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【美容院代】平均1回3,000円。1世帯平均、年間4万円。簡単なカットやカラーはセルフで節約も

執筆者:マネーFix 編集部

マネーFix 編集部

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物価が引き続き上昇しています。

家庭で消費するモノやサービスの値動きを表す「消費者物価指数」の、2023年7月の上昇幅は、前年同月比で3.3%だったことがわかりました。

値上がりというと、主に食料品や電気代、ガソリン代などが注目されますが、これらの生鮮食品やエネルギーを除いた指数についても前年同月比で4.3%上昇しています。

例えば、生活関連のサービス料金として「理容・美容院代」がありますが、これらの料金も前年同月比2.6%の上昇幅でした。

この記事では、物価や家計についてのデータをもとに、以下の項目について解説します。

  • 理容・美容院の平均料金
  • 1世帯あたりの「理容・美容院代」の支出額
  • 理容・美容院代を節約する3つのポイント

「理容・美容院代」の平均料金

理容・美容院の料金には、シャンプー、カット、カラーリングなど複数のメニューがありますが、ここでは「カット」「カラーリング」について見てみましょう。

総務省統計局の「小売物価統計調査」によると、主要都市における平均料金は下表の通りです。

出典:総務省統計局「小売物価統計調査(動向編) 二人以上世帯 2022年」をもとに作成

理髪料・カット料金は地域により差があることがわかりました。

また、カラーリング料はカット料の1.5~2倍ほどの料金がかかることがわかります。

1世帯あたり「理容・美容院費」はどのくらい支出している?

次に、1世帯あたりの理容・美容費についてデータを見てみましょう。

総務省の「家計調査」によると、全国の家計支出のうち「理美容サービス」への支出については下表の通りでした。

理美容サービス 支出合計額と平均価格(二人以上の世帯・勤労者世帯)

出典:総務省統計局 「家計調査年報(家計収支編)2022年 二人以上世帯」 をもとに作成 

1世帯あたりの1年間の支出額は約4万円で、1回あたりの料金は約3,000円でした。

「理容・美容院費」を節約する3つのポイント

「理容・美容院費」については、減らすのが難しい固定的な支出の1つです。

家族の人数や子どもの成長とともに増える項目でもあるため、節約のポイントを押さえておきましょう。

年間支出額を把握して、簡単なカットやカラーリングは家庭で済ませる

まずは年間の支出額を計算してみます。

そのうえで、前髪のみのカットや簡単なカラーリングは家庭で済ませるなどの工夫をしてみましょう。

ただし、男性は髪が伸びると女性よりも目立ちやすい傾向にあるので、次項のような利用店舗の工夫がおすすめです。

カット専用店を利用する

従来型の理髪店・美容院と比べると、カット専門店であれば割安な料金で利用できます。

例えば、昔ながらの理髪店については、地域の理容協会が定めた価格で提供するため、その地域内で価格が統一されているという特徴があります。

慣れていない店舗に行くとオーダーしにくいといった心配がある場合は、仕上げてもらった日に複数の角度から写真を撮っておきましょう。

他店でもオーダーを伝えやすくなります。

ヘアケア関連の支出にメリハリをつける

ヘアケア関連の支出にメリハリをつける方法もおすすめです。

髪質的に縮毛矯正が必要な場合であれば、定期的に施術を受けた方が日ごろのヘアスタイリングの手間を減らせます。

料金のかかるメニューは、無料情報誌やアプリをチェックしてクーポンを利用しましょう。

また、子どもの髪については、行事前などのタイミングで理容・美容店を利用し、そのほかの時期は家庭でマメに整える、という方法もおすすめです。

出典
  • 総務省統計局「小売物価統計調査(動向編) 二人以上世帯 2022年」
  • 総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2022年 二人以上世帯」

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