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【完全ガイド】火災保険の値上げ|今すぐできる節約術、乗り換えのポイントとは?

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。

火災保険の値上げに不安を感じていませんか。

最近の自然災害増加を背景に保険料の改定が進んで、保険料が値上げとなるケースが増えています。

この記事では、直近の動向に基づく上昇傾向の要点、主な原因、そして住宅所有者が取れる具体的な節約術や火災保険の乗り換えのポイントを示します。

火災保険が値上げされる「5つの主要な原因」

火災保険の保険料上昇の背景には複数の要因が複合的に作用しています。原因を明確にして、どの対策が有効か見極めましょう。

1. 自然災害の頻度・強度の増加

台風や集中豪雨などの極端な気象現象が増えており、その結果、保険会社の支払額が増加しています。気象庁や国土交通省の災害統計によると、被害規模が拡大しており、これが保険料の見直し圧力となっています。特に浸水や土砂災害のリスク上昇は保険料に直結しています。

2. 再保険コストの上昇

保険会社が負うリスクを分散する再保険市場でのコストが上がると、保険料に波及します。世界的な自然災害や市場環境の影響により再保険料が上昇すると、一次保険の料率にも反映され、国際動向も保険料に影響を与えます。

3. 建築・修繕コストの上昇

修繕や再建にかかる実際のコストが上昇すると、保険会社が支払う保険金も増えます。資材費や人件費の高騰が続くと、同じ被害でも支払額が増え、それに伴い保険料も上がります。さらに、地域や建築工法によってコストには違いがあるため、確認が必要です。

4. 統計モデル・料率改定の反映

損害データの蓄積や解析モデルの更新により、保険料の料率が改定されることがあります。過去の損害情報が将来リスクの評価に用いられ、新しいハザード評価が導入されると、保険料は見直されます。こうした進展に伴い、透明性の高い公的指標の確認が重要です。

5. 保険会社の収支・ソルベンシー対策

支払いの増加に伴い保険会社の収支が悪化すると、健全な資本配分を維持するために、料率や契約条件の見直しが行われることがあります。こうした改定に関しては、保険会社ごとに対応に差が出やすい点にも注意が必要です。


こうしたリスクの変動要素が読みづらくなってきていることから、火災保険の契約期間は短縮されてきました。2015年には最長36年から最長10年へ、さらに2022年には最長10年から最長5年へと短縮されています。

今すぐできる「6つの節約・見直し術」

火災保険の保険料を節約するためには、短期間で効果が期待できる見直し策を優先して実行しましょう。契約の更新時に取り入れれば、即座に保険料の軽減が期待できます。

1. 免責額を見直す

免責額を適切に引き上げることで保険料を抑えられますが、その分、被災時の自己負担が増えることも見込む必要があります。まずは過去の小規模損害の発生頻度を確認し、ご自身が支払可能な自己負担限度額を設定しましょう。免責額の引き上げは節約効果が大きい一方で、頻繁に損害が起きるリスクがある場合は慎重に判断してください。

2. ネット専業・ダイレクト型火災保険の活用

販売コストが低いダイレクト型の火災保険を選ぶと、同等の補償内容でも保険料を抑えられることがあります。複数社の見積もりを一括で取得できるサービスを使い、同じ補償条件で最安値を探しましょう。なお、補償範囲や手続きの違いは契約前にしっかり確認することが大切です。

3. 長期契約・複数契約割引を利用する

長期一括払いを選ぶことで割引が受けられたり、自動車保険など複数の保険をセットにすることで割引が得られる場合があります。契約条件を揃えて見積もりを取得し、割引率や手数料を比較してください。短期間ではキャッシュアウトが必要でも、年間総額で見るとお得になるケースもあります。

4. 不要な特約を精査・削減する

ほとんど使わない特約を外すだけで保険料が安くなることが少なくありません。補償対象となるリスクの発生確率や過去の請求履歴を参照し、優先度が低い特約は削減しましょう。特約の削減前後の補償内容を一覧化し、補償にぬけ漏れがないか必ず確認してください。

5. 家財評価の適正化

家財の評価額を実態に合わせて調整することで保険料を節約できます。実際に家財一式を買い直す場合にかかる金額をベースに見直すと良いでしょう。高額な個別品のみ別途特約で補償するなど、過剰補償を見直す方法も有効です。

6. 支払い方法の見直し(一括払・年払・月払)

支払い方法によって割引が受けられる場合があります。一括払いや年払いで割引が大きい場合はキャッシュフローを検討し、月払いで負担を分散したい場合はそれを優先するなど、ご自身の状況に合わせて選びましょう。ポイントは総額と支払い負担のバランスを考慮することです。

保険会社比較・乗り換えを成功させる「3ステップ」

火災保険の乗り換えでは、準備と比較が成功の鍵となります。条件を揃えた見積もりと補償内容の精査により、コスト削減と補償の最適化を両立しましょう。以下の手順に沿って進めてください。

1. 現行契約の正確な把握

保険証券のすべての項目を一覧化し、現状を明確に把握しましょう。契約金額や免責金額、特約内容、過去の支払実績などを整理することで、比較の際に同条件で検討しやすくなります。

2. ハザード情報と建物情報の確認

物件の所在地のハザードマップや建物の属性情報を照合し、地域のリスクを把握します。河川・海岸・土砂災害のリスクに応じて補償の必要度は変わるため、自治体資料や公的データを活用し数値化しましょう。

3. 同一条件で複数社見積りを取得

補償条件を揃えて、最低3社以上から見積もりを取って比較してください。ダイレクト型商品と代理店型商品を含め、保険料だけでなく免責額や請求手続きの違いも比べましょう。便利な一括見積もりサービスとしては「保険スクエアbang! 火災保険」などが利用できます。


以上が、火災保険の値上げの背景と、今すぐできる節約術、乗り換えのポイントです。
火災保険に必要な補償内容はご自身や家族の状況によって変化しますし、保険商品の内容も日々変わっているので、定期的な見直しの検討は非常に重要です。
ぜひ記事の内容も参考にしつつ、最適な火災保険保険の契約を検討してみましょう。

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