2024年8月に、南海トラフ地震への注意喚起が出されたことを受け、防災の見直しをしている人も多いのではないでしょうか。
東京都世田谷区では、地域住民の防災意識を高めるために防災ギフトの配布などの取り組みを実施しています。
この記事では、世田谷区をはじめとした自治体が行っている防災ギフト・ポイント制度や、地震保険の見直しついて解説します。
地震に備えて!世田谷区が防災ギフトを配布。中央区でも12月に実施予定
マネーFix 編集部
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世田谷区が防災に役立つギフトを配布
東京都世田谷区では、2024年8月から、区民の防災意識を高めるための新しい取り組みとして「せたがや防災ギフト」を実施しています。
せたがや防災ギフトでは、世田谷区に住むすべての世帯に対して、世帯の人数に応じたポイントと防災ギフトのカタログが配布されます。
各世帯には、1人あたり3,000円相当のポイントが付与され、このポイントを使用してカタログに掲載されたさまざまな防災グッズと交換することが可能です。
例えば、3,000ポイントでは「簡易トイレキット」や「非常食セット」など、6,000ポイントでは「子ども用防災セット」や「より充実した非常食セット」などと交換ができます。
なお、カタログは8月31日までに普通郵便でポストに投函されます(申請は不要)。
申し込み期限は、令和6年11月30日(土)までとなっています。
防災に関するギフトやポイントを配布している自治体
世田谷区だけではなく、ほかの自治体でも防災に関するギフトやポイントの配布が実施されています。
東京都中央区
東京都中央区では、世田谷区と同様、防災用品を選べるカタログギフトの配布が予定されています。
区民1人あたり5,000円相当の防災用品を選べるカタログギフトで、必要な防災グッズをそろえることができるようになります。
カタログギフトは12月頃からの発送予定です。
岐阜県
岐阜県では、県全体でLINEを使った「ぼうさいポイント」の配布を行っています。
防災関係施設への訪問や防災訓練、防災キャラバンなどへの参加時に、掲示されている二次元コードを読み取ることでポイントを貯められます。
5ポイント貯めると、「LEDハンディライト」や「アルミブランケット」などの防災グッズが入った「エマージェンシーボトル」と交換が可能です。
詳細は、岐阜県公式LINEアカウントから確認できます。
地震保険の見直しも検討してみる
防災の一環として、地震保険の重要性が注目されています。
地震保険では、地震や津波などによって被害を受けた場合、通常の火災保険ではカバーされないような損害を補償してくれます。
地震の被害を受けたとしても、地震保険は生活を立て直すために大きな支えとなるので、加入しておくことは大きなメリットがあります。
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これまで地震保険に加入していなかった人も、地震保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。