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マイカーローンは勤続年数が1年未満でも審査に通る?|申請時の注意点を解説

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

車を購入することになり、マイカーローンを検討している人もいるのではないでしょうか。マイカーローンの審査を受ける際には、申し込み時点の勤続年数が関係するため、注意が必要です。

この記事では、マイカーローンの審査と勤続年数の関係を解説し、勤続年数が短い場合の対処法も紹介します。

勤続年数1年未満はマイカーローンに通らない?

マイカーローンの審査では、勤続年数を重要視されることが多く、審査の結果に大きな影響があるとされています。収入はそれほど高くなくても、勤続年数が長ければ安定した収入がある証となり、十分な返済能力を持っていると判断されます。

ここでは、マイカーローンの審査に通りやすいとされる勤続年数を紹介します。

マイカーローンに審査は勤続年数1年以上が目安

マイカーローンの審査に通りやすいとされる勤続年数は、最低でも1年以上です。

審査が厳しい金融機関では、2~3年以上とさらに長い年数が基準となるケースもあります。また、勤続年数だけではなく、雇用形態が非正規雇用の場合は契約できないローン会社もあります。

新入社員や転職直後は審査に通りづらい

勤続年数は、同じ会社で働き続けた期間を意味します。社会人として働き始めてからの年数ではなく、現在の会社に勤めている期間である点に注意してください。

社会人経験が長くても転職後1年未満の場合や、アルバイト経験は豊富でも正社員になって日が浅いなどのケースでは、マイカーローンの審査に通りにくい傾向があります。

勤続年数1年未満でローンを組むときの注意点

勤続年数が1年未満でもマイカーローンを検討したいなら、以下のポイントに注意してください。

  • 勤続年数を条件としていないローン会社を選ぶ
  • 審査の難易度が低い会社を選ぶ
  • 勤続年数が短くても虚偽の申告をしない
  • 保証人を立てる

勤続年数を条件としていないローン会社を選ぶ

審査基準はローン会社によって異なり、勤務年数を重視しない会社もあります。そういった会社なら、勤続年数が短くてもマイカーローンの審査に通るかもしれません。

ただし、ほかの会社と比べて金利が高い場合があります。また、勤続年数以外の条件をクリアできない可能性もあるので、必ずしも審査に通るとは限りません。

審査の難易度が低い会社を選ぶ

マイカーローンは大きく、次の3種類に分けられます。

  • 銀行マイカーローン
  • ディーラーローン
  • 自社ローン

都市銀行、地方銀行、信用金庫が提供する銀行マイカーローンは、車本体の購入以外にも、免許取得や修理などの用途でも利用できます。金利は1~4%程度と低いですが、審査が厳しく時間がかかる傾向があります。

ディーラーが提携する信販会社を通じて申し込むディーラーローンでは、金利が4~8%と銀行マイカーローンよりも高めですが、審査は甘いです。審査時間が短いのも特徴です。

中古車を販売する店舗等が独自で行っている分割支払い方法を、自社ローンと呼びます。金融商品ではないため、審査は最も甘いといわれています。利息はかからないものの、車両価格に手数料が上乗せされるため支払総額が高くなる可能性があります。

審査難易度が低いマイカーローンは、こちらの記事「審査の甘いマイカーローンはどこ?」でも詳しく紹介しています。

勤続年数が短くても虚偽の申告をしない

勤続年数が1年未満だからといって、虚偽の申告はしないようにしましょう。仮に虚偽の申告をして審査に通ったとしても、虚偽の申告が判明すると契約が解除されるだけでなく、信用情報にも悪影響を及ぼします。将来ほかのローンを組もうとしても審査が通らないことになりかねません。

実際よりも勤続年数を長く書くなど、虚偽の申告はくれぐれも行わないようにしてください。

保証人を立てる

自動車ローンでは保証人は不要なケースが多いですが、勤続年数が短い場合、保証人を立てることで審査に通りやすくなります。保証人を立てる場合、配偶者、親、同居の親族に依頼するケースが一般的です。

保証人には、以下の条件を満たすことが求められます。

  • 成人していて65歳未満である
  • 年金以外の安定した収入を得ている
  • 信用情報に問題がない

保証人を立てて申し込む際には、保証人の本人確認書類と印鑑も必要です。保証人の収入を証明するために、源泉徴収票や所得証明書の提出が求められることもあるので、事前に準備するようにしてください。

保証人を立てることが難しい場合には? 

保証人を立てられない場合には、次のような対策を取ることで審査に通りやすくなります。

  • 頭金を多く用意する
  • ローンの返済期間を長めにする
  • 購入する車の価格を見直す

頭金を多めに用意すれば、その分借入額を減らすことができるため、審査に通る可能性が高まります。

返済する期間を長めに設定する方法もあります。返済期間が長ければ、月々に返済する金額を減らすことが可能です。収入に対して返済額が負担にならないと判断されれば、審査に通る可能性があります。

購入予定の車を見直し、借入額を抑えるのも手です。車のランク、グレードを下げる、オプションや車内装備を変更するなど、方法は色々とあるので検討してみてください。

まとめ

マイカーローンの審査では、勤続年数が重視されます。勤続1年未満だと審査には通りにくいでしょう。

勤続年数が短くてもマイカーローンの申し込みたいなら、審査において勤続年数を重視しないローン会社を選ぶ、審査が甘いローン会社を選ぶ、保証人を立てるなど、いくつかの方法が考えられます。記事で紹介したポイントに注意して、ローンの申し込みを検討してください。

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