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お年玉は何歳まで渡すべき?あげる相手別の相場とあげ方を解説

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。

お年玉は何歳まであげますか? 自分の子どもや、親戚の子どもなど、お年玉を何歳まであげればよいのか悩んでいる人もいるでしょう。

この記事では、年齢別のお年玉の金額相場や、お年玉を渡す際のマナーについて詳しく解説します。MoneyFixが実施した独自調査の結果も踏まえて紹介するので、お年玉について悩んでいる人は参考にしてください。

【独自調査】お年玉は何歳まで渡す?

お年玉を渡す年齢について「高校生まで」が41.9%で最も多く、次いで「大学・専門学生まで」が38.2%という結果になりました。

お年玉を渡す年齢は高校生までとする家庭と、大学生・専門学生までとする家庭でほぼ二分しています。

お年玉を「高校生まで」渡す理由

高校生はアルバイトなどで収入を得ている場合もありますが、親の援助を受けて生活していることが大半です。高校生は学業に専念する時期のため、経済的な支援は必要となります。

また、お年玉を通じて、親子や親戚との絆を深める機会としても意義があるでしょう。

お年玉を「大学・専門学生まで」渡す理由

大学・専門学校の学生は学費や生活費用がかかり、経済的な負担が大きいです。お年玉は、これらの費用の一部を補う助けになるでしょう。

大学・専門学生になると地元を離れることも多くなり、親戚と顔を合わせる機会が減るため、お年玉を通じてつながりを維持する意義もあります。

【独自調査】お年玉は何歳から渡す?

「お年玉をあげ始める年齢は?」という疑問を持つ人もいるでしょう。

お年玉を何歳からあげるかについては、「3歳未満」(39.8%)が最も多い結果となっています。次いで「3~6歳未満」(23.7%)、「小学生から」(25.2%)です。

【年齢別】お年玉の金額相場

お年玉の金額は年齢によって変わるのが一般的です。未就学児から大学生・専門学校生までのお年玉の相場は以下の通りです。

  • 未就学児:500~1,000円
  • 小学校低学年:1,000~3,000円
  • 小学校高学年:3,000~5,000円
  • 中学生:3,000~5,000円
  • 高校生:5,000~1万円
  • 大学・専門学生:1万円程度

MoneyFixではそれぞれの年齢帯の相手に対して、実際にいくら渡しているのかを調査しました。詳細は【2025年】お年玉の相場はいくらが多い?何歳から何歳まであげる?【マネーFix 独自調査】にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

子どもにお年玉を渡す際のポイント

子どもにお年玉を渡す際のポイントは、以下の通りです。

  • 渡す方法を決めておく
  • お札や硬貨はきれいなものを用意する
  • 縁起の悪い数字を避ける
  • 金額を親戚間で相談しておく

渡す方法を決めておく

お年玉を渡す際には、事前に方法を決めておくことが大切です。

まず、渡すタイミングを選びましょう。例えば、元旦の朝にリビングで家族全員が集まるときや、親戚が集まる新年会などが一般的です。

会って直接手渡すのか、相手の親に渡しておいてもらうのかなども状況に応じて検討します。渡す際は、お金をポチ袋に入れるのが一般的です。

さらに、お年玉の渡し方にも心遣いが必要です。子どもにお年玉を渡す際には、「一生懸命がんばってね」や「新年に向けて良い年にしてね」など、励ましや感謝の気持ちを込めた言葉を添えることで、単なる金銭の受け渡しではなく、温かな交流として意味ある時間にすることができます。

お札や硬貨はきれいなものを用意する

お年玉を渡す際、お札はきれいなものを用意することが大切です。特に新札を使うことで、相手に対する敬意や感謝の気持ちを示すことができます。

新札が手に入らない場合でも、汚れや破れのない状態のよいお札を選びましょう。硬貨の場合も同様に、汚れていないものを選ぶことがおすすめです。

年末や年始は銀行が混雑するため、早めにお年玉用のお札を交換したり用意したりしておくと安心です。

銀行・ATMの年末年始の営業時間については、【2024年度】銀行・ゆうちょ銀行、年末年始の営業。ATMの営業時間や利用手数料は?にまとめています。

縁起の悪い数字を避ける

お年玉を渡す際には、日本の文化や風習に基づいた縁起のよくない数字を避けることも大切です。

一般的には数の「4」と「9」が嫌われる傾向にあります。「4」は「死」を、「9」は「苦」を連想させるため縁起が悪いとされています。

例えば、4,000円や9,000円などの金額は避けるようにしましょう。

金額を親戚間で相談しておく

お年玉を渡す際、金額を親戚間で相談しておくことは重要です。子どもたちの間での不公平感をなくすためにも、同年齢の子どもには同じ金額を渡すことが望ましいです。

親戚どうしで事前に話し合って金額を統一しておきましょう。 相談することで親戚間のコミュニケーションも活発になるため、お正月の集まりもスムーズに行うことができます。

まとめ

お年玉を何歳まで渡すかは家庭によって異なるため、一概には決められませんが、高校生や大学・専門学生まで渡すのが一般的です。

あげるお年玉の金額は、未就学児から大学生・専門学生まで年齢別の金額相場を参考にするのがよいでしょう。さらに、お年玉を渡す方法やお札・硬貨の用意、縁起のよくない数字を避けるなどのポイントも押さえておくことが大切です。

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