※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

火災保険の意外な使い道。地震保険は火災保険とのセット契約が必須

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。

火災保険は「火事のときだけ使える保険」と思っている人もいるのではないでしょうか。

火災保険は、日常のさまざまなトラブルや自然災害にも対応できます。

また、地震保険をセットにすることで、地震や津波による被害にも対応することができます。

この記事では、火災保険のあまり知られていない意外な使い道を紹介します。

こんなことにも使える火災保険

火災保険は、火事だけでなく、さまざまな災害や日常のトラブルによる損害を補償してくれる保険です。

落雷でテレビが故障

火災保険では、火災だけでなく、落雷や破裂・爆発による損害も補償の対象となります。

例えば、落雷によってテレビが故障してしまった場合、火災保険を使って修理費用や買い替え費用を補償してもらえます。

また、火災保険は落雷だけでなく、破裂や爆発による被害も補償の対象です。

ガス漏れによる爆発や、ボイラーの破裂などによる損害も、火災保険の対象となります。

ゲリラ豪雨で浸水し、床や壁が損傷

火災保険では、風災、雹災、雪災、水災などの自然災害による損害も補償の対象です。

近年、局地的な大雨が増えており、いわゆるゲリラ豪雨による被害が多発しています。

例えば、突然の豪雨で自宅が浸水し、床や壁が損傷した場合の修理費用も、火災保険の補償の対象です。

また、台風で屋根が飛ばされたり、窓ガラスが割れたりした場合も、火災保険の対象です。

ただし、風災や水災の補償は、加入しているプランによって補償内容には含まれていないことがあるので注意が必要です。

自然災害が補償されるプランに加入しているか、保険証券で契約内容を確認してみるといいでしょう。

空き巣に入られ、窓ガラスを割られた

火災保険は、空き巣による被害も補償対象です。

例えば、空き巣に入られて窓ガラスが割られた場合、その修理費用も火災保険でカバーできます。

また、家財が盗まれた場合も、一定の範囲内であれば、火災保険の補償の対象です。

さらに、火災保険は外部からの落下物や飛来物、衝突による被害も補償します。

台風の際に強風で飛んできた物が窓ガラスを割った場合や、車が家に衝突して損傷を受けた場合などが該当します。

子どもが壁に落書きをした

子どもが壁に落書きをしたり、傷つけてしまったりした場合の修理費用も火災保険の補償の対象となります。

ほかにも、家具の移動中に壁に傷をつけてしまった場合や、ペットが壁を引っ掻いて傷ついた場合なども補償対象となります。

ただし、故意または重大な過失による損害は、火災保険の補償対象外となるため、注意しましょう。

火災保険で補償してもらうためには

このように、火災保険は、日常生活で起こり得る建物や家財のトラブルを幅広くカバーします。

もし、対象になりそうな事故が起きたら、すぐに保険会社へ連絡しましょう。

補償対象になるかわからない場合でも、まずは連絡してみることが大切です。

火災保険は自動車保険と異なり、使っても翌年以降の保険料が上がることはありません。

そのため、火災保険が使えるケースなのに保険を使わないと、自費で修理費用を負担することになり、損してしまう可能性があります。

加入している保険の契約内容を確認し、積極的に火災保険を活用しましょう。

地震保険は火災保険への加入が必須

南海トラフ地震臨時情報が発表されたこともあり、地震保険への加入を検討している人もいるでしょう。

地震保険は、単独で契約することはできません。

火災保険とセットで契約する必要があります。

ただし、火災保険の保険期間の途中から、地震保険に加入することは可能です。

地震への備えが必要と考えている人は、火災保険の見直しとセットで、地震保険への加入を検討するとよいでしょう。

値上げに備えて火災保険の見直しも

火災保険は、住居への入居時に契約しますが、その際にすすめられた契約では、補償が不十分な可能性があります。

特に、破損や汚損が補償対象に含まれていない場合があるため、よく確認しておくようにしましょう。

2024年10月には、火災保険料の値上げが予定されています。

現在の補償内容が十分かどうかを確認する意味でも、一度保険の見直しをしておくことがおすすめです。

「保険スクエアバン!火災保険」などの一括比較サービスを利用すれば、最適な補償内容がわかり、各社の保険料を比較できます。

保険の見直しをすることで、保険料が安くなる可能性もあります。

キーワードで記事を検索