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へそくりの平均額は約155万円。電子マネーやNISAでお得にへそくりできるかも

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

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家庭内で把握している預貯金とは別に、内緒でお金を貯める「へそくり」ですが、3人に1人が行っているようです。

株式会社モデル百貨の調査によると、へそくりの平均額は155万7197円ということがわかりました。

ほとんどの人が銀行口座にへそくりを預金しているようですが、それよりもお得にへそくりをする方法があります。

この記事では、へそくりに関する実態と、お得にへそくりをする方法について紹介します。

へそくり額の実態

株式会社モデル百貨が「MoneyGeek」において、20〜50代の既婚男女を対象に「へそくり事情についての調査」を実施しました。

出典:MoneyGeek「へそくり事情についての調査」https://www.nc-card.co.jp/media/column/secret-savings/(以下同)

へそくりをしているかどうかについては、5,000人中、約35%の人が「へそくりをしている」と回答しました。

貯まっているへそくりの金額については、男性の平均が71万3376円、女性の平均が144万2450円、全体の平均が155万7197円という結果でした。

へそくりをしている割合は男女でほとんど差はありませんでしたが、へそくりの金額は、女性が男性の2倍以上という結果でした。

また、50代では、男女共に200万円を超えるへそくりがあるという結果でした。

へそくりの目的については、男性は「趣味・遊興費のため」(252人)が最も多く、「いざという時の備え」(177人)、「将来のため・老後の備え」(171人)と続きました。

女性の回答は「将来のため・老後の備え」(274人)が最も多く、「いざという時の備え」(234人)、「趣味・遊興費のため」(171人)と続きました。

男性と比べると、女性の方が、将来やいざという時の備えを意識している傾向が伺えます。

へそくりの隠し場所については、「銀行口座・証券口座」(700人)が最も多く、「キャッシュレス決済アプリ」(112人)、「クローゼット/タンス」(87人)と続きました。

へそくりというと、「現金を本棚やタンスにしまっておく」というイメージがある人もいるかもしれませんが、銀行口座や証券口座が一般的なようです。

お得にへそくりをする方法

よりお得にへそくりをする方法は以下の通りです。

電子マネーにチャージ

クレジットカードから電子マネーにチャージをすることで、ポイント還元を受けることができます。

例えば、「ビューカード(クレジットカード)」から「モバイルSuica(電子マネー)」へチャージすると、チャージした金額の1.5%がJRE POINTとして還元されます。

毎月2万円へそくりをしている場合、電子マネーにチャージするだけで300ポイント付与されます。

1ポイント1円で換算できるので、年間で3,600円分お得にへそくりできます。

自分が使っているクレジットカードからチャージするとポイント還元率の高い電子マネーを選ぶことをおすすめします。

また、この方法は「楽天ペイ」などのQR決済アプリでも利用できます。

NISAで投資

へそくり先としてNISAを利用することで、銀行へ預けるよりもお金が増えることが期待できます。

先の調査結果では、へそくりの平均額は約155万円でした。

例えば、貯まったへそくりをNISAで投資するだけでも、さらにお金が増える可能性があります。

2024年から始まる新しいNISAでは、年間240万円まで成長投資枠に投資することが可能です。

仮に155万円を年利5.0%で運用した場合、10年後には約255万円になります。

ただし、あくまで投資なので、元本保証されないことを理解し、適切なリスク管理を行うことが重要です。

出典

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