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ガソリン代高騰で自動車関連費を抑えたい。高速道路を利用するならETC割引やマイレージサービスがおすすめ

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

マネーFix 編集部は、FP有資格者や「ビジネス書」や「学習参考書」などさまざまなジャンルの編集経験者で構成されています。わかりやすく確かな情報を発信し「人生におけるお金の決断」の判断基準となる、信頼できるメディアを目指します。

政府は、ガソリン代の補助金について、来年4月末まで延長し、5月以降の継続も検討するとしています。

ガソリン代の補助金が出ているとはいえ、レギュラーガソリンの価格は約160~170円台が続いています。

自動車の関連費を少しでも節約したい人は多いのではないしょうか。

この記事では、ETCカードの割引や、有料道路の利用でポイントが貯まるETCマイレージサービスについて解説します。

ETCカードの割引

ETCカードを使用して高速道路を走行すると適用される割引は以下の通りです。

  • 平日朝夕割引
  • 深夜割引
  • 休日割引
  • 対距離料金

平日朝夕割引

  • 時間帯:平日6~9時、17~20時
  • 対象:ETCマイレージサービスに登録している人
  • 対象エリア:東京大阪近郊以外の地方部
  • 割引率:最大50%(対象走行回数に応じ、100km相当分まで)

H3:深夜割引

  • 時間帯:毎日0~4時
  • 対象車種:すべての車種
  • 対象エリア:NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、宮城県道路公社 
  • 割引率:30%

休日割引

  • 対象日:土曜、日曜、祝日
  • 対象車種:普通車、軽自動車等(二輪車)
  • 対象エリア:東京大阪近郊以外の地方部
  • 割引率:30%

対距離料金

  • 対象エリア:首都高速と阪神高速限定
  • 割引率:高速走行距離に応じて料金が変動

「平日朝夕割引」「深夜割引」「休日割引」は、高速道路に入るときと出るときのどちらかが対象時間内であれば割引が適用されます。

ETCマイレージサービスでポイントを貯める

ETCマイレージサービスは、ETCカードで支払った通行料金に応じてポイントが付与されるサービスです。

ETCカードで支払った通行料金の支払い金額に応じて、道路事業者ごとに定められたポイントが付与されます。

道路事業者ごとに付与されるポイントは以下の通りです。

  • NEXCO3社、宮城県道路公社:10円につき1ポイント
  • 本州四国連絡高速道路株式会社:10円につき1ポイント
  • 愛知県道路コンセッション株式会社:100円につき1ポイント+α
  • 神戸市道路公社:50円につき3ポイント+α
  • 広島高速道路公社:100円につき1ポイント+α
  • 福岡北九州高速道路公社:100円につき1ポイント+α

+αのポイントは、月間利用額によって、各社異なるポイントが付与されます。

例えば、神戸市道路公社の場合、加算ポイントは以下の通りです。

  • 1万円までの部分:0ポイント
  • 1万円超~3万5000円までの部分:50円につき3ポイント加算
  • 3万5000円超~7万円までの部分:50円につき5ポイント加算
  • 7万円を超える部分:50円につき10ポイント加算

貯まったポイントは、高速道路や有料道路などの通行料金の支払いに利用できます。

ポイントのほかにも、ETCマイレージサービスには、以下のメリットがあります。

  • 登録が無料で、年会費も無料
  • 平日朝夕割引の対象者になる

ETCカードと車載器があれば誰でも登録可能です。

登録料は無料で、年会費も無料です。

インターネットから登録でき、登録が完了した当日から利用できます。

有料道路をよく利用する人は登録しておくことをおすすめします。

また、先述の通り、ETCマイレージサービスの登録者は、平日朝夕割引が適用されます。

平日6~9時、17~20時の間に有料道路を利用することが多い人も、登録しておくとよいでしょう。


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