2024年から新NISAが始まり、投資への関心が高まっています。
オカネコが実施した調査によると、NISAの利用率は2024年4月時点で46.4%にのぼりました。
投資をしている、もしくは投資をしたいという人の中には、余剰資金を投資して不労所得を得たいと考える人もいるでしょう。
この記事では、月5万円の不労所得を得るために必要な資金について解説します。
月5万円の不労所得を得るには、元手はいくら必要ですか?
マネーFix 編集部
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不労所得の種類
不労所得とは「自分が働かないで得ることのできる所得」のことです。
不労所得には、主に以下の種類があります。
- 株式投資や投資信託など
- 不動産投資
株式投資や投資信託など
株式投資や投資信託は、将来の資産形成を目的に利用する人が多いですが、不労所得を得る目的で利用する場合もあります。
株式投資や投資信託では、定期的に配当金や分配金を受け取ることで、不労所得を得ることが可能です。
株式投資や投資信託は、金融機関の口座があれば誰でも購入でき、不労所得を得るための最もポピュラーな方法といえます。
不動産投資
不動産投資は、不動産の運用・売却によって利益を得る投資手法です。
アパートやマンションの経営を行い、毎月家賃収入を得る方法が代表的です。
また、保有する土地を有効活用して、駐車場経営をする方法などでも不労所得を得ることができます。
親族から相続して土地を所有しており、何もせずそのまま放置している人もいるでしょう。
そのような場合は固定資産税などを支払っているだけになります。
土地を有効活用し、不労所得を得ることで税金の支払いをカバーできるなどのメリットがあるでしょう。
月5万円の不労所得を得るための元手
月5万円の不労所得を得ることができれば、生活に余裕がうまれる人も多くいるでしょう。
ただし、株式投資や投資信託などの配当所得や、不動産投資の家賃収入を得るには、それぞれある程度の元手が必要になります。
ここでは、株式や投資信託への投資で、不労所得を得るための元手について解説します。
不労所得で得られる金額は、利回りと投資金額によって変動します。
毎月5万円の不労所得を得るために必要な元手の目安は、以下の通りです。
- 利回り2%の場合:3000万円
- 利回り3%の場合:2000万円
- 利回り5%の場合:1200万円
- 利回り8%の場合:750万円
上記の通り、株式投資や投資信託などで月5万円を得るためには、投資先の利回りによって元手が変わります。
株式投資で不労所得を得るには、投資先が配当金を出していることが前提となります。
投資先の業績によっては、配当金を出さないことがあるので注意が必要です。
また、投資信託で不労所得を得るには、分配金の支払いがある銘柄を購入する必要があります。
どちらにしても、投資先の利回りによって元手の金額は大きく変わってきます。
利回りの高い投資先はその分リスクも伴いますが、元手が少なくて済む点がメリットでしょう。