2023年の9月末でマイナポイントの申請期間が終了します。
期日までに申請すると最大2万ポイントもらえますが、期日を過ぎてしまうともらえなくなってしまうので注意が必要です。
「まだもらっていない」「受け取り方法がわからない」という人は、この記事で申請方法を確認し、忘れずに受け取るようにしてください。
【9月末締切】最大2万円分のマイナポイントはこれを逃すともうもらえない。決済サービスごとに締切が異なる点に注意
マネーFix 編集部
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決済サービスによって締切が異なる
マイナポイントの申請は、決済サービスによって、申請期限が異なります。
- JCBカード:9月20日
- エポスカード:9月30日
- au PAY:9月29日
- d払い:9月29日
- PayPay:9月29日
- nanaco:9月30日
- WAON:9月30日
- 楽天ペイ:9月30日
すでに申し込みが終了している決済サービスもあるため、マイナポイント第2弾事業のWebサイトで確認してください。
期日を過ぎてしまうと、マイナポイントをもらうための手段として利用できなくなります。
その場合は、期日を過ぎていない決済サービスでポイントをもらうようにしましょう。
マイナポイントがもらえる条件
マイナポイントがもらえる条件は、2023年2月末までにマイナンバーカードの申請をした人に限られます。
そのため、いまから申請してもマイナポイントをもらうことはできません。
また、マイナポイントがもらえる条件と、もらえるポイント数は以下の通りです。
- マイナポイントの申込み:5,000ポイント
- 健康保険証としての利用申し込み:7,500ポイント
- 公金受取口座の登録:7,500ポイント
「マイナポイントの申し込み」は第1弾で受け取り済みの人は対象外ですが、それ以外の条件を満たすことで最大1万5000ポイントを受け取ることができます。
マイナポイントの申請方法
マイナポイントを申請する方法は、以下の2通りです。
- スマホから申請する
- パソコンから申請する
- 全国各地に設置してある支援端末から申請する
スマホやパソコンから申請する場合、下記の3点が必要です。
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの申請時・受取時に設定したパスワード
- 決済サービス(クレジットカードや決済アプリなど)
なお、スマホの場合は、マイナンバーカードの読み取り機能(NFC/おサイフケータイ)を搭載した機種に限られます。
また、パソコンの場合ICカードリーダーが必要です。
スマホから申請する方法
- マイナポイントアプリをインストールする
- ログインし、メニューから「申込む」を選択する
- パスワード(暗証番号)を入力する
- マイナンバーカードを読み取る
- 「マイナンバーカードの新規取得」「健康保険証としての利用申し込み」「公金受取口座の登録」にチェックを入れる
- 利用するキャッシュレス決済サービスを選択する(検索欄から決済サービスを検索することも可能)
- 申込み情報の入力欄が表示されたら、「決済サービスID(必須)」「セキュリティコード(必須)」「電話番号(下4桁)(任意)」を入力する
- 申込み内容の確認をする
- 決済事業者の規約を確認する
パソコンから申請する方法
- 「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールする
- マイナポイント申し込みサイトにアクセスし「申込む」をクリックする
- ICカードリーダとマイナンバーカードを接続して「はじめる」をクリックする
- パスワードを入力する
上記以降は、「スマホで申請する方法」の手順5以降と同じです。
全国に配置されている支援端末から申請する
マイナポイントを申請できる支援端末は全国に7万箇所あり、主に市区町村の窓口や郵便局、コンビニ、スーパー、携帯ショップなどに配置されています。
支援端末でのマイナポイント申請に必要なものは下記の通りです。
- マイナンバーカード
- 決済サービスID
- 数字4桁のパスワード(暗証番号)
- セキュリティコード
支援端末でできる手続きは、「マイナポイントの申込み」と「健康保険証としての利用申込み」のみで、「公金受取口座の登録」の手続きはできません。
支援端末の場所は、マイナポイントの公式サイトで公開されている「マイナポイントの申込みができるスポット検索」から検索できます。
子どものマイナポイントを受け取る方法
子どものマイナポイントの受け取り方は、子どもの年齢によって異なります。
マイナポイントの申請
- 15歳未満:親などの法定代理人名義で申請する
- 15~17歳:子ども自身が申請する。やむを得ない場合は子どもが同席のもと法定代理人が申請できる
- 18歳以上:本人が申請する
マイナポイントの受取先
- 15歳未満:親などの法定代理人名義の決済サービスで受け取れる
- 15~17歳:本人と親のどちらの名義の決済サービスでも受け取れる
- 18歳以上:本人の名義のみ
親名義で重複しない決済サービスを使う
上記の通り、18歳未満の未成年の場合、親など法定代理人名義のものに登録することが可能です。
ただし、この場合、親がマイナポイントを受け取った決済サービスでは、子どもの分のマイナポイントを受け取ることができません。
親のものとは別の決済サービスで、子どものマイナポイントを受け取る必要があります。
例えば、親がPayPayでマイナポイントを受け取った場合、子どもの分はLINE Payや楽天ペイなど別の決済サービスを利用する必要があります。
子どもが自分で使える決済サービスから選ぶ
子どもが普段使用している決済サービスがあれば、子ども名義の決済サービスに紐づけることも可能です。
例えば、子どもが本人名義の「Suica」を持っている場合、マイナポイントの決済サービスとしてSuicaを指定することができます。
ただし、決済サービスによっては年齢制限を設けている場合があるため、事前に確認しましょう。
ほかの人の決済サービスに紐づけたときの対処法
マイナポイントの申請が完了している場合、決済サービスの変更をすることはできません。
マイナポイントの受取先をほかの人の決済サービスに紐づけてしまった場合、マイナポイントをもらえる権利を失ってしまう可能性があります。
例えば、高齢の親のマイナポイントを、自分(成人)名義の決済サービスに紐づけてしまったという事例があります。
この場合、名義が異なるのでポイントを受け取ることができません。
親子関係であったとしても、18歳以上の場合は本人が申請し、本人名義の決済サービスで受け取る必要があります。
決済サービスを決める際は、名義が異なっていないかよく確認するようにしましょう。
また、上記のような場合、自分で解決することはできません。
マイナポイント事業サイトの「お問い合わせ」から相談してみましょう。