2024年がスタートし、新NISAが始まりました。
昨年は物価高の影響もあり、貯蓄の大切さを身に染みて感じた人もいたかもしれません。
WeCapital株式会社の調査によると、「2023年にやり残したこと」の第1位は「貯金」でした。
効率よくお金を貯めるには、「先取り貯金」と「積立投資」を合わせて行うのが効果的です。
両方を実現するのが「新NISA」での投資です。
この記事では、効率よくお金を貯めるための方法や、新NISAが適している理由について解説します。
2024年こそ貯金したい!超簡単で確実に貯まる。新NISAで「先取り貯金」「積立投資」を自動化
マネーFix 編集部
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2023年にやり残したことの1位は「貯金」
WeCapital株式会社は、20~60代の男女1,011人を対象に、「今年やり残したこと・来年こそはやりたいことに関する意識調査」(ゼネラルリサーチ調査)を実施しました。
出典:WeCapital株式会社「今年やり残したこと・来年こそはやりたいことに関する意識調査」(以下同)
今年(2023年)にやり残したことについては、「貯金」(30.5%)が最も多く、「ダイエット」(24.0%)、「掃除や片づけ」(23.4%)と続きました。
3人に1人が「貯金」と回答する一方、「投資・資産運用」については13.8%にとどまっています。
理想の生活に近づくための取り組みとして考えていることはあるかについては、「節約する(金銭的に)」(38.5%)が最も多く、「貯金をする」(35.5%)と続きました。
投資については、「これから始める人」と「増資する人」を合わせると31.7%という結果でした。
効率よく貯金するには
貯金はやみくもに始めても、継続することが難しいです。
まずは、以下の点を明確にしましょう。
- 収支
- 目標金額
- 毎月の貯金額
上記を明確にしたうえで、「先取り貯金」と「積立投資」を行うことで、効率よくお金を貯めることができます。
先取り貯金
「先取り貯金」とは、収入の一定額を、先に貯金に回す方法です。
なかなか貯金ができない人のなかには「月末に残ったお金を貯金に回そう」と考えている人がいます。
「余ったら貯金」という考え方だと、つい使いすぎてしまったり、緊急の支出があったりして、確実にお金を貯めることができません。
給料が振り込まれたら、すぐに貯蓄用口座に入金するようにしましょう。
積立投資
積立投資とは、毎月決まった投資商品を決まった金額で購入する投資方法のことです。
銀行の普通預金は、超低金利です。
例えば、三菱UFJ銀行の場合、普通預金では0.001%、10年定期預金でも0.2%です。
このような低金利の口座に預金をしても、お金を増やすことができません。
それどころか、物価上昇が続けば、銀行にお金を預けておくだけでは、実質的なお金の価値が目減りしていくことになります。
積立投資であれば、普通預金よりも高い利回りが期待できるので、お金を増やしていくことができます。
投資なので元本割れのリスクもありますが、長い期間運用することを前提に積立投資をすれば、リスクを減らすことができます。
新NISAがおすすめの理由
「先取り貯金」で確実にお金を貯め、そのお金を「積立投資」に回すことで、効率よくお金を貯めることができるようになります。
効率よく貯金をするための「先取り貯金」と「積立投資」を兼ね備えているのが、新NISAの「つみたて投資枠」です。
新NISAの「つみたて投資枠」で積立投資をする場合、毎月指定した銀行口座から投資商品を買う資金が引き落とされ、購入するところまで、すべて自動で完了します。
「2024年こそ貯金をしたい」と考えている人は、新NISAを活用した資産運用に挑戦してみてはいかがでしょうか。
新NISAの制度概要については、こちらの記事も参考にしてください。
- WeCapital株式会社「今年やり残したこと・来年こそはやりたいことに関する意識調査」https://journal.yamawake.jp/money-business/research-report-231225/