最近では、キャッシュレス決済が一般的になり、現金をほとんど持ち歩かなくなった人もいるのではないでしょうか?
MoneyFixで実施した「キャッシュレス決済に関するアンケート」によると、ポイントやキャッシュバックに魅力を感じている人が多いようです。
この記事では、アンケート結果をもとに、楽天ペイやPayPayを始めとしたキャッシュレス決済アプリを比較し、選び方について紹介します。
キャッシュレス決済アプリはどう選べばいい?比較するべきはポイント還元率だけでない
マネーFix 編集部
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8割以上がキャッシュレス決済を利用
MoneyFixでは、1,446名を対象に「キャッシュレス決済に関するアンケート調査」を実施しました。
店頭での支払いにおけるキャッシュレス決済の利用頻度については、「常にキャッシュレス決済を使う」(42%)が最も多く、次いで「ほとんどキャッシュレス決済を使う」(40%)でした。
キャッシュレス決済を使っている人の8割以上が、店頭でのほとんどの支払いをキャッシュレス決済で行っていることがわかりました。
キャッシュレス決済を使い始めて良かったと思うことについては、「ポイントやキャッシュバックが受けられる」(69.8%)が最も多く、「決済がスピーディーになった」(61.6%)、「現金・財布を持ち歩かなくても良くなった」(54.1%)と続きました。
ポイントやキャッシュバックなどの特典や利便性が、キャッシュレス決済を利用している理由であることがわかります。
QR決済アプリを選ぶポイント
キャッシュレス決済といっても、クレジットカードや電子マネー、プリペイドカードなど種類はたくさんあります。
ここでは、楽天ペイやPayPayを始めとした「QR決済アプリ」を選ぶ際のポイントについて解説します。
QR決済アプリを選ぶ際は、以下の3項目を比較して選ぶことが重要です。
- ポイント還元率
- お得なキャンペーン
- 利用できる店舗数
例えば、代表的なQR決済アプリのポイント還元率は以下の通りです。
【ポイント還元率】
- PayPay:0.5~2.0%
- 楽天ペイ:1.0~1.5%
- auPay:0.5%
- d払い:0.5%
これらのポイント還元率は、キャンペーンやチャージ方法などによって変わってきます。
また、利用できる店舗があるかどうかも重要なポイントです。
【店舗数】
- PayPay:1000万以上(2023年10月時点)
- 楽天ペイ:600万以上(2022年10月時点)
- auPay:600万以上(2024年5月時点)
- d払い:500万以上(2023年12月時点)
(※各社公式プレスリリース、媒体資料より)
店舗によっては利用できないものがあるため、よく使うお店で使えるかどうかを確認しましょう。
人気のQR決済アプリは「PayPay」と楽天ペイ
MoneyFixの調査によると、一番利用するキャッシュレス決済のTOP10は以下の通りでした。
6割以上の人が「PayPay」や「楽天ペイ」を利用しているという結果でした。
PayPay
PayPayのポイント還元率は通常0.5%です。
毎月の利用状況に応じてポイント還元率がアップする「PayPayステップ」が実施されており、最大2.0%のPayPayポイントが付与されます。
また抽選で最大100%還元されるスクラッチくじができたり、クーポンをゲットできたりとキャンペーンの種類も豊富です。
なお、MoneyFixでは、アンケートに回答するとPayPayポイントが当たるキャンペーンを実施しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
楽天ペイ
楽天ペイでは、「楽天キャッシュ」(チャージ払い)での支払いを行うと、1.5%の楽天ポイントが還元されます。
さらに、楽天キャッシュの利用でポイント還元率がアップするキャンペーンなど、多数のキャンペーンが定期的に実施されています。
楽天ペイは6月にポイント還元のルールが変更され、チャージ方法によっては、以前より多くのポイントを獲得できるようになりました。
詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。
- キャッシュレス決済に関するアンケート
- 【調査実施会社】株式会社ウェブクルー
- 【調査期間】2024年3月8日(金)~2024年3月14日(木)
- 【調査方法】MoneyFixのLINE公式アカウントでのアンケート
- 【調査人数】1,473人