「長期休みを使って旅行に行きたいけど、家族旅行なんて高くて行けない」というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか?
観光庁の調査によると、4人家族で国内の宿泊旅行をする場合の費用は、約25万円かかることがわかりました。
25万円と聞くと高いと感じる人もいるかと思いますが、工夫することで費用を抑えることができます。
この記事では、家族旅行の費用や旅費をおさえる方法、旅行資金の貯め方について解説します。
家族旅行は高い?家族4人の国内旅行費用は約25万円かかる。旅費を抑えるポイントは?
マネーFix 編集部
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家族旅行にかかる費用はどれくらい?
観光庁の調査によると、2024年1~3月期における国内旅行1人あたりの消費額は以下の通りです。
- 宿泊旅行:6万1736円
- 日帰り旅行:1万9657円
なお上記の費用には交通費や宿泊費、飲食費等が含まれます。
つまり、家族3人で宿泊旅行をすると約19万円(6万1736円×3人)、4人の場合は約25万円(6万1736円×4人)かかります。
家族旅行の費用をおさえる方法は?
家族旅行にかかる費用の大部分を占めるのは、主に以下の2つです。
- 交通費
- 宿泊費
これらの支出を工夫して節約することで、旅費を抑えられます。
交通費
旅行時期が早いうちから決まっていて、飛行機や新幹線を交通手段として使う場合は、早期予約による割引を活用できます。
例えば、乗車日の21日前までにEX予約で「のぞみ」普通車指定席を予約しておくと、東京~新大阪間であれば、おとな1名あたり片道2,350円お得になります。
また旅行先が車で行ける範囲であれば、自家用車やレンタカー、カーシェアを利用すると割安になることもあります。
より安価な交通手段を検討してみましょう。
宿泊費
飛行機や新幹線と宿泊先がパックになっているプランを選ぶことで、宿泊費を抑えられることもあります。
また予約サイトでは、宿泊費がお得になるクーポンを提供していたり、キャンペーンを実施していたりするので、そちらも利用してみるとよいでしょう。
旅行資金を計画的に貯める2つの方法
家族旅行の予算が大体決まったら、計画的に貯金をしましょう。
計画的に旅行資金を貯める方法としては、以下の2つがおすすめです。
- 旅行貯金専用口座で貯蓄
- 旅行積立
旅行貯金用の専用口座を作ることで、管理しやすくなり、どのくらい貯まっているかもわかりやすくなります。
よりお得に旅費を貯めたいという人は、旅行積立の利用もおすすめです。
旅行積立では、利率が年0.5~3%程度と普通預金と比べて高めになっています。
そのため、効率的に旅行資金を貯めることができます。
旅行の予定に合わせた積立回数を選んで、活用してみるとよいでしょう。
旅行資金の貯め方については、こちらの記事も参考にしてください。