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火災保険の値上げはいつから?契約中の保険も保険料が上がる?

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

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2024年10月から、火災保険が値上げされます。

近年、自然災害が頻発し、保険金の支払いが増加していることが要因の1つです。

この記事では、実際にいつから火災保険の保険料が上がるのか、値上げ前に契約し直すべき人の特徴を解説します。

火災保険はいつから値上げ?

大手損害保険会社は、10月1日以降に始まる契約から火災保険の改定を実施します。

しかし、10月1日を迎えたからといって、保険期間の途中で10月以降の保険料が上がることはありません。

現在火災保険を契約中の人は、次の満期までは現行の保険料のままです。

10月以降に満期を迎え更新すると、改定後の料率で計算された保険料となります。

例えば、現在加入中の火災保険の満期が2024年12月だとします。

この場合、12月の満期日までは、いまのままの保険料です。

そして、12月に契約を更新すると、更新後の契約の保険料には改定後の料率が適用されます。

今回の改定では、多くの地域で保険料が引き上げられる見込みです。

損害保険料率算出機構によると、火災保険の参考料率は平均で13%引き上げられます。

10月以降に満期を迎える人は、順次いまよりも高めの保険料で保険を更新することになります。

火災保険は値上げ前に契約したほうがよい?

10月1日以降に保険が始まる契約から、保険料が値上げになることがわかりました。

では、10月1日より前に火災保険を契約した方がいいのでしょうか?

結論からいえば、以下のような人は、値上げ前に契約することをおすすめします。

  • これから新たに火災保険を契約する予定
  • 現在の契約の満期が10月以降
  • 改定後の保険料が大幅に上がる見込み

値上げ前に契約すると、改定前の保険料で契約できるため、値上げの影響を回避できます。

また、値上げ前に長期一括払いで契約すれば保険料の割引率が高くなり、トータルで支払う保険料の節約につながります。

しかし、契約を見直す際には、改定前後の見積もりを比較することが重要です。

値上げが予想される地域が多い一方で、契約内容によっては値下げになる場合もあるため、慎重に判断する必要があります。

また、契約し直す際には、補償内容の見直しも同時に行いましょう。

火災保険の保険金額や補償範囲が現状に適しているかどうか、再確認することが大切です。

値上げ前に契約を見直す際には、「保険スクエアbang!」などの一括見積もりサービスの利用がおすすめです。

複数の保険会社の保険料を一度に比較できるため、手間を省きつつ、最適なプランを見つけられます。

火災保険の値上げは家計に大きな影響を与えるため、しっかりと情報を集めて、自分に合ったプランを選びましょう。

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