アイフルのカードローン審査を通過するために、申込者に求められているのは返済能力の有無です。
返済能力があるかどうかを判断するために確認されるのは、申込者の年収や収入形態を指す属性や信用情報などです。返済能力に欠けると判断された場合には、審査に落ちる可能性があります。
下記では、審査に落ちやすい4つのポイントを解説します。
- 入力誤り・虚偽申請がある
- 収入が不安定である
- 他社からの借入が多い
- 信用情報に問題がある
入力誤り・虚偽申請がある
アイフルへの申し込み時に入力した内容に誤りや虚偽がある場合には、審査に落ちる可能性が高いでしょう。
入力誤りや虚偽を申告しやすい情報として、下記の項目が挙げられます。
- 属性(年齢、勤続年数、勤務形態など)
- 勤務先情報
- 他社借入状況
虚偽申告の具体例としては、審査に通りやすくするために勤続年数の偽りや年収の水増し、他社での借入を少なく記載するなどのケースが挙げられます。
アイフルでは電話による在籍確認を原則行わないとしていますが、入力誤りや虚偽情報の申告が発覚した場合には、代わりに会社への在籍が証明できる書類の提出が求められることがあります。
また他社での借入状況についての虚偽申告は、信用情報を照会してすぐに正確な情報が手に入るため、信用を失うだけです。
虚偽申請を行わないのはもちろんですが、入力内容に誤りがないかどうかもあわせて、申し込み前には慎重に確認しましょう。
収入が不安定である
アイフルの申し込み条件には「定期的な収入がある方」と定められています。
キャッシングローンの場合、満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方であれば、お申込みいただけます。
引用:誰でも申込みはできますか? - アイフル よくある質問
収入の安定性を証明できない場合には、アイフルの審査に落ちる可能性があります。
毎月決まった形で収入を得られる雇用形態であること証明できれば、契約社員やパートでも問題ありません。
ただ、短期バイトや日雇いバイトのように、期間によって収入に変動が生じる働き方の場合は「定期的な収入を有している」とみなされない可能性があります。
また、会社から内定を受けているが現在は未就業、もしくは現在年金のみが収入源の人も収入があるとは判断されないため、注意が必要です。
他社からの借入が多い
アイフル以外に他社での借入がある場合は、返済状況や借入額によって審査に落ちる可能性があります。
なぜなら、毎月の返済額がいまより増えるため、貸し倒れのリスクがあるからです。
また、他社ですでに総量規制ぎりぎりの金額の借入を行っている場合には、アイフルで融資できる金額に余裕がなく、審査落ちする可能性もあるでしょう。総量規制とは、年収の3分の1を超える貸付を禁止する制度を指します。
他社で借入を行っている場合は、借入額だけでなく借入件数が多い場合も慎重に審査が行われるため注意が必要です。
借入額は少ない方が審査では有利に働くため、まずは借入額が少ない会社から完済したり借入額を減らしたりするなどの対処が必要でしょう。
信用情報に問題がある
過去に使用したローンやクレジットカードで、信用情報に延滞の履歴が残っていると、審査に落ちる可能性が高くなります。
信用情報は、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人情報のことです。
アイフルは、株式会社日本信用情報機構(JICC)と株式会社シー・アイ・シー(CIC)の2つに加盟しています。
審査時には、両方の機関に情報を照会して他社での申込状況や契約内容を確認します。
その際に、返済延滞の情報、債務整理や自己破産などの金融事故の情報が登録されている場合、カードローン審査は極めて厳しくなるでしょう。
信用情報の履歴は5年間保存されるため、その期間はどの消費者金融や銀行カードローンの審査にも受からない点には注意が必要です。