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軽貨物運送業を開業する際、利用できる補助金はありますか?

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。

近年、会社員としての賃金が上がらず、自分で事業をしたいと考えている人が増えています。

Amazon Flex(アマゾンフレックス)などの軽貨物運送業も、そのうちの1つです。

軽貨物運送業を始めるためには開業をする必要があり、開業費用がかかりますが、補助金などはあるのでしょうか。

この記事では、開業費用の負担を少しでもなくすために軽貨物運送業が利用できる補助金や助成金について解説します。

軽貨物運送業とは

軽貨物運送業とは、軽貨物車両を使って荷物を運び、運賃を受け取る事業のことです。

具体的には、軽自動車や軽バン、軽トラックを使用して小さな荷物や少量の荷物を運ぶ仕事です。

軽貨物は、大型トラックに比べて狭い道や住宅街でもスムーズに運転できるため、都市部や郊外での配送に適しており需要が高まっています。

また、軽貨物運送業は会社員とは異なり、自分が働いた分だけ収入を得ることが期待できる事業です。

軽貨物運送業の開業にはいくらかかる?

軽貨物運送業の開業には、一般的に50万~200万円ほどかかるといわれています。

金額の内訳としては以下の通りです。

  • 軽貨物車量費用
  • 軽貨物配送用具費用
  • 保険料
  • 黒ナンバー取得費用

軽貨物車両費用

開業費用の中で最も大きな割合を占めるのは車両費です。

軽貨物運送業を開業するためには、荷物を運ぶための軽貨物車両が欠かせません。

中古車なら、50万円程度あれば購入が可能ですが、新車であれば200万円前後するでしょう。

すでに軽貨物車両を保有している場合は車両費を抑えることができるので、開業にそれほど資金は必要ありません。

軽貨物配送用具費用

車両のほかにも、台車や荷物固定用ロープ、荷物の仕分けケースなどに使用する用具が必要になります。

配送をよりスムーズに行うために、必須のアイテムとなっています。

保険料

軽貨物運送業は、事故に遭ったり、運送中に荷物が破損したりするリスクがあります。

そのため自賠責保険に加えて任意保険や貨物保険にも加入する必要があるでしょう。

自賠責保険料は自家用車と変わりませんが、任意保険料は事業用車の方が高くなります。

費用は保険会社やプランによって異なります。

黒ナンバー取得費用

黒ナンバーとは、軽貨物運送事業を行う車両に取りつけるナンバープレートのことです。

黒ナンバーの取得にかかる費用は、住民票の発行手数料やナンバープレートの発行料金です。

また、開業費用のほかにも事業を維持していくためには、ガソリン代や車検費用、税金なども支払う必要があることを頭に入れておきましょう。

軽貨物運送業で利用できる補助金

軽貨物運送業を行う際に、国や地方自治体などから補助金が出るケースがあります。

先進安全自動車(ASV)導入補助金

一定の装置(事故自動通報システム)を搭載した事業用の車両を購入する場合に利用できる制度です。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者等の販路開拓等や、業務効率化を支援するための補助金です。

補助金を受ける場合は、小規模事業者自らが経営計画を作成し、販路開拓等の取り組みや、業務効率の取り組みを行う必要があります。

IT導入補助金

IT導入補助金は、業務効率化やDX等に向けた ITツールの導入を支援する補助金です。

例えば、インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、PC・ハードウェア等を導入した場合には10万~350万円の補助を受けることができます。

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