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ソニー生命の学資保険『スクエア』ってどんな保険?シミュレーションや口コミで徹底調査!

執筆者:マネーFix 編集部

「返戻率の高いお得な学資保険を探していたら、ソニー生命の『スクエア』という商品を見つけて気になっている」、そんな人はいませんか?

ソニー生命の『スクエア』は、業界最高水準の返戻率を誇る、人気のある学資保険です。

本記事では、ソニー生命の学資保険『スクエア』の商品内容、および具体的な見積もりの一例などについて紹介します。

『スクエア』が気になっていて、内容を詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

ソニー生命ってどんな保険会社?

「ソニー生命」は、1979年に「ソニー株式会社」と「ザ・プルデンシャル・インシュアランス・ カンパニー・オブ・アメリカ」との合弁出資で、「ソニー・プルデンシャル生命保険会社」として設立しました。

1981年4月には、他業界から転職した27人のライフプランナーと13人のマネージャーから営業をスタートしています。

一人ひとりのライフプランに合ったオーダーメイドの生命保険を提供する「コンサルティングセールス」という同社のスタイルは、当時の業界に新風を巻き起こしました。

また、ソニー生命の営業パーソンを意味する「ライフプランナー」は、顧客の信頼を得るために、社内で行われるさまざまな教育プログラムを通じて常に自己研さんを図っており、高度な生命保険・金融の知識を持つプロフェッショナルとして、定評があります。

ソニー生命の学資保険『スクエア』ってどんな保険?

ソニー生命の学資保険『スクエア』には、主に3つのタイプがあります。

  • Ⅰ型:大学の進学資金以外に、中学校・高等学校の入学資金も受け取れるプラン
  • Ⅱ型:大学進学時に教育資金を一括で受け取れるプラン
  • Ⅲ型:大学進学後の教育資金を重視するプラン

教育費でお金がかかる時期といえば、大学入学時ですが、中学校や高等学校進学時においても、制服、体操服、スクールバッグ、補助教材費など、何かと費用がかかります。

こうした中学校や高等学校の入学時の一時的にかかる費用に備えたい人は、「Ⅰ型」がおすすめです。

また、大学入学時の支出に備えたい人は「Ⅱ型」、大学入学後の授業料や生活費に備えたい人は「Ⅲ型」がおすすめです。

ソニー生命の学資保険(Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型)の基本情報
保険名 学資保険Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型
返戻率 104.6%~108.7%(目安)
契約者や被保険者の年齢、保険期間、保険料払い込み方法によっては104.6%を下回る場合もある
加入条件 告知
・被保険者年齢
Ⅰ型:0歳~3歳
Ⅱ型:0歳~5歳
Ⅲ型:0歳~5歳
出生前加入特則を付加すると、責任開始日からその日を含め140日以内であれば、子どもの出生前でも申し込み可能(Ⅲ型は91日以内)
・契約者年齢
Ⅰ型:18歳~68歳(保険期間、保険料払込期間、性別、被保険者の年齢によって異なる)
Ⅱ型:18歳~71歳
Ⅲ型:18歳~72歳
保険金の受け取り方 ・Ⅰ型:12歳・15歳・18歳(3回
・Ⅱ型:18歳(1回)
・Ⅲ型:18歳・19歳・20歳・21歳・22歳(5回)
払い込み方法 月払い/半年払い/年払い
払込期間 ・Ⅰ型:10歳・15歳・17歳・18歳・20歳(保険期間によって異なる)
・Ⅱ型:10歳・15歳・17歳・18歳・20歳・22歳(保険期間によって異なる)
・Ⅲ型:10歳・15歳・17歳・18歳
満期(保険期間) ・Ⅰ型:17歳・18歳・20歳・22歳満期
・Ⅱ型:17歳・18歳・20歳・22歳満期
・Ⅲ型:22歳満期
払い込み免除保障 ・ 契約者が死亡した場合
・ 契約者が所定の高度障害状態になった場合
・不慮の事故により、事故日から180日以内に所定の身体障害状態になった場合

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ソニー生命の学資保険『スクエア』のメリット

以下、ソニー生命の学資保険『スクエア』のメリットについて紹介します。

返戻率が業界トップレベル

ソニー生命の学資保険『スクエア』の返戻率の目安は、104.6%~108.7%です。

ただし、契約者や被保険者の年齢、保険期間、保険料払い込み方法によっては、104.6%を下回る場合もあります。

しかし、他社の学資保険では、元本割れする商品もあるため、ソニー生命の学資保険の返戻率は高い水準を保っている優秀な商品であるといえるでしょう。

プランが柔軟にカスタマイズできる

ソニー生命の学資保険『スクエア』は、3つのプランに分かれているものの、そこからさらに柔軟に保険をカスタマイズすることができます。

例えば、月々の保険料は、保険料払込期間が18歳になっているプランよりも、10歳のように短いプランの方が上昇しますが、保険料払込期間終了までに支払う総額は、10歳に短縮した方が少なくなります。

逆に、毎月の保険料の負担が大きい場合は、保険料払込期間の長いプランの方が月々の保険料負担も少なくなります。

ただし、その際は、返戻率も低下します。

【18歳満期と10歳満期の違い】

前提条件:子ども0歳男性、契約者30歳男性、Ⅲ型、受取学資金総額200万円、保険期間22歳満期

保険料払込期間 月々の保険料 払込保険料総額 返戻率
18歳 8,844円 191万304円 104.6%
10歳 1万5,440円 185万2,800円 107.9%

また、学資保険の保険料は、月払いよりも半年払い・年払いの方が、保険料が割安になります。

そのため、同じプランであれば、月払いよりも半年払い、半年払いよりも年払いの方が、結果的に返戻率が高くなります。

ソニー生命の学資保険『スクエア』のデメリット

『スクエア』を含めた学資保険は、途中解約すると、高い確率で元本割れするというデメリットがあるため、注意しましょう。

これは、保険会社が保険金の支払いや解約返戻金などを支払う原資を少しでも効率的に準備するため、集めた保険料を運用しているからです。

途中解約すると、保険会社が十分な運用成果を出すことができません。

結果的に、払込保険料総額よりも解約時に受け取れる解約返戻金の方が少なくなり、元本割れしてしまうのです。

学資保険『スクエア』の保険料シミュレーション

それでは、『スクエア』の祝い金、満期保険金、保険料を実際に計算してみましょう。

以下、比較検討する際の参考にしてください。

『スクエア』の祝い金(進学学資金)・満期保険金

『スクエア』の受取学資金総額は、50万円から選べます。

受取学資金総額とは、毎回の進学学資金と満期学資金を合計した金額のことです。

『スクエア』のⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型では、進学学資金と満期学資金の支払方法にどのような違いあるのか、受取額資金総額100万円のケースで見ていきましょう。

受取学資金総額100万円の場合の進学学資金と満期保険金
Ⅰ型 Ⅱ型 Ⅲ型
12歳(中学校入学時) 進学学資金18万円
15歳(高等学校入学時)
18歳(大学入学時) 満期学資金60万円 満期学資金100万円 進学学資金20万円
19歳
20歳
21歳
22歳 満期学資金20万円
総受け取り金額 96万円 100万円 100万円

『スクエア』の保険料シミュレーション

次に、『スクエア』の保険料について、一部紹介します。

『スクエア』の保険料は、子どもの年齢が高いほど、保険料が高く、払込期間が短いほど、月々の保険料が高くなるといった特徴があります。

シミュレーション条件
  • 契約者:父親
  • 契約者の年齢:30歳
  • 子どもの年齢:0歳(男性)
  • 保険期間18歳満期
  • 月払い

「スクエアⅠ型」の場合

保険料シミュレーション
払込期間10歳まで 払込期間15歳まで
受取額96万円 受取額192万円 受取額96万円 受取額192万円
毎月の払込保険料 7,740円 1万5,480円 5,256円 1万512円
払込保険料総額 92万8,800円 185万7,600円 94万6,080円 189万2,160円
受取金額 96万円 192万円 96万円 192万円
返戻率 103.3% 103.3% 101.4% 101.4%

「スクエアⅡ型」の場合

保険料シミュレーション
払込期間10歳まで 払込期間18歳まで
受取額100万円 受取額200万円 受取額100万円 受取額200万円
毎月の払込保険料 7,850円 1万5,700円 4,490円 8,980円
払込保険料総額 94万2,000円 188万4,000円 96万9,840円 193万9,680円
受取金額 100万円 200万円 100万円 200万円
返戻率 106.1% 106.1% 103.1% 103.1%

「スクエアⅢ型」の場合

保険料シミュレーション(保険期間22歳満期)
払込期間10歳まで 払込期間18歳まで
受取額100万円 受取額200万円 受取額100万円 受取額200万円
毎月の払込保険料 7,720円 1万5,440円 4,422円 8,844円
払込保険料総額 92万6,400円 185万2,800円 95万5,152円 191万304円
受取金額 100万円 200万円 100万円 200万円
返戻率 107.9% 107.9% 104.6% 104.6%

『スクエア』保険の口コミ・評判をチェック!

ここでは、『スクエア』の良い口コミ、悪い口コミについて、まとめてみました。

『スクエア』保険の悪い口コミ

まずは、『スクエア』保険の悪い口コミについて紹介します。

年齢:51歳 / 職業:会社員・技術系 / 女性・既婚

担当の方から定期的に連絡がくるが、必要と感じない内容なので、応対するのが面倒だった。
もう少し丁寧な対応があるといいのにサポートが弱いし、与えてもらう情報が少ない。
別の保険に入らないかと勧誘がしつこい。その割に担当者がコロコロと交代する。
全般に頼りにならないので、一年に一回送られる定期便の案内の方がわかりやすかった。

年齢:40歳 / 職業:公務員 / 男性・既婚

担当者からの他の医療保険や生命保険への勧誘が多かった点である。
当然ドアノック型の商品である以上ある程度の誘いは覚悟していたが思ったよりもそれが多かった。

学資保険の内容よりも、ライフプランナーに対する意見が目立ちました。

同社は優秀なセールスが多いゆえに、「良い保険を勧めなければならない」という意識が強いのかもしれません。

学資保険の加入のみを希望しているのに、他の商品も勧められた場合は、毅然と断るスタンスが必要です。

希望していない商品を勧められないか不安な人は、他の親族にも同席してもらうと良いでしょう。

『スクエア』保険の良い口コミ

続いては、良い口コミについて紹介します。

年齢:37歳 / 職業:会社員・技術系 / 男性・既婚

返戻率が高く、担当者の細かな気配りがとても好印象である。
また有名な保険会社なので将来的にも安心して加入してることが出来ている。
今後も定期的に担当者から連絡も来ると思うので、満期になるまで安心している。
今後ももし友達が入りたいとかあれば、今の保険会社を進めたいと思っている。また色々種類の保険もあり、それぞれの家庭にあった保険が選べるところがいいところ。

年齢:43歳 / 職業:会社員 / 男性・既婚

万が一の際には保険料の払い込みが免除になり、保険金が受け取れることが一番の魅力となりました。
また、分割して受け取ることも可能ですし、また、据え置きにしておくことも出来て貯蓄のように考えることも出来るので、その点についても便利だと感じていました。
こども向けの案内サービスなどもオプションでつけられる点についても良いかと思う。

年齢:50歳 / 職業:専業主婦 / 女性・既婚

満期での払い戻し率を重視した。
色々と学資保険に関して付随する物があるが親が亡くなれば若しくは障害者等になってしまった場合支払いは不要で満期になれば払い戻される程度があれば充分で必要ない物が多くて重要な還元率が悪いのは加入したくない。
子供の進学のための貯蓄目的なので全てはそこに集約されると思います。信用できる会社でもあり払った分に対しての戻ってくる率が各社比べた際高かった。

年齢:51歳 / 職業:会社員・技術系 / 女性・既婚

大手の保険会社であること。学資保険の金額が選べて、また返金率が高い。
一年ごと一括で支払いができること。子どもの中学や高校進学時に一時金をもらうのかそれともつみたてるのかを選ぶことが出来る。
その時に定期で意思を確認する案内が来ること。大学入学時と20歳の時に満期金があること。自分が死んだ時などの払い込みについての補償があること。

このように、商品の還元率の高さを評価するコメントが目立ちます。

また、面談時に学資保険以外の保険のコンサルティングを実際に受けた人は、その内容に満足している人が多いようです。

クチコミの調査概要
  • 調査実施会社:株式会社ウェブクルー
  • 実施期間:2022年6月18日~6月24日
  • 有効回答数:21件
  • 調査方法:「保険スクエアbang! 生命保険」の利用者に対するメールによるアンケート

まとめ

ソニー生命は、一人ひとりに合った保険を提案する保険コンサルティングを得意としており、ライフプランナーの保険・金融知識には定評のある保険会社です。

ソニー生命が扱う学資保険『スクエア』は、業界最高水準の返戻率を誇り、柔軟な設計も可能といった特徴があります。

ただし、加入には面談が必要で、同社のライフプランナーが優秀であるがゆえに、少しガツガツしたような印象を持ち、対応に困ったという評判も見受けられます。

『スクエア』の返戻率は魅力的だけれど、他の保険の見直しを考えていないため押しの強い営業が来たら不安だという人は、オンライン相談ページを活用してみると良いでしょう。

逆に、ソニー生命のライフプランナーに会うことをきっかけに、いろいろな保険や金融の知識を勉強したいという人は、保険会社の担当者やFP(ファイナンシャル・プランナー)に相談してみるのもおすすめです。

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