昨今、働き方が多様化してきており、フリーランスの人口が増加しています。
ランサーズの調査によると、2021年時点のフリーランスの人口は約1670万人で、日本の労働人口の約24%にあたります。
フリーランスの人口が増加する一方、「収入が不安定」という理由で挫折した経験がある人も一定数いるようです。
この記事では、「フリーランスの働き方に関する調査」をもとに、以下の項目について紹介します。
- フリーランスで働く人の実態
- フリーランスの挫折経験や理由
- フリーランスで安定的な収入を得るコツ
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昨今、働き方が多様化してきており、フリーランスの人口が増加しています。
ランサーズの調査によると、2021年時点のフリーランスの人口は約1670万人で、日本の労働人口の約24%にあたります。
フリーランスの人口が増加する一方、「収入が不安定」という理由で挫折した経験がある人も一定数いるようです。
この記事では、「フリーランスの働き方に関する調査」をもとに、以下の項目について紹介します。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が、878名を対象に「フリーランス実態調査」(2022年9月30日~11月17日)を実施しました。
出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書 2023」(以下同)
調査によると、調査時点でのフリーランスの年収は、「200~400万円未満」(27.9%)が最も多く、「400~600万円未満」(20.9%)、「200万円未満」(19.5%)と続きました。
職種については、「クリエイティブ・web・フォト系」(26.6%)が最も多く、「エンジニア・技術開発系」(14.8%)、「出版・メディア系」(9.9%)と続きました。
次に、フリーランスで働いたことがある人の、挫折経験について見てみましょう。
ユニークキャリア株式会社が、フリーランス経験者718名を対象に「フリーランスの働き方に関する調査」を実施しました。
出典:ユニークキャリア株式会社 「フリーランスの働き方に関する調査」(以下同)
フリーランスでの挫折経験について、約半数が「挫折経験」があると回答しました。
挫折した理由については、「収入が安定しない」(250人)が最も多く、「継続的に案件を受注するのが難しい」(159人)、「将来性の不安」(105人)と続きました。
7割以上の人が、収入の不安定さを理由として、フリーランスを断念したことがわかります。
フリーランスとして独立するときに一番力を入れたことについては、「独学でノウハウを身につけた」(47人)が最も多く、「独立を見越して、スキルが身につく会社に入社した」(25人)と続きました。
フリーランスとして独立するためには、ノウハウやスキルを身につけることが重要視されていることが伺えます。
ノウハウやスキルを身につけることは重要ですが、フリーランスとして安定した収入を得るためには、ほかにも意識すべき点があります。
フリーランスで安定して収入を得るには、以下のことを意識することがおすすめです
誰にでもできる仕事は、単価が安い傾向があります。
自分の強みになる専門分野のスキルや、資格を取得することで、高単価の案件を受けやすくなります。
取引先が1つしかないと、仕事をもらえなくなった際に収入がなくなってしまいます。
常に複数の取引先と仕事をすることでリスクマネジメントをしておきましょう。
取引先を探す際には、クラウドソーシングのほかにも、エージェントサイトを利用するのもおすすめです。
受注した仕事の時給や日給を意識するようにしましょう。
どの程度を基準とするかは人それぞれですが、フリーランスになりたての頃は、地域の最低賃金や、会社員の頃の給料と比較すると、わかりやすいでしょう。
また、取引先との打ち合わせや、リサーチにかかる時間などがある場合、それらも含めて計算するようにしましょう。
継続して仕事をもらうには、「コミュニケーション力」は重要です。
同じスキルを持っていたとしても、円滑にコミュニケーションができる人の方が、企業からは信頼されやすいでしょう。
メールでのやりとりが多い場合、メールの文章力もコミュニケーション力の1つです。
フリーランスの平均年収や職種別に必要なスキルなどはこちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご確認ください。
参考:【2023年版】フリーランスの年収ってどれくらい?職種別に必要なスキルと想定年収を紹介
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