2024年から新NISAが始まり、投資への関心が高まっています。
「投資を始めたいけれど、リスクが怖くてなかなか一歩を踏み出せない」という人も多いのではないでしょうか。
投資は確かにリスクが伴うものですが、低リスクで始められる方法もたくさんあります。
この記事では、初心者でも安心して始められる4つの低リスク投資方法を解説します。
投資初心者必見!低リスクで始められる4つの投資方法
マネーFix 編集部
マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。
ポイント運用
ポイント運用とは、買い物やサービスを利用して貯めたポイントを使って疑似的に投資を体験できるサービスです。
ポイント運用にポイントを追加すると、投資信託や株式の値動きに連動して増減します。
ポイント運用で増えたポイントは、引き出して使うことができます。
ポイント運用は、買い物などで得たポイントを利用して運用をします。
そのため、運用が上手くいかなくても減るのはポイントであり、現金が減るリスクはありません。
例えば楽天では、付与された楽天ポイントを運用できる「楽天ポイント運用」というサービスを提供しています。
現金が減るリスクを負わずに、投資を体験してみたい人におすすめの方法です。
ポイント投資
ポイント投資とは、買い物やサービスを利用して貯めたポイントを使って投資できるサービスです。
ポイントを使うので現金が減るリスクがない点はポイント運用と同じですが、1ポイント=1円として実際に投資信託や株式を購入、取引する点が異なります。
ポイント運用とは異なり、ポイントを使って実際に投資をするため、投資が上手くいけばその分をポイントではなく、現金として受け取ることができます。
例えば、PayPayでは、ポイント投資サービス「PayPayポイント投資」が提供されています。
PayPayポイント投資では、リターンがPayPayポイントではなく、PayPayマネーで支払われます。
また投資信託や株式を購入するので、銘柄によっては分配金や配当金も受け取れます。
投資先が豊富なので、より本格的に投資を始めたいが、リスクは背負いたくないという人におすすめです。
NISAを使った積立投資
積立投資とは、一定金額を定期的に投資する方法です。
リスクを抑えて安定した収益を狙いたい投資初心者におすすめの投資方法です。
定期的に一定額を投資することで、どのタイミングで投資を始めても、株式の購入価格を一定にすることができます。
また、100円から始められる商品もあるので、リスクが低い投資方法といえます。
さらに、NISAで投資を行うと、運用益が非課税になるので、積立投資を始める際はNISAを活用するとよいでしょう。
積立投資のシミュレーションについては、こちらの記事「投資と貯金どっちがいい?銀行預金と積立投資でどれだけ差が出るのか年齢別にシミュレーション」を参考にしてください。
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iDeCoで積立投資
iDeCoとは、自分で掛金を出して運用を行う私的年金制度です。
60歳になるまで掛金と運用益を引き出すことができないので、老後資金のために投資を考えている人におすすめです。
iDeCo最大のメリットは、掛金が所得控除の対象となり、運用益も非課税となる点です。
運用期間が長いので通常の積立投資のようにリスクを抑えられ、その上税制優遇を受けられます。
短期〜中期の資産形成にはいつでも引き出せるNISAを、長期の資産形成を考えている人はiDeCoを使って積立をするとよいでしょう。
なお、NISAとiDeCoの使い分けについては、こちらの記事を参考にしてください。