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今すぐお金が必要!借りる以外のお金を作る方法9選と避けるべき方法も解説

執筆者:マネーFix 編集部

【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩

一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。

「急にお金が必要になったけど、借りるのは避けたい」そのような状況に陥ったことはありませんか?

急な出費に対応するためには、お金を借りる以外にも方法があります。

この記事では、今すぐにお金が必要な場合に、借りる以外の方法で用意するためのさまざまな手段を紹介します。また、借りる以外の方法では資金調達が間に合わない場合や、絶対に避けるべき対応についても解説しています。

この記事でわかること
  • 借りる以外の今すぐお金を作る方法
  • 今すぐお金を必要なときに借りる方法
  • 今すぐお金が必要でもやってはいけないこと

借りる以外でお金を作る方法【即日】

今すぐお金が必要な場合に、お金を借りずに準備する方法は色々あります。まずは、即日で資金調達できる方法を紹介します。

  • リサイクルショップや質屋の利用
  • 即日払いのアルバイト
  • 契約者貸付制度の利用

リサイクルショップや質屋の利用

借りる以外の方法でお金をすぐに用意するなら、リサイクルショップや質屋を利用するのが有効です。

本やゲーム、家電などの不用品があるなら、最短当日の査定・売却が可能です。少しでも高値での買取を希望する場合には、以下の点に注意するとよいでしょう。

  • 専門のリサイクルショップに持っていく
  • 季節ものは売る時期に気を付ける
  • 購入した当初の状態に近づける

アウトドア用品なら「アウトドア専門」、電化製品なら「電化製品専門」のリサイクルショップに持っていくことで、より高値で買い取ってもらえる可能性があります。

特に、売る時期は査定金額に大きく影響する可能性が高いため、使用時期を考えて売却するのがおすすめです。

例えば、家電は1~2月に高く売れる傾向にあります。3~4月に新生活を始める人が多く、家電の需要が高まるためです。

即日払いのアルバイト

即日払いの日雇いバイトをしてお金を稼ぐのも、すぐにお金を作る方法の1つです。当日の勤務が終わったタイミングですぐに給料が支払われる仕事であれば、即日でお金を受け取れます。

日雇いのバイトは、スキルや経験がなくても簡単にできる作業系の仕事が中心です。

ただし、日雇いバイトの中には事前に説明会や登録会に出席したり、アプリで会員登録をしたりしておく必要もあるため、利用前に確認しておきましょう。

最近では、タイミーやショットワークスのように、登録会や面接なしで働けるバイトアプリも増えています。隙間時間にすぐにお金を作れるように、あらかじめ会員登録しておくと便利です。

契約者貸付制度の利用

生命保険に加入している人は、生命保険の積立金を借りられる「契約者貸付制度」を利用する方法があります。

契約者貸付制度は、契約している生命保険の解約返戻金の一定範囲内で、貸付を受けられる制度です。

一般的には、契約者貸付を受けている間も、補償や配当金を受け取る権利は変わりなく継続します。ただし、未返済部分は毎年利息がかかるため、早めの返済を心がけましょう。

貸付を受けるまでの手続きや借入までにかかる日数は保険会社によって異なるため、自身が加入している保険会社に事前に確認しておくとよいでしょう。

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借りる以外でお金を作る方法【数日~1ヵ月以上】

続いて、数日から1ヵ月ほどの期間でお金を作る方法を紹介します。

  • フリマアプリやオークションサイトを活用
  • 治験モニター
  • クラウドソーシングの仕事や副業をする
  • ハンドメイド商品の販売
  • アンケートモニターやポイントアプリを活用
  • 生命保険を解約する

不用品をメルカリやヤフオクで売ってお金を作る

不用品を売る際には、フリマアプリやオークションサイトを活用する方法もあります。

フリマアプリやオークションサイトを活用する際には、アプリ上で写真を撮り、商品紹介文や出品金額を設定して自身で出品します。購入者とのやりとりも自分で行うため手間はかかりますが、自分で価格を設定できて気軽に出品できるのが特徴です。

オークションサイトでは、設定期間内に最も高い金額で入札した人に販売できるため、希望価格よりも高値で売れる可能性があります。

ただ、必ずしも売れるとは限らないため、根気良く辛抱して待てるかどうかが重要です。

治験モニターでお金を作る

治験モニターは、薬や化粧品の効果を試す被験者となるバイトのことです。新薬やサプリメント、化粧品の開発において、その効果や副作用が人間に及ぼす影響について確認します。

治験モニターの給料は、一般的なほかのバイトよりも高収入であるケースが多く、給料ではなく謝礼金に該当するため税金もかかりません。

通院タイプの治験は、1回あたり7,000~1万円程度が相場とされています。一方、長く拘束される入院タイプの治験は、1日あたり2万~3万円程度が相場です。

治験で用いられる薬はすでに海外で利用されているものも多く、理論上は危険がないことがあらかじめ徹底的に確認されています。また、万が一のリスクに対しても必要な処置・補償は受けられます。

クラウドソーシングの仕事や副業で収入を得る

クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどのクラウドソーシングサイトを活用してお金を稼ぐのも、短期間での資金調達に向いています。

クラウドソーシングを活用すれば、ライティングやデータ入力などさまざまな仕事の受注が可能です。また、インターネット環境さえあればどこでも仕事が可能なので、忙しい人でも隙間時間に報酬が得られます。

ただし、受ける仕事によってはタイムパフォーマンスが良くない仕事もあるため、受注する仕事や期間は見極める必要があります。

例えば、クラウドソーシングの一種ともいえるUber Eatsの配達員も収入を得るための1つの方法です。Uber Eats配達員の報酬は週払いで振り込まれるため、短期間で収入を得たい人にぴったりです。

ハンドメイド商品の販売で収入を得る

アクセサリーやネイルチップなどのハンドメイドが得意な人は、商品化して販売することでお金を作ることができます。趣味をお金にでき、楽しみながら資金調達が可能な方法です。

最近では、minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)などの、ハンドメイド商品が売買できるアプリも増えています。

ただし、ハンドメイド商品を販売するうえでは、他人の作品の盗作や著作権には注意が必要です。また、原材料費がかかるため、売れなかった場合には赤字状態が続くことは理解しておく必要があります。

アンケートモニターやポイントアプリで稼ぐ

アンケートサイトのモニターや、ポイントサイトでポイントを貯めるなどの資金調達方法もあります。

アンケートサイトとは、簡単なアンケートに回答するだけでポイントが貯まり、現金やギフト券、電子マネーに交換できる仕組みです。

ポイントサイトは、サイト内にあるゲームをしたり、動画を視聴したりしてポイントを獲得し、現金やほかのポイントとの交換が可能です。

中でも、クレジットカードの申し込みや証券口座開設などを行うと1万円相当のポイントを獲得できる場合もあるため、思わぬ高収入を得られる可能性もあります。

加入している生命保険の解約をしてお金を作る

生命保険に加入しているなら、解約手続きをすることで解約返戻金を手に入れることができます。ただし、保険を解約することになるため、当然以降の保障は受けられません。

また、加入期間が短いと受け取れる金額が少なかったり、そもそも受け取れなかったりします。さらには、解約返戻金は払い込んだ保険料の総額より少ない場合がほとんどです。

そのため、保障を失ってでも必要なお金かどうかは慎重に検討する必要があります。

一般的には、解約手続きから数日、遅くとも10日程度で解約返戻金が指定口座に振り込まれます。

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今すぐお金が必要な場合には借りるのが有効【即日~数日】

お金を準備する方法には借りる以外にも方法はありますが、今すぐまとまったお金が必要な場合においては、借りる方法が最も有効な手段です。

ここではお金を借りる方法として、下記を紹介します。

  • 消費者金融の利用
  • クレジットカードのキャッシング枠の活用

消費者金融の利用

消費者金融は、主に個人を対象として審査を受けて契約することで、限度額内でお金を貸してくれる貸金業者です。限度額内であれば繰り返し借入可能なカードローンを取り扱うところが多くあります。

カードローンにはさまざまな種類があり、銀行カードローンも、消費者金融と同じく個人向け融資を行う金融機関です。異なる点は、適用される法律にあります。それぞれ適用される法律と内容は下表の通りです。

  消費者金融カードローン 銀行カードローン
適用される法律 貸金業法 銀行法
融資金額 融資上限は年収の3分の1程度 銀行の審査によって異なる

最短3分から融資を受けられる

消費者金融は審査が早いため、今すぐお金が必要な人に向いている資金調達方法です。

大手消費者金融であれば即日融資に対応しているカードローンが多く、審査結果は最短3~30分程度でわかります。

審査スピードが早いのは、銀行や信販会社と異なり貸付業務に特化しているためです。大手消費者金融は貸付業務のみで経営を成り立たせるために、独自の自動与信審査システムを用いて審査のスピードを上げています。

一刻も早くお金を借りたい人は、大手消費者金融を利用するのがおすすめです。

初めて契約する場合には最大30日間利息0円で借りられる

消費者金融の中には、一定期間は利息なしで借入できる「無利息サービス」が設けられているケースもあります。無利息サービス適用期間中に借入額を全額返済できる場合には、利息がかかりません。

その消費者金融での利用が初めての場合など、条件付きで適用されるケースが多く、「30日間金利0円サービス」といった表記がよく見受けられます。

職場への電話連絡や郵送物の送付を省略できる

一部の大手消費者金融では、職場への電話による在籍確認なしで借入できる場合があります。

一般的に銀行カードローンでは、申し込み者が虚偽の申告をしていないか確かめる目的で、職場に電話をして在籍確認を行います。一方、大手消費者金融では電話確認も書類郵送もなく、来店せずにオンラインで契約まで完結させられるWeb完結申し込みが可能です。

そのため、緊急で資金が必要な場合だけに限らず、家族や職場にバレずにお金を借りたい人にもおすすめです。

スマホだけで取引できる

消費者金融のカードローンは、申し込みから借入、返済までスマホ1台で取引を完結させられます。

公式アプリを利用すれば、24時間365日いつでも申し込めるため、緊急でお金が必要になった場合にも対応可能です。

公式アプリには、下記の機能が備えられています。

  • 借入の申し込み
  • 書類提出
  • 利用額や利用可能額の確認
  • 利用状況や返済日の確認

アプリをダウンロードするだけで手続きだけでなく、その後の計画的な返済スケジュールを立てる際にも役立てられます。

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クレジットカードのキャッシング枠の活用

キャッシング枠が付与されたクレジットカードを保有している場合には、カードを利用してキャッシングが可能です。キャッシングにより借りられる限度額は審査結果によって異なります。

キャッシングの利用方法には、下記の2通りがあります。

  • カード会員専用サイトや電話から申し込み指定口座に振り込まれる
  • ATMで所定の操作を行うことで現金を引き出す

返済時には1回払いとリボ払いから選択できるケースが多く、いずれも一般的に年15~18%の高金利が設定されているケースが多いため、注意が必要です。

キャッシングサービスの利用が長期化すればするほど利息が増えるため、可能な限り短期間で返済するようにしましょう。

今日中に融資を確実にするコツについてはこちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:即日融資可能なカードローンでお金を借りる!今日中に融資を確実にするコツ |お金借りる研究所!

消費者金融以外からお金を借りる【数日~1ヵ月以上】

消費者金融やキャッシングサービスの利用が難しい場合には、下記の方法も試してみましょう。

  • 銀行カードローンを利用する
  • 公的機関の制度を利用する
  • 従業員貸付制度を利用する
  • 生命保険の契約者貸付制度を利用する

銀行カードローンを利用する

銀行カードローンとは、銀行で借入できる個人向けのローン商品で、利息負担の軽さや幅広い目的で借入できる点が魅力です。

ただし、銀行は厳正な審査を行っているため、誰でも審査を通過できるとは限りません。銀行カードローンの審査は時間がかかる場合が多く、早い人で2日、遅い人であれば1週間~10日程度かかります

銀行のカードローンを即日融資できない理由は次の2つが挙げられます。

総量規制の適用

総量規制とは、貸金業法で定められている「年収の3分の1を超える金額の貸付けをしてはならない」といったルールです。

銀行のカードローンは総量規制の対象外となっているため、年収の3分の1を超えた金額の貸付けが可能です。
しかし、返済能力以上の借入を行う人が増え、結果として自己破産する人が増加したため、銀行側も自主的に厳しく審査するようになりました。

警察庁データベースとの照合

2013年にみずほ銀行が暴力団に対して融資をした事件をきっかけに、新規の借入申し込み時に警察庁のデータベースとの照合を行うことが義務付けられました。

その結果、借入の審査が以前よりも厳密に行われるようになり、銀行カードローンで即日融資を受けることは難しくなりました。

返済不能となる貸し倒れのリスクを回避するために、銀行側はより慎重に時間をかけて審査を行います。消費者金融に比べて審査は厳しいものの借入限度額が高いため、高額な資金が必要な人には銀行カードローンがおすすめです。

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公的機関の制度を利用する

生活福祉資金貸付制度を利用して、お金を借りる方法もあります。

生活福祉資金貸付制度は、低所得者や高齢者、障がい者の生活を経済的に支えるとともに、その在宅福祉や社会参加の促進を図るための貸付制度です。

本貸付制度の詳細は、下記の通りです。

実施主体 都道府県社会福祉協議会
窓口 県内の市区町村社会福祉協議会
受付資金の内容 ・就職に必要な知識・技術等の習得
・高校、大学等への就学資金
・介護サービス利用のための資金など
貸付利子の利率 ・連帯保証人を立てる場合は無利子
・立てない場合には年1.5%
出典:全国社会福祉協議会「生活福祉資金

また、資金の貸付による経済的な援助にとどまらず、地域の民生委員が資金を借り受けた世帯の相談支援も行ってくれるため、安心してサービスを利用できます。

従業員貸付制度を利用する

従業員貸付制度とは、在籍している会社からお金を借りられる制度です。一般的に、会社の利益を原資として借入を受けるため、自身の翌月の収入には影響しません。

本制度を利用するためには、申し込み後に審査を受ける必要があります。ただ、貸付対象者は急に資金が必要になった社員であり、福利厚生の利用によって救済する目的があるため、そこまで厳しい審査ではありません。

適用金利は低めで、資金の使用用途も自由と使い勝手が良い一方で、社内での日頃の評判やイメージが審査に響くケースもあるため注意が必要です。

会社によっては利用できないケースもあるため、まずは勤め先の会社で従業員貸付制度が利用できるか確認しましょう。

生命保険の契約者貸付制度を利用する

解約返戻金が設定されている生命保険を契約している場合は、契約者貸付制度を利用する方法があります。解約返戻金を担保にして保険会社から融資を受けることができます。

金利は年2.0~6.0%で、消費者金融や銀行から借りるよりも利息の負担が少なくなる可能性があります。無職の人や、ブラックリストに登録されていても借入できるのも利点です

契約者貸付制度は保険を解約しなくても利用可能ですが、借入残高が解約返戻金を超えると保険が解約になるため注意が必要です。

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お金を借りる際に確認すべきこと

お金を借りる際には、下記を確認しておくことで無理な借入を防げます。

  • 返済計画
  • 金利や無利息期間などを含めた返済総額
  • 自分の信用情報
  • 公的な相談窓口の有無

返済計画

借りる前に無理のない返済計画を立てておくことで、無理な借入を防げます。

特にカードローンの場合には、利用限度額の範囲内で繰り返し借入が可能なので、返済が厳しくなり借入を繰り返すといった悪循環に陥る人もいます。

まずは借入を行う会社の公式サイトに用意されている返済シミュレーションを活用して、返済金額や返済回数を確認しておくのがおすすめです。

金利や無利息期間を含めた返済総額

カードローンを利用する際には、返済計画とあわせて、金利や利用限度額の契約内容を確認しておくことが重要です。

金利が高いと返済総額が大きくなり返済が厳しくなるケースもあります。借入までの期間の短さだけでなく、金利や返済総額も確認したうえで借入先を決めましょう。

また、無利息期間についても把握しておきましょう。借入先によっては「60日間無利息」「5万円まで180日間無利息」など、さまざまな条件が設けられている場合があります。

自分の信用情報

銀行カードローンや消費者金融など、利用する借入手段によっては信用情報に問題がある場合に、審査に通りにくくなる可能性があります。

「信用情報に問題がある場合」とは、クレジットカードやローンの支払遅滞・保証履行・債務整理などが発生して、信用情報に事故情報として登録されている状況を指します。

信用情報を事前に確認しておくことで、自身が借入を行いやすいか否かを判断しやすくなります。信用情報の確認については、CIC(CREDIT INFORMATION CENTER)などの信用情報機関のサイトから手続きが行えます。

信用情報は郵送で開示請求する方法もありますが、所要10日程度となっています。また手数料もネットだと500円のところ、郵送だと1,500円かかります。

公的な相談窓口の有無

多重債務や返済に関する相談は、法テラスや日本貸金業協会、日本クレジットカウンセリング協会などの公的機関で相談が可能です。

お金にまつわる問題は1人で抱え込むのではなく、周りに相談することが重要です。家族に相談できるのが最善ですが、難しい場合には下記の相談窓口を参考にしてください。

相談窓口 相談内容
法テラス
(日本司法支援センター)
・任意整理
・自己破産
・そのほかの債務整理
日本貸金業協会 ・貸金業務に関連する借入や返済の相談
・家計管理の実行支援
・貸付自粛制度の受付
・貸金業者の業務に対する苦情の受付
日本クレジットカウンセリング協会 ・家計管理のアドバイス
・債務の返済
・整理の方法
・司法手続き

いずれの窓口も無料で相談できるので、検討してみてください。

今すぐお金が必要でもやってはいけない方法

いくらお金が必要な状況であっても、絶対にやってはいけない方法があります。

  • クレジットカードを現金化目的で利用する
  • 闇金や違法業者からお金を借りる
  • リボ払いを使いすぎる
  • SNSや匿名掲示板を通じた個人間融資を行う

クレジットカードを現金化目的で利用する

クレジットカードの現金化は明確には違法ではないものの、クレジットカード会社の規約で禁止されているため、やってはいけません。

クレジットカードには、現金後払いで商品を購入できる「ショッピング枠」と現金を借入られる「キャッシング枠」があります。そのうちショッピング枠を利用して現金を作る方法がクレジットカードの現金化です。

ショッピング枠を利用して購入した商品を売却したり、購入特典などでキャッシュバックを受けたりして現金を入手する方法などがあります。

買取方式

換金性の高いブランド品や金券などをクレジットカードで購入して、買取業者やクレジットカード現金化業者に買い取ってもらい現金を受け取る方法

キャッシュバック方式

販売業者が販売している商品をクレジットカードで購入して、手数料を差し引いた金額がキャッシュバックされる方法

買戻方式

販売業者から商品をクレジットカードで購入して、手数料を差し引いた金額で買い戻してもらう方法

直接購入方式

クレジットカードで紙幣・貨幣などの現金を購入する方法

場合によっては、クレジットカードを強制解約されて一括返済を求められるケースもあり、その場合には信用情報に事故情報として登録されます。

闇金や違法業者からお金を借りる

金融庁に登録せずに融資を行っている違法業者、いわゆる「闇金」は絶対に利用してはいけません。

消費者金融は金融庁に登録をして事業を行っている正規の業者です。適用される金利も法律範囲内のもので、返済が遅れた場合でも度を越した取り立てがなされることはありません。

一方、違法業者は本来法律では禁止されている金利が適用され、万が一返済が遅れた場合には家や会社に取り立てに来るなど、犯罪被害やトラブルに巻き込まれる危険性があります。

貸金業法の登録を受けている貸金業者か見分けがつかない場合には、金融庁「登録貸金業者情報検索サービス」で業者名が掲載されているか調べるのがおすすめです。

リボ払いを使いすぎる

リボ払いとは、クレジットカードの支払い方法の1つです。毎月の支払金額をあらかじめ設定できるため、家計管理がしやすいのがメリットです。

一方で、手数料が15%程度と高く、返済負担が増える可能性があります。利用残高が高額であるほど、支払期間の長期化に伴い手数料も高くなるため、できればリボ払い以外の支払方法を検討しましょう。

給料ファクタリング

給料ファクタリングとは、一定の手数料を支払って給料日よりも先に現金化する方法です。

給料ファクタリングは貸金業者に登録されている正規の業者でのみ扱うことができますが、闇金業者などが給料ファクタリングを利用して法外な金利設定をしているケースもあります。

ファクタリングの支払期日や注意点についてはこちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:ファクタリングの支払期日はいつ?注意点や返済しないと起こることも解説|ファクタリングニュース

SNSや匿名掲示板を通じた個人間融資を行う

個人間融資は違法であるうえにトラブルの原因となるため、絶対にやめましょう。

個人間融資とは、Webサイトの掲示板の書き込みや、SNSでのメッセージのやりとりを通じて金銭の貸し借りが行うことです。法律で定められた金利の上限以上の金利で貸付が行われたり、取り立てられたりする可能性があります。

万が一利用してしまった場合には、すぐに弁護士や公的相談窓口に相談しましょう。

今すぐお金が必要な人からよくある質問

  • 5,000~2万円をいますぐに用意できるおすすめの方法は?

    即日発行に対応しているクレジットカードを契約してキャッシングを利用するのがおすすめです。短期返済が可能で、まとまった金額の返済目処が立っている場合に、利用しやすいでしょう。

    必要額が少ないのであれば、リサイクルショップで不用品を売却するのもおすすめです。

  • 本当にお金に困ったらどうすればよい?

    本当にお金に困った場合には、各自治体・市役所などに相談するという方法もあります。

    国からお金を借りられる制度や、適切な窓口を紹介してくれる可能性があるため、1人で抱え込まずにまずは相談することが重要です。

    国からお金を借りる方法の1つに「生活福祉資金貸付制度」があり、無利子で借りられる場合もあります。

    国からの支援を受けられない場合でも、生活困窮者を支える支援団体もあるため、状況に応じて適切な機関に相談してみましょう。

  • 消費者金融や銀行カードローンを利用するとブラックリストに載る?

    消費者金融を正しく利用している分には、ブラックリストに載ることはありません。

    ただし、消費者金融を利用して返済が遅延したり、強制解約に至ったりした場合には、ブラックリストに載る可能性があります。その結果、一定期間内はその後のローン審査に影響を与えてしまう可能性があるため、注意が必要です。

まとめ

お金が必要な際には、まずは借りる以外の方法で調達できないか考えましょう。

しかし、まとまったお金を準備するためには、ある程度の労力と時間を要します。どうしても今すぐにまとまったお金が必要な場合には、借りることも検討しましょう。その際には、無理のない範囲で借入することが重要です。

おすすめのカードローンについては、以下の記事で詳しく解説しているためぜひ参考にしてください。

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