ガソリンや電気、飲食物などの値上げが続いており、意図的に支出を削減している人が多いようです。
株式会社プラネットの調査によると、88.7%の人がガソリン代を節約しており、意図的に支出を減らした品目の中で最も多いことがわかりました。
無事故無違反の証明書である「SDカード」を所持していると、安く給油できる可能性があります。
この記事では、SDカードの概要を解説します。
SDカードでガソリンが安くなる。無事故無違反ならSDカードを発行しておくとお得


マネーFix 編集部
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約9割の人がガソリンや外食費を削減
株式会社プラネットが「値上げに関する意識調査」を実施しました。
出典:株式会社プラネット「値上げに関する意識調査」
意図的に支出を減らしたものについては、「ガソリン」(88.7%)が最も多く、「外食費」(88.6%)、「日用品・化粧品」(84.4%)と続きました。
原油価格の高騰や円安によってガソリンの値段が上がっていることもあり、約9割の人がガソリン代を意図的に減らしているようです。
ガソリン代を安く利用するには、「SDカード」を利用するという方法があります。
SDカードでガソリンが安くなる
SDカードとは、事故や違反がない人がもらえるカードです。
以下の条件を満たす人がもらえます。
- 無事故、無違反証明書または運転記録証明書を申請した人
- 証明日より前の1年以上、事故や違反がない人
SDカード保有者は「SDカード優遇店」でさまざまな優遇を受けることができます。
SDカード優遇店のガソリンスタンドもあり、SDカードを提示すると特別価格で給油できます。
例えば、神奈川県の「キグナスセルフ相模湖SS」や、千葉県の「野田日石(株)フレックス21SS」では、当該ガソリンスタンドの会員と同じ割引率の価格で給油ができます。
SDカードで年間850円お得に
総務省統計局が公開しているデータによると、ガソリン利用量の全国平均は415.04リットルでした。
ガソリン(レギュラー)価格を約177.2円として計算すると、年間約7万3545円かかることになります。
先述の「キグナスセルフ相模湖SS」の場合、SDカードの提示によって約2円割引となるため、年間の金額は約7万2715円となります。
SDカードを持っておくことで、約830円お得になります。
なお、SDカードはガソリン代のほかにも、さまざまな割引が受けられます。
割引の例
- 石川SAエリア ソフトクリーム30円引き
- 上河内SA内フードコートのコーヒー(ホット・アイス)50円引
- 箱根小涌園ユネッサン(水着エリア)大人300円引き こども200円引き
- トヨタレンタカー基本料金の5%引き
車で出かける機会の多い人は、SDカードを発行しておくとよいでしょう。
- 株式会社プラネット「値上げに関する意識調査」