無事故も対象。自動車保険が4年ぶりに値上げへ。無事故でも保険料が上がる4つの要因

執筆者:川辺 拓也

【記事執筆】FP川辺 拓也

3,000人を超える顧客からの相談実績をもとに、社会保障制度や家計に必要な金融知識を分かりやすく提供。2級ファイナンシャルプランニング技能士。金融全般から、お金に関する政策まで幅広く専門領域があり、複数の金融メディアに多数寄稿。

大手損害保険会社の損害保険ジャパンと東京海上日動火災保険は、2024年から自動車保険を値上げすることを発表しました。

自動車保険料の値上げは4年ぶりです。

その他の保険会社でも、自動車保険の値上げが検討されています。

保険料が改定されるため、無事故の場合でも保険料が高くなります。

この記事では、自動車保険が値上げになる背景や、無事故でも保険料が上がる要因について解説します。

自動車保険が値上げになる背景

自動車保険が値上げとなる背景は「物価高」と「自動車事故の増加」が影響しています。

自動車の修理費や人件費の高騰によって、保険料の上げ幅は3%を上回る見通しです。

また、コロナ禍で減少していた交通量が回復し、自動車事故が増加した点も影響しました。

具体的な保険料の上げ幅については今夏に決定し、2024年1月の契約分から適用する見通しです。

今回の値上げは、物価高や自動車事故による保険金の負担が影響していますが、それ以外に自動車保険が値上がりする要因はどういったものがあるのでしょうか。

無事故でも自動車保険が値上がりする要因

自動車保険は、事故を起こしていなくても保険料が値上がりする場合があります。

無事故でも保険料が値上がりする要因は、次の4つが挙げられます。

  • 運転者(記名被保険者)の年齢
  • 走行距離
  • 割引サービス
  • 型式別料率クラス

運転者(記名被保険者)の年齢

記名被保険者の年齢は、保険料が値上がりする要因の1つです。

自動車保険は、年齢ごとの保険料率が定められています。

一般的に、60代以降は年齢が高くなると保険料も高くなります。

記名被保険者の中に60代以降の家族がいる場合、保険料が高くなる可能性があります。

走行距離

自動車保険は、走行距離の長さで保険料を決めています。

走行距離が長いと事故にあうリスクも高くなるので、一般的には保険料が高くなります。

無事故の場合でも、前年の走行距離が長くなっていると、保険料が高くなる可能性があります。

割引サービス

割引サービスの内容が変わった場合も、保険料が高くなる可能性があります。

自動車保険には、以下のような割引サービスがあります。

  • インターネット割引
  • 継続割引
  • 新車割引
  • ゴールド免許割引

割引サービスの適用条件が変わると、割引サービスが受けられなくなる場合があります。

また、割引率が下がった場合も、保険料は高くなります。

型式別料率クラス

型式別料率クラスは、車の型式ごとの事故実績です。

年に1回、「対人賠償」「対物賠償」「傷害(人身傷害・搭乗者傷害)」「車両保険」の4項目で事故リスクの高低が評価されます。

自分が事故を起こしていないとしても、同じ形式の車で事故が多い場合、形式別料率クラスが上昇し、保険料が高くなる場合があります。

割引サービスや保険料率によっては、自動車保険を見直すことで保険料が安くなる可能性があります。

自動車保険の見直しをしたい場合は、「保険スクエアbang!自動車保険」などの一括見積もりサイトをうまく活用しましょう。

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