簡単に設定や操作ができるため、初心者におすすめです。
100円から毎日NISA口座で投資をする「まいにちNISA」を利用でき、買付金額に応じてdポイントまたはPontaが貯まります。投資金額としてポイントを使うことや、現金との併用も可能です。
| 国内株 | 約420銘柄 |
|---|---|
| 外国株 | アメリカ:85銘柄 |
| 投資信託の 買付手数料 |
無料 |
| 利用のしやすさ | ・取引ツールの使いやすさ:◎ ・情報量:○ |
| 最短口座開設日 | 最短3日 |

\ 100万口座達成 /
GMOクリック証券公式HPはこちら
GMOグループのネット証券会社であるGMOクリック証券は、国内株式と投資信託の取扱があり、投資信託の手数料が安いことが魅力です。
一般口座では27歳以下の現物取引手数料が無料で、IPOにも対応しています。無料で使える取引ツール「おまかせ通知」を通じてタイムリーな情報が得られ、同社独自の分析ツールも利用可能です。
「投資チャンネル」ではスペシャリストの視点で投資情報が視聴できるなど、情報コンテンツが充実しています。
| 国内株 | 東京証券取引所上場銘柄 |
|---|---|
| 外国株 | 取扱なし |
| 投資信託の 買付手数料 |
ファンドごとに異なる |
| 利用のしやすさ | ・取引ツールの使いやすさ:◎ ・情報量:○ |
| 最短口座開設日 | 2営業日 |

\ 100万口座達成 /
DMM.com証券公式HPはこちら
DMMグループの証券会社であるDMM.com証券は、平日24時間サポートが受けられます。口座開設や鳥居引きツールの操作方法をはじめ、投資に関する知識についての問い合わせにも対応してくれるため、初心者も安心して利用できます。
一般口座では25歳以下の国内株式の取引手数料が無料となっています。米国株式は年齢にかかわらず取引手数料が無料で、米国株に興味がある人に特におすすめです。また、IPO(新規公開株式)の対応があるところもうれしいポイントです。
| 国内株 | 東京・名古屋・札幌・福岡証券取引所上場銘柄 |
|---|---|
| 外国株 | アメリカ:2,105銘柄 |
| 手数料 | ・現物:5万円まで55円~、25歳以下は実質無料 ・信用:300万円まで88円、300万円超無料 |
| 利用のしやすさ | ・取引ツールの使いやすさ:◎ ・情報量:○ |
| 最短口座開設日 | 即日 |

いざNISA口座を開設し、投資を始めようと思っても、どんな銘柄に投資をすればよいか迷う人もいるでしょう。
投資信託を選ぶ際に重視すべき基準は、以下の3つです。
運用成果を目指すうえで目安となる指数
投資信託を運用・管理してもらうために必要な手数料
投資信託に組み入れられている株式や債券などの資産
上記の観点から、NISA口座での運用において、おすすめできる投資信託は以下の通りです。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、1つのファンドで全世界の約50ヵ国・約3,000銘柄の株式に分散投資ができるインデックスファンドです。
先進国・新興国の株式等を対象としているため、世界経済の成長による恩恵を受けられます。また、信託報酬も低めに設定されているため、長期投資に向いているといえます。
純資産総額も大きく、非常に人気のある投資信託なので、迷ったらeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を選ぶのがおすすめです。
| 連動指数 | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス |
|---|---|
| 信託報酬 | 0.05775%以内(年率・税込) |
| 純資産 | 約3兆5877億円 |
eMAXIS Slim先進国株式インデックスは、日本を除く先進国(22ヵ国)の株式へ投資ができる商品です。
アメリカが70%を占めており、次いでイギリス、カナダ、フランスといった先進国で構成されています。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)には及ばないものの、信託報酬が低く運用コストを下げられる点もメリットです。
日本以外の先進国へ投資したい人は購入を検討するとよいでしょう。
| 連動指数 | MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース) |
|---|---|
| 信託報酬 | 0.1023%以内(年率・税込) |
| 純資産 | 約7658億円 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、連動指数はなく、8つの資産に均等に投資をする投資信託です。
8つの資産とは以下の通りです。
株式だけでなく、債券やREIT(不動産投資信託証券)も含めて12.5%ずつの分散投資ができます。比較的リスクが低い傾向のある債券も組み込まれているため、堅実にリターンを狙いたい人におすすめです。
| 連動指数 | - |
|---|---|
| 信託報酬 | 0.143%以内(年率・税込) |
| 純資産 | 約2803億円 |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、世界最大級の運用会社であるバンガード社が運用を行う「VOO(バンガード・S&P500 ETF)」を主要対象にする投資信託です。
米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動しており、米国の主要企業500銘柄の大型株で構成されています。
米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしているのも魅力です。
運用コストを抑えながら、今後の成長に期待できるアメリカの大型株に投資をしたい人におすすめです。
| 連動指数 | S&P500指数(円換算ベース) |
|---|---|
| 信託報酬 | 0.0938%程度(年率・税込) |
| 純資産 | 約1兆6941億円 |
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、投資対象を米国株式に絞った商品です。大型株だけでなく、小型株や中型株まで網羅された約4,000銘柄に投資できます。
ほぼ100%の米国株に対して、低コストで運用できるのが魅力です。
米国企業の成長に期待しており、できるだけ多くの米国銘柄へ投資をしたい人におすすめです。
| 連動指数 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース) |
|---|---|
| 信託報酬 | 0.162%以内(年率・税込) |
| 純資産 | 約1兆5618億円 |

投資の経験や知識があまりなくて不安なら、NISAに対応したロボアドバイザーを利用する方法もあります。自身の運用目的やスタイルに合った資産配分や金融商品を提案し、自動で運用を行ってくれるサービスです。「AI投資」とも呼ばれます。
ロボアドバイザーは、少額から資産運用を行え、長期・分散投資に向いています。「投資一任型」なら運用も含めてすべて任せることができ、適切な資産配分になるように投資してくれるのが特徴です。
AIが運用するため、感情に左右されることなく、客観的な分析に基づいて運用してくれるのもメリットです。
ただし、ロボアドバイザーの利用には手数料がかかります。自分で運用するのと比べると、コストがかかることはデメリットです。また、長期・分散投資を目的とするため、短期的に大きな利益を得たい人には不向きでしょう。
ロボアドバイザーが向いている人は、以下の通りです。
ここからは、おすすめのロボアドバイザーを紹介します。

SUSTEN(サステン)は、投資一任型の自動資産運用サービスです。NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の両方に対応しており、非課税枠を最大限活用できるように自動で割り振り運用してくれます。
SUSTENでは、つみたて投資枠を優先して投資し、出金時にもつみたて投資枠に資金が残るように調整が行われます。NISAの年間投資枠を超えて入金した場合には、資金をいったん課税口座で運用したうえで、投資枠が復活したら自動的にNISA口座で買い直すシステムです。
また、NISA口座で1年以上出金がない場合は、最大年率0.1%のキャッシュバックが行われます。キャッシュバックされた金額は、再投資に回せます。
手数料は年率 0.08~0.30%で業界最安値の水準なのも魅力です。

WealthNavi(ウェルスナビ)は、預かり資産1.1兆円以上、運用者数約38万人で国内No.1を誇る自動資産運用サービスです(2024年3月時点)。
NISAの非課税枠を活用して自動運用できる「おまかせNISA」では、リスク許容度ごとに定めた割合で、つみたて投資枠と成長投資枠に振り分けられ、自動積立を行います。投資先は世界各国の株式や債券、金、不動産を組み合わせてリスクを分散します。
おまかせNISAで自動積立を行う場合の手数料は、年率0.63~0.67%です。
以下の記事では、おすすめのロボアドバイザーを紹介しています。選び方やメリット・デメリットについても解説しているので、ロボアドバイザーに興味がある人はぜひ参考にしてください。

NISA口座の開設は銀行と証券会社どっちがおすすめ?
NISA口座の開設は、銀行よりも証券会社がおすすめです。
銀行は最寄りの店舗で窓口相談できるのがメリットですが、NISA対象の商品数が少なく、クレカ決済やポイント還元には非対応のところが多いためです。また、銀行の商品には株式は含まれません。
証券会社の方が信託報酬は低い傾向があり、中でも「ネット証券」の方が「店舗型の証券会社」よりも信託報酬が低く設定されています。
ネット証券は窓口相談ができない代わりに、コストを抑えて豊富な種類から商品を選べるメリットがあります。
NISA口座は複数開設できる?
NISA口座は1人1口座までと決められており、複数口座の開設はできません。自分に合った証券会社をきちんと選んで、口座開設しましょう。
NISA口座は変更できる?
NISA口座の金融機関は、1年に1回だけ変更することが可能です。
NISA口座の金融機関変更を希望する場合は、多くの金融機関では前年の10月1日から当年9月末までに手続きを完了させる必要があります。
「NISA口座を開設したけど運用方針に合わなかった」「ツールが使いにくいからほかの金融機関に変更したい」といった場合は、変更ができる期間に手続きを進めてください。

NISA口座を開設するのにおすすめの証券会社を10社紹介しました。NISA口座は1人1口座しか持てず、1年に1回しか口座の変更ができないため、どの証券会社で開設するかが重要です。
証券会社によって取扱商品やサポート内容が違うため、口座選びのポイントを踏まえたうえで、自分に合った証券口座を選んでください。
長期運用をするなら、ポイント還元があるかどうかもチェックするとよいでしょう。
投資の知識や経験が不足していて自信がないという人は、NISAに対応したロボアドバイザーの利用も検討してみてください。
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