住宅購入予定なら早く購入した方がよい?住宅価格や金利が上昇、住宅ローン減税も期限あり

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。

昨年から物価高の影響や、金利上昇のニュースなどを目にする機会が多くなり、家を買うタイミングを迷っている人もいるでしょう。

住宅購入予定の人は、早く購入した方がよいかもしれません。

この記事では、住宅購入予定の人に、早く購入することをおすすめする理由を解説します。

住宅ローンに関する意識

「LIFULL HOME'S」は、5年以内に住宅を購入予定の人を対象に「住宅ローンに関する意識調査」を実施しました。

出典:LIFULL HOME'S「住宅ローンに関する意識調査」(以下同)

今後1年間の不動産価格に対する見通しについては、「上昇すると思う」(55.5%)が最も多く、「ほぼ変わらないと思う」(33.7%)と続きました。

今後1年間の住宅ローン金利の見通しについては、「ゆるやかに上昇する」(52.4%)が最も多く、「ほぼ変わらない」(19.9%)、「何かをきっかけに大きく上昇する」(16.9%)と続きました。

住宅購入に関しての考えについては、「住宅ローン金利が上がる前に買いたい」(44.7%)が最も多く、「住宅ローン控除(減税率)が変わらないうちに買いたい」(42.1%)と続きました。

住宅購入予定なら早く購入するのがおすすめする理由

アンケート結果からは、不動産価格や住宅ローン金利が上昇すると考えている人が半数以上いることがわかりました。

また、住宅ローン金利が上がる前に購入したいと考えている人も、半数近くいるようです。

住宅購予定の人にとって、早めに購入した方がよい理由は、以下の3点です。

  • 物件の価格が上昇する可能性がある
  • 住宅ローン金利が上昇する可能性がある
  • 住宅ローン減税が使えるうちの購入がお得だから

物件の価格が上昇する可能性がある


出典:国土交通省「不動産価格指数令和5年9月・令和5年第3四半期分」

国土交通省によると、不動産価格は2013年ごろから上昇傾向が続いています。

また、近年は物価高が続いており、今後も建築資材の高騰などにより物件の価格が上昇する可能性があります。

少しでも安く買えるうちの購入がおすすめです。

住宅ローン金利が上昇する可能性がある

2016年からマイナス金利政策が始まり、住宅ローンが超低金利な時代が続いてきました。

しかし、2023年7月に金融政策の変更があり、長期金利の上限が0.5%から実質1.0%に引き上げられました。

これによって長期金利が上昇し、連動して住宅ローンの固定金利も上昇しました。

今後は、マイナス金利の解除も考えられており、それによって住宅ローンの変動金利が上昇することも考えられます。

住宅ローンを組む予定の人にとって、住宅ローンの金利は重要です。

金利が上昇すれば、住宅ローンの支払総額が増えるからです。

住宅ローン金利が低いうちに購入をすることがおすすめです。

住宅ローン減税が使えるうちの購入がお得だから

住宅ローン減税とは、住宅ローンを借りて、マイホームを新築・購入した場合、年末のローン残高の0.7%が所得税から控除される制度です。

所得税だけで控除できない場合には、住民税からも一定金額、控除を受けることができます。

住宅ローン減税は、最大13年間適用されます。

住宅ローン減税はこれまでにも改正がされており、控除率が1%から0.7%へ引き下げられました。

2024年からは借入限度額も引き下げられています。

住宅ローン減税を受けるには、一定の要件を満たすことが必要になります。

その要件のうちの1つが、「令和7年までに入居」することです。

令和8年以降も住宅ローン減税が続くかは未定なので、住宅ローン減税の適用を受けることができるうちに購入をすることがおすすめです。

住宅を購入するタイミングは、年齢やライフステージなど、人によって最適な時期は異なります。

現状の社会情勢や住宅ローン減税制度なども考慮に入れて、検討することをおすすめします。

出典
  • LIFULL HOME'S「住宅ローンに関する意識調査」
  • 国土交通省「不動産価格指数令和5年9月・令和5年第3四半期分」

キーワードで記事を検索