新NISAはZ世代こそやるべき。若いうちから投資をすると、リスクが下がり利益が増える

執筆者:マネーFix 編集部

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2024年1月から新NISAが始まりました。

株式会社バイアンドホールドによると、Z世代の60%が、「NISA制度について知らない」と回答しました。

一方、20%の人が、新NISAの開始をきっかけに、NISAを始めようと考えているようです。

若いうちから「長期投資」をすることで、低リスクで資産を増やせる可能性があります。

この記事では、Z世代のNISA認知度に関する実態と、「長期投資」のメリットについて解説します。

NISAの認知度・利用状況に関する実態

株式会社バイアンドホールドは、18~25歳の3,000名を対象に「Z世代と新しいNISA制度に関するアンケート調査」を実施しました。
 
出典:株式会社バイアンドホールド「Z世代と新しいNISA制度に関するアンケート調査」(以下同)

NISA制度の認知度については、6割の人が「知らない」と回答しました。

Z世代では、NISA制度を「知っている」人の方が少数派のようです。

預金以外の資産運用を行っているかについては、8割の人が「行っていない」と回答しました。

多くの人が預貯金のみで、投資をしている人は2割にとどまる結果でした。

約2割の人は資産運用を行っていると回答しましたが、そのなかでどれくらいの人がNISA口座を開設しているのでしょうか。

NISA口座の開設状況については、74%の人が「開設している」と回答しました。

預貯金以外で資産運用する手段として、NISA口座を使っている人が多数派であることがわかります。

資産運用をしていない人のうち、「新NISA制度をきっかけに資産運用を始めようと思う」人は20%という結果でした。

Z世代にとって、投資は身近ではなく、関心が低い傾向があるようです。

しかし、投資は若いうちから長期間かけて行う方が、リスクが減り、得られる利益が大きくなります。

長期投資を行うメリット

投資を行う場合、「長期投資」「積立投資」「分散投資」の3つを行うことが、リスクを減らす大原則です。

若いうちから投資を始めると、やめない限り「長期投資」が可能なので、リスクが少なく、得られる利益も大きくなります。

なぜ長期投資をすると、リスクが減り、得られる利益が大きくなるのでしょうか。

なぜリスクが少なくなるのか

次の図は、毎月同じ金額ずつ、投資を行った場合の、5年後と20年後の投資収益率です。

出典:金融庁「はじめてみよう!NISA早わかりガイドブック」

保有期間5年の図では、元本割れしている層が見られます。

一方、保有期間20年の図では、元本割れしている層は見られません。

絶対ではありませんが、長期で投資をすることによって元本割れのリスクが減ることは、過去のデータから明らかになっています。

なぜ得られる利益が大きくなるのか

長期投資の場合、「複利効果が大きくなる」というメリットがあります。

複利効果とは、投資で得た収益をふたたび投資に回すことで、「利子にも利子がつく」ことです。

下の図は、毎月3万円を年利3%で運用した場合のシミュレーションです。

出典:金融庁「資産運用シミュレーション」

年数が後ろにいくほど、運用収益(黄色の部分)が大きく増えていることがわかります。

元本に対する運用収益の割合は、以下の通りです。

  • 6年目:約9.4%
  • 12年目:約20.2%
  • 24年目:約46.2%
  • 30年目:約61.9%

投資期間が長くなるほど、複利の効果によって得られる利益が増えていきます。

このように、若いうちから「長期投資」をすることで、リスクを抑え、資産を増やせる可能性が高まります。

新NISAの開始を機に、投資を始めてみてはいかがでしょうか。

出典
  • 株式会社バイアンドホールド「Z世代と新しいNISA制度に関するアンケート調査」
  • 金融庁「はじめてみよう!NISA早わかりガイドブック」
  • 金融庁「資産運用シミュレーション」

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