株を購入することで、企業のサービスや商品を割引で購入したり利用したりできる株主優待券。
航空会社の株主優待券を使うことで、最大50%割引で飛行機を利用することができます。
また、ANAやJALの株主優待券は、株主でなくても手に入れる方法があります。
この記事では、株主優待券の割引率や、入手方法について解説します。
最大50%オフで飛行機に乗れる。ANAやJALの株主優待券がお得。株主じゃなくても手に入る
マネーFix 編集部
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株主優待券でどのくらい割引になる?
株主優待券を使うとどれくらい安く旅行できるのか、ANAとJALを例に紹介します。
ANAの場合
ANAの株主優待券を1,000株以上持っている人は、株主優待券と株主特別優待券をもらえます。
株主優待券を使うことで、コードシェアを含むANAの国内便片道1区間分の航空券を、大人・小児ともに50%安く購入できます。
また、1,000株以上持っている人は「ANAグループ優待券1冊」を受け取れます。
「ANAグループ優待券」には、ホテル優待やパッケージツアー優待、買い物優待などが含まれており、10〜20%割引で利用できます。
条件は、3、9月末の時点で1,000株以上保有している人で、有効期限は1年間です。
JALの場合
JALの株主優待券を使うことで、国内線の片道航空券を50%安く購入したり、旅行商品を2〜7%安く購入したりできます。
子どもが利用する場合、タイプBのフレックス普通席が75%割引になります。
JALの株主優待券の受け取り条件は以下の通りです。
- 3月31日現在、100株以上保有している
- 9月31日現在、200株以上保有している
株主優待券の有効期限は1年半です。
株主優待券は株主じゃなくても利用できる
株主優待券を手に入れるためには、通常、以下の手順が必要です。
- 証券口座を開設する
- 該当銘柄の株を購入する
例えばANAの場合、上記の通り、3月31日時点で1,000株以上保有していると、5月中旬頃に株主優待券が発送されます。
また、9月30日時点で1,000株以上保有していると、11月中旬に株主優待券が発送されます。
ANAやJALの株主優待券は、株主でなくても入手することができます。
家族や友人からもらう
株主優待券には、本人のみ利用できる株主優待券や、誰でも利用可能な優待券など種類があります。
誰でも利用可能な株主優待であれば、家族や友人に譲ってもらい、利用することも可能です。
ANAやJALの株主優待券は無記名式のため、家族や友人でも利用できます。
金券ショップで購入する
株主優待券は金券ショップやギフト券売買サイトで売られていることもあります。
搭乗日直前などで割引運賃での航空座席の予約ができない場合には、金券ショップで株主優待券を買って予約する方が安く済む可能性が高いです。
なお、証券会社選びのポイントや、おすすめの証券会社については、こちらの記事「投資初心者におすすめの証券会社」を参考にしてください。