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約6割が生活の余裕がなくて老後資金を貯金できず。このまま老後を迎えるとどうなる?少しずつでも貯蓄する3ステップ

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。

物価上昇が続き、老後への不安を抱えている人が増えています。

しかし、日々の生活に余裕がなく、老後資金を貯めることができていない人もいるようです。

ある程度の老後資金を貯めておかないと、老後破産に陥ってしまう可能性があります。

この記事では、貯蓄する余裕のない人が、少しずつでもお金を貯められるようにするための方法について解説します。

老後資金を貯蓄していない理由

 MoneyFixでは、LINE公式アカウントの友だちを対象に「老後資金に関するアンケート調査」を実施しました。



老後資金を貯蓄していない人に、その理由を聞いたところ、「いまの生活が厳しいから」(57.4%)が最も多く、「いまはほかのことにお金を使いたいから」「なんとなく」(12.1%)、「老後働くつもりだから」(10.2%)と続きました。

回答者の半数以上が、いまの生活を維持することに手いっぱいで、貯蓄をする余裕がないことが伺えます。

貯金していないとどうなる?

日本年金機構が公開している「令和6年4月分からの年金額」によると、夫婦2人分の厚生年金額は23万483円でした(老齢年金を含む標準的な年金額)。

また、総務省統計局が公開している「家計調査報告」によると、65歳以上の夫婦のみ世帯の平均支出額は月25万959円でした。

これらの調査結果から、夫婦2人の平均支出額は、平均的な年金収入を2万円程度上回ることがわかります。

つまり、老後に貯金がないと、生活を維持できず、老後破綻してしまう可能性があります。

老後破綻とは、老後に十分な資金がなく生活を維持できなくなる状態を指します。

少しずつでも貯蓄する方法とは

老後破綻に陥らないためには、少しずつでも老後資金を貯蓄することが必要です。

生活が厳しく、貯蓄することができない人は、以下のステップで家計の見直しをするとよいでしょう。

  1. 収入と支出を把握する
  2. 無駄な支出を減らす
  3. 削減できた分のお金を先取り貯蓄する

収入と支出を把握する

貯金ができない人は、家計の把握ができていない傾向があります。

まずは、毎月の収入と支出を詳細に把握しましょう。

家計簿をつけて、毎月何にどのくらいのお金を使っているのかを見える化します。

無駄な支出を減らす

毎月の収支を明確にしたら、無駄な支出はないか、節約できる支出はないかを探していきます。

家計の見直しをする際は、固定費から見直すのがポイントです。

家賃や光熱費、通信費などの固定費を削減することで、毎月かかる費用を継続的に抑えられます。

固定費を見直した後は、食費や娯楽費などの変動費を見直します。

削減できた分のお金を先取り貯蓄する

削減できたお金は、毎月先取りで貯蓄するようにしましょう。

先取り貯蓄することで確実に貯金できます。

しかし、銀行預金では金利が低いため、効率よくお金を増やすことができません。

今後の物価上昇に備えるためには、NISAやiDeCOなどの制度を利用して、投資をするとよいでしょう。

調査概要
  • 老後資金の意識に関するアンケート
  • 【調査実施会社】株式会社ウェブクルー
  • 【調査期間】2024年5月10日(金)~2024年5月17日(木)
  • 【調査方法】MoneyFixのLINE公式アカウントでのアンケート
  • 【調査人数】1,363人

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