車の維持費を抑えるためには、以下のような工夫を取り入れることが大切です。
- 軽自動車やエコカーを購入する
- メンテナンスや車検は業者をしっかり比較する
- 古い車は買い替えを検討する
- 燃費の良い車を選ぶ
- 任意保険を見直す
軽自動車やエコカーを購入する
軽自動車やエコカーを購入すると、ガソリン代や税金、車検費用などの維持費を安く抑えられます。
また、車体サイズが小さい軽自動車を対象としている駐車場で契約ができれば、普通車より駐車場代を抑えることもできるでしょう。
メンテナンスや車検は業者をしっかり比較する
メンテナンスや車検にかかる費用は、依頼する業者によって大きく異なります。これらの点検をする業者には、ディーラーやガソリンスタンド、車検専門ショップなどがあるので、どの業者に依頼すれば費用を安く抑えられるかを比べてみましょう。
メンテナンスや点検費用を安くしている業者の中には、点検項目を省いたり、割高な追加費用を請求したりする悪徳業者もいるので注意が必要です。
古い車は買い替えを検討する
年式が古い車は、税金やメンテナンス費用が高くなるので、早く買い替えるのがおすすめです。
新規登録から13年を超えた車は、自動車税と自動車重量税が高くなります。また、年式が古い車の消耗品やパーツは、市場に出回っていない可能性があるため、メンテナンス費用が割高になることも考えられるでしょう。車の不具合や故障が発生すると、想定以上の出費になることがあるので注意が必要です。
手頃な価格で中古車を購入できたとしても、維持費が多くかかることで、新車を購入した方がトータルコストを安く抑えられるケースもあります。年式が古い車を所有するときは、維持費がどれだけかかるのかをシミュレーションしておきましょう。
燃費の良い車を選ぶ
車の維持費を抑えるためには、燃費の良い車を選ぶことが大切です。
車のカタログに「JC08モード」と「WLTCモード」が併記されている場合は、より実燃費に近い「WLTCモード」を参考にするのがおすすめです。WLTCモードでは、市街地や郊外、高速道路での走行を想定した燃費が記載されています。
燃費の良い車は、燃費性能に応じて自動車重量税が減免される「エコカー減税」の対象となる可能性があります。エコカー減税の適用が受けられれば、車の維持費を安く抑えられるので、購入前に確認しましょう。
任意保険を見直す
任意保険の保険料は、自身の状況に応じた補償内容に見直すことで安く抑えられる可能性があります。
任意保険には、原動機付自転車での事故に備える「ファミリーバイク特約」や、飼い犬や自転車などによる事故を補償する「個人賠償特約」など、さまざまな特約があります。これらの特約は万が一の事故に備えられますが、原動機付自転車を処分したり、別の自転車保険に加入していたりすると余計な保険料を支払うことになるので、定期的に見直すことが大切です。
任意保険には、店舗で契約する「代理店型」と、インターネットや電話で契約する「ダイレクト型」の2種類があります。ダイレクト型の方が保険料は安く設定される傾向があります。車の維持費を抑えたい人はダイレクト型の自動車保険を選びましょう。
また、任意保険は同じ補償内容でも保険会社によって保険料が異なるので、いくつかの保険会社で保険料を比較することをおすすめします。その際は、複数の保険会社の見積もりをネット完結で比較できる「保険スクエアbang!自動車保険」などの一括見積もりサイトが便利なので、ぜひ活用してみてください。