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【250万円】車のローンは月々いくら?シミュレーションや安く返済するポイントを解説

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

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ローンの総返済額は、金利や返済期間によって変わってきます。この記事では、250万円の自動車ローンを組んだ場合の返済額のシミュレーションや、ローンを早く返済するためのポイントを紹介します。

【250万円】車のローンは月々いくらの支払いになる?

250万円の返済シミュレーション

250万円のカーローンを組む際のシミュレーション結果を見ていきましょう。今回は、以下の条件で返済額を算出しました。

  • 返済期間:3年、5年
  • 頭金:なし
  • 金利:1%、3%、5%(固定)
  • 返済方式:毎月返済かつ元利均等返済

自動車ローンの返済額を計算するなら、JAバンク「マイカーローン返済シミュレーション」が便利です。

月々の返済額 年間の返済額 返済総額
金利1%で3年間 7万520円 84万6242円 253万8726円
金利1%で5年間 4万2734円 51万2812円 256万4060円
金利3%で3年間 7万2703円 87万2436円 261万7308円
金利3%で5年間 4万4921円 53万9060円 269万5300円
金利5%で3年間 7万4927円 89万9126円 269万7378円
金利5%で5年間 4万7178円 56万6137円 283万685円

出典:JAバンク「マイカーローン返済シミュレーション

シミュレーション結果を見てみると、返済期間が長いほど月々の負担は小さくなるものの、総返済額は大きくなることがわかります。月々の負担をどの程度まで許容できるかによって、返済期間を検討するとよいでしょう。

自動車ローン(カーローン)の仕組みとは

自動車ローン(カーローン)とは、車の購入費用に充てられるローンのことです。用途には車両本体だけでなく、カーナビなどの備品や、手続きの際の諸費用も含まれます。自動車ローンは通常のローンと同様、借入額や借入期間によって利息額が変わってくるので注意してください。

元利均等返済と元金均等返済の違い

元利均等返済とは、毎月の返済額が一定となる返済方法のことです。それに対して元金均等返済とは、毎月の返済額のうち元金の額が一定となる返済方法を指します。それぞれのメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット デメリット
元利均等返済 ・返済額が一定のため、返済計画が立てやすい
・元金均等返済よりも返済開始当初の返済額を少なくできる
・元金均等返済よりも総返済額が多くなる
・残債の減りが遅い
元金均等返済 ・返済が進むにつれ元本が小さくなり、同時に利息も減る
・元利均等返済よりも元本の減少が早い
・返済開始当初の返済負担が重く、借入時に必要な収入も高くなる

変動金利と固定金利の違い

変動金利とは、市場金利の動きに合わせて変動する金利タイプのことです。ただし、借入当初から5年間は金利の変動がありません。

その一方で固定金利は、市場金利の動きに関係なく、契約時点での金利が適用され続けます。固定金利には全期間固定のものだけでなく、固定期間が選択できる(2年、3年、5年など)ケースもあります。

それぞれのメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット デメリット
変動金利 ・金利が安い
・5年間は金利が固定なので、短期間で返済できるとお得
・市場金利の変動によって、金利が上昇するリスクがある
・長期間借りる場合は返済計画を立てにくい
固定金利 ・市場金利の変動によって、金利が上昇するリスクが低い
・長期間借りる場合でも返済計画を立てやすい
・金利が高い

金利の相場

そもそも自動車ローンには、さまざまな種類があります。種類によって金利相場も変わってくるので、注意してください。

例えば、銀行のマイカーローンの場合、金利は2%前後が相場です。一方、ディーラーローンだと、金利は3~4%程度が相場とされています。

頭金の相場

頭金とは、購入代金からローン借入額を引いた部分のことであり、現在の手持ち資金から捻出する必要があります。

頭金を多く用意することでローンの借入額が小さくなるため、上乗せされる利息も小さくなります。ただし、生活費や将来のための貯蓄を切り崩してまで頭金を捻出することはおすすめできません。

頭金の相場は、購入代金の20~30%程度です。つまり、車の購入価格が250万円の場合、頭金の相場は50~75万円程度となります。

頭金を支払うタイミングは、車の売買契約から引き渡しの間なので、それまでに資金を用意しなければなりません。

自動車ローンをお得に返済するポイント・注意点

自動車ローンをお得に返済するポイント・注意点は、以下の通りです。

  • 低金利のローンを選ぶ
  • 毎月の維持費も考慮に入れる
  • 頭金を多めに支払う

低金利のローンを選ぶ

低金利のローンを選べば、返済額も安くなります。単純に、利息の総額が小さくなるためです。ただし、金利が低いほど審査が厳しくなる傾向がある点には注意してください。

金利はローンの種類だけでなく、貸主となる金融機関によっても変わってきます。例えば、同じ銀行系のローンでも、大手銀行と地方銀行では金利が異なり、ネット経由の申し込みだと金利が低くなるなどの条件を設けているケースも多いです。見積もりは必ず複数社から取り、より条件の良いローンを選ぶようにしましょう。

変動金利の場合、市場金利の変動によって急激に金利が高くなるリスクもあるため注意が必要です。変動金利を選ぶ際には、金利は最大どれくらいになるかもチェックしておきましょう。

毎月の維持費も考慮に入れる

車をローンで購入する際は、 毎月の維持費も考慮しなければなりません。維持費のことを念頭に置かずに返済額を決めると、月々の支払いが苦しくなる恐れもあります。

車の維持費には、主に以下があります。

  • ガソリン代
  • 駐車場代
  • メンテナンス代
  • 自賠責保険料
  • 任意自動車保険料
  • 自動車税
  • 車検費用
  • 自動車重量税

頭金を多めに支払う

頭金を多めに支払えば、ローンの借入額が小さくなり、総返済額を抑えられます。資金に余裕がある人は、頭金を多めに用意するのもおすすめです。

頭金を多めに用意することで、ローンの審査に通りやすくなるというメリットもあります。借入額が小さい方が審査に通りやすく、頭金を多く出せることから返済能力が高いとみなされるためです。

ただし、無理をしてまで頭金を捻出する必要はありません。生活費を削ったり、将来のための貯金を切り崩したりするのはおすすめできません。頭金は、余剰資金から捻出するのが賢明です。

繰り上げ返済する

繰り上げ返済とは、元金の一部または全部を、返済計画よりも前倒しで返済することです。繰り上げ返済を行うことで、将来発生する利息を抑えられます。繰り上げ返済は、ボーナスが入ったときなど一時的に収入が増えたタイミングで行われることが多いです。

繰り上げ返済には、「返済期間短縮型」「返済額軽減型」の2種類があります。

返済期間短縮型とは、毎月の返済額を変えずに返済期間を短縮する方法のこと。一方、返済額軽減型は、返済期間を変えずに毎回の返済額を減らす方法です。

利息の軽減効果は返済期間短縮型の方が大きいですが、返済額軽減型には月々の負担が軽くなるというメリットがあります。

ただし、繰り上げ返済にあたっては手数料が発生するケースがあります。何度も繰り上げ返済を繰り返すと、かえって負担が大きくなってしまうかもしれません。また、契約内容によっては、繰り上げ返済ができない可能性もあります。

マイカーローンを探すときにおすすめのサービス

引用:クラウドローン

自分でローンを探す場合は、手続きに手間がかかったり、条件に合った借入先を見つけられなかったりする可能性があります。そこでおすすめなのが、クラウドローンです。

クラウドローンとは、基本情報や希望条件を一度登録するだけで、条件に一致する複数の銀行からプランの提案を受けることができるサービスです。クラウドローンであれば、気軽に自分に合う銀行ローンを探すことができます。氏名や住所の登録も不要なので、プライバシー面でも安心です。


まとめ

250万円の自動車ローンを組む場合、金利や返済期間にもよりますが、月々の返済期間は4~7万円程度です。この金額を問題なく支払い続けられそうなら、自動車ローンを検討してみましょう。また、ここで紹介したローンを早く返済するポイントも参考にしてみてください。

自分に合ったマイカーローンを見つけるために、この記事ではマイカーローンのおすすめランキングTOP10|金利や選ぶポイントを参考にしてください。

200万、300万のシミュレーションもあるのでぜひ参考にしてください。

300万円の車をローンで購入した場合の月々の料金については、こちらの記事でも詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:300万円の車をローンで購入したら月々いくら?頭金、借入期間別にシミュレーション | おトクにマイカー 定額カルモくん

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