カードローンは、貸金業者や金融機関からカード1枚でお金を借りられる仕組みで、その手軽さから利用する人も年々増えています。なお、貸し倒れを防ぐために利用前に収入証明書の提示が求められるのが一般的です。
この記事では、収入証明がなくてもカードローンを利用できる条件や、収入証明について知っておきたいポイントなどを解説します。
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【監修】株式会社RKコンサルティング河合 克浩
一般企業、外資系金融機関を経て、現在はファイナンシャルプランナー(FP)として年間150件超のお金の相談に対応。難しく感じる経済やお金の話をわかりやすく説明することに定評がある。夢を実現するため相談者に寄り添い、人生が豊かになるサポートを心がけている。
カードローンは、貸金業者や金融機関からカード1枚でお金を借りられる仕組みで、その手軽さから利用する人も年々増えています。なお、貸し倒れを防ぐために利用前に収入証明書の提示が求められるのが一般的です。
この記事では、収入証明がなくてもカードローンを利用できる条件や、収入証明について知っておきたいポイントなどを解説します。
貸金業法では、貸金業者や金融機関がお金を個人に貸す場合、事前に返済能力を確認することが義務付けられています。ただし、50万円以下の借入であれば貸金業法上、収入証明を提出する義務は発生しません。
また、他社からの借入がある場合でも、合算して100万円以下であれば、収入証明の提出義務はありません。
50万円以下の借入で、他社からの借入額との合算が100万円以下である場合は、収入証明の提出を拒否しても問題ありません。
法律で定められた金額を超えていない以上、収入証明の提出を拒否してもカードローンの審査が不利になることはありません。
パートやアルバイトとして働いている場合や、個人事業主、専業主婦、勤続年数が短い会社員の場合、収入が少ないあるいは安定した収入が見込めないと判断され、収入証明の提出を求められることがあります。
借入金額が50万円以下であれば、収入証明の提出を拒否することもできますが、上記に該当する場合は提出したほうが審査の際に有利になります。
カードローンを契約後に借入限度額を増加する場合は、収入証明が必要となることがあります。
他社からの借入額によっては総量規制の金額を超えてしまう可能性もあるため、増額時には収入証明書の提出が求められるのが一般的です。
収入証明を提出すれば「返済能力がある」ことを証明でき、借入限度額を高めに設定してもらえるケースもあります。先述の通り、借入金額によっては収入証明の提出は義務ではありませんが、提出できるように準備しておくのが賢明です。
カードローン契約時に収入を証明できる書類として、以下のものが挙げられます。
まず一般的なのが、「源泉徴収票」です。源泉徴収票には、勤務する会社が支払った給与やボーナスなどの所得が記載されています。通常、年末調整が行われる12月に勤務先から支給されます。
次によく使われるのが、毎月の「給与明細書」です。提出時からさかのぼって直近2ヵ月分以上を提出しましょう。地方税額の記載があるものであれば、1ヵ月分でもよい場合があります。
給与明細とは別に賞与明細書を受け取った場合は、1年分の賞与明細書もあわせて提出するとよいでしょう。
「住民税課税決定通知書」は、毎年6月頃に勤務先から発行される書類です。個人事業主の場合は、自治体から「税額決定兼納税通知書」が6月頃に郵送されます。
複数年分の事業所得を用いて年収を算出する場合は、複数年分の税額決定兼納税通知書が必要です。
「確定申告書」「青色申告決算書」「収支内訳書」は、主にフリーランスや個人事業主に該当する書類です。「確定申告書」は、税務署の受付印が押されたもののコピーを提出します。e-Taxで確定申告をした場合は、収入証明として使用できません。
「青色申告決算書」は、確定申告を「青色申告」で行う場合に使用する書類です。また、「収支内訳書」は確定申告を「白色申告」で行う場合に使用する書類です。
いずれも、税務署の受付印が押された書類のコピーを提出します。e-Taxで確定申告をした場合は、収入証明として使用できません。
「所得証明書」は市区町村役場・役所で発行できる書類です。確定申告書、青色申告書、収支内訳書、所得証明書は基本的に最新の書類を提出しますが、複数年分の事業所得を用いて年収を算出する場合には、その複数年分の書類が必要です。
一部の自治体では、マイナンバーカードを利用してコンビニで発行することもできます。
「年金証書」は、年金受給者になると自宅に送付されます。紛失等で手元にない場合は、年金事務所へ申請をすることで再交付が可能です。
なお、年金証書を収入証明書として提出できるのは、年金以外に主となる定期的な収入がある人に限られる場合があります。
「年金受給額」が決定したときや変更されたときに、年金通知書が自宅に送付されます。紛失した場合は「ねんきんネット」や年金事務所に申請をすることで再交付が可能です。
年金通知書を収入証明書として提出する際には最新のものが必要であり、年金以外に主となる定期的な収入がある人に限られる場合があります。
カードローンは、法律上は収入証明書の提出なしでも借りられますが、実際に収入証明なしでのローン契約を積極的に推奨している会社は多くありません。ここでは、収入証明なしでも借りられるおすすめのカードローン会社を3つ紹介します。
プロミスは本人確認書類のみで申し込みができ、限度額が50万円未満であれば、収入証明書を提出しなくても借入に応じてもらえます。
印鑑や保証人、担保も不要で手続きが簡単です。即日融資も可能で、原則24時間365日いつでも振込融資を受けることができます。
プロミスのカードローンについて詳しく知りたい方は、プロミスのカードローンの口コミと評判を参考にしてみてください。
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お申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
年齢18歳以上、74歳以下のご本人に安定した収入のある方、当社基準を満たす方 ※収入が年金のみの方はお申込いただけません。
お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 ※8級以上とする
※1 新規申込のお客様で、プロミスでのご利用限度額が50万を超える、または、プロミスと他社の借入額の合計が100万円を超えるお客様は収入証明書の提出が必要です。
※2 専業主婦NG
※事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。
※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。
アイフルは審査スピードの速さが特徴です。Webから申し込むと最短20分で借入金を受け取ることができるため、急いでお金を借りたい人におすすめです。
限度額が50万円までで他社を含めた借入総額が100万円以下の場合は、収入証明書は原則不要です。しつこく収入証明書の提出を求められる心配もありません。
アイフルのカードローンについて詳しく知りたい方は、アイフルのカードローンの口コミと評判を参考にしてみてください。
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※1 診断結果は、入力いただいた情報に基づく簡易なものとなります。実際の審査では、当社規定によりご希望にそえない場合もあります。
※2 利用限度額が50万円以下、かつ他社を含めた借入総額100万円以下の場合
※3 定期的な収入と返済能力を有する方で、アイフルの基準を満たす方
アコムは、土日・祝日でも原則24時間365日いつでも申し込むことができます。収入証明が出せない場合、Webで申し込んだ後に電話でその旨を伝えると、収入証明書なしで融資可能な金額を提示してもらえます。
限度額が50万円までで他社を含めた借入総額が100万円以下の場合は、収入証明書は原則不要です。
利用限度額 | 800万円 |
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金利 | 3.0~18.0% |
審査スピード | 30分 |
保証人 | 不要 |
対象年齢 | 18歳以上(高校生を除く) |
返済方法 | 定率リボルビング方式 |
収入証明を出さなくても、限度額や年齢などの条件をクリアすれば、カードローンの利用は可能です。消費者金融大手のプロミス、アイフル、アコムの3社は収入証明なしの融資にも積極的です。急いでお金を借りたい場合は検討してみてはいかがでしょうか。
カードローンは金利や返済方法など、様々なポイントで比較することが大切です。でも、一から調べるのは面倒…という方に『カードローンのおすすめランキング|重視するポイントでローン会社を比較』を紹介します。重視すべきポイントとおすすめカードローンのランキングがまとめられているので、ぜひチェックしてみてください!
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