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マイナス金利解除でマイカーローンへの影響はある?

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

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今年の3月にマイナス金利が解除されました。

マイナス金利解除は、住宅ローンの金利など、生活にさまざまな影響を与えます。

また、マイナス金利の解除はマイカーローンにも影響を与えます。

今後、マイカーローンの金利が変わるのかどうか気になる人もいるでしょう。

この記事では、マイカーローンの金利が上がるかどうかについて解説します。

マイナス金利解除がマイカーローンに与える影響

マイナス金利解除は、各種ローンの金利が引き上がることにつながります。

マイカーローンもそのうちの1つです。

金利が高くなることで、マイカーローンを組んだ場合の支払総額が多くなり、家計の負担が大きくなるでしょう。

また、変動金利でマイカーローンを組んでいる場合、金利が引き上がれば、毎月の支払い額が高くなります。

マイカーローンの金利はいつから上がる?

マイナス金利解除によって、マイカーローンの金利が上がる可能性が出てきました。

では、具体的にいつからマイカーローンの金利が上がるのでしょう。

現在マイカーローンを組んでいる人は、固定金利か変動金利のどちらで組んでいるかによって、影響が異なります。

固定金利で組んでいる場合

固定金利とは、ローンを組んだ際の利率が返済期間中変わらない金利のことです。

すでにマイカーローンを固定金利で組んでいる人は、ローンを組んだ当初から金利が変わらないため、金利が上がることによる影響は受けません。

変動金利で組んでいる場合

変動金利は「短期プライムレート」と呼ばれる指標に基づいて、半年に一回金利の見直しが行われています。

短期プライムレートが上昇すれば、マイカーローンの金利も上昇する可能性があります。

マイカーローンを変動金利で組んでいる人にとっては、変動金利が上昇することでローンの負担額が増える可能性があるでしょう。

マイカーローンの金利は、金融機関が独自に決めており金融機関によって金利は異なります。

多くの金融機関の変動金利は、低金利を維持しています。

今後も、変動金利が急激に上昇する可能性は低いと予想されます。

短期プライムレートは社会情勢に鑑みて決定されることが多く、物価上昇など生活が厳しい中で、すぐに金利を上げる選択をする金融機関は少ないことが考えられます。

物価高が続いている中で、金利を急激に引き上げると、経済が悪化する恐れがあるためです。

また、多くの金融機関は顧客を獲得するために優遇金利を設定しています。

銀行間の競争が激化している状態で、簡単に金利を上げることは難しいでしょう。

これからマイカーローンを組む人が注意すること

先述の通り、マイカーローンの金利には固定金利と変動金利があります。

固定金利であれば、返済計画を立てやすいメリットがありますが、変動金利よりも金利が高いというデメリットがあります。

変動金利は固定金利よりも金利が低いというメリットがありますが、今後金利が上昇する可能性があります。

どちらの組み方が自分に合っているのか意識してマイカーローンを組みましょう。

また、変動金利を選択する場合は、金利上昇によってマイカーローンの支払額が増える可能性があります。

その点をシミュレーションしたうえで、借入期間や借入額を検討しましょう。

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