小学生の半数が「勉強系」の習い事をしている。費用相場は「3,000～6,000円」

通信教育や塾で授業をフォロー

C Channel株式会社が運営するママ向け動画メディア「mamatas」が、「子どもの教育についてのアンケート」を実施しました。

出典：C Channel株式会社「子どもの教育についてのアンケート調査」（有効回答数3,473件）

調査によると、通信教育や塾、英語など勉強系の習い事をしている小学生の割合は、全体の49％でした。

特に通信教育の割合が多いことがわかりました。

また、通信教育や塾の目的は、「小学校の勉強のフォロー」（43％）が最も多い結果となりました。

子どもにかける教育費はいくら？

子どもの教育費の相場はどのくらいなのでしょう。

合同会社リュミエールデスポワールは、 100人を対象に「小学生の学習支援動向調査」を行いました。

出典：合同会社リュミエールデスポワール「小学生の学習支援動向調査」（以下同）

小学生の子供の勉強のために月にいくら使っているかについては、「3,000円～6,000円」（35％）が最も多く、「1,000円～3,000円」（29％）と続きました。

子供の勉強のために何に一番お金を使っているかについては、全体の55％が「通信教育月謝費」と回答しています。

通信教育は、多くの小学生が取り組んでいる習い事であることがわかります。

満足度の高い通信教育トップ3

次に、人気の通信教育について見てみましょう。

「2023年オリコン顧客満足度®調査」によると、「小学校向け通信教育」の順位は以下の通りです。

1位：Z会の通信教育（70.3点）
2位：進研ゼミ小学講座（68.5点）
3位：スマイルゼミ（67.9点）
出典：オリコン顧客満足度®調査「『通信教育』についての満足度調査」（以下同）

評価項目別のランキングは下図の通りです。

それぞれの月会費、特徴、利用者の声を紹介します。

Z会の通信教育

教材は「タブレット」と「紙のテキスト」から選択できる。
小学3年生からは、中学受験コースを選択することができる。

月会費：4,420円～
利用者の声：基礎的な内容から発展問題へのステップアップが、１日分の課題に必ず組み込まれていて、内容も非常にレベルが高かった（40代・女性）

進研ゼミ小学講座

教材は「タブレット」と「紙のテキスト」から選択できる。
赤ペン先生が学習をサポート。
追加料金がかからず、英語やプログラミングの学習もできる。

月会費：3,250円～
利用者の声：本人が楽しく続けられている。頑張った分ポイントのようなものが貯まり、景品と交換できるなど、子どもがやる気になる企画などが沢山ある（40代・女性）

スマイルゼミ

専用タブレットに配信される、授業動画や問題を使って学習できる。
中学3年まで、学年を超えて先取り学習をすることもできる。
追加料金がかからず、英語やプログラミングの学習もできる。

月会費：3,278円～
利用者の声：教材がタブレットのみというのがとてもよかった。タブレットと親のスマホで連絡をとることもできたので、留守番をしているときの連絡手段にもなり助かった（30代・女性）

各社、教材の特徴はさまざまです。

まずは無料のお試し教材で体験してみるとよいでしょう。

なお、こちらの記事「子どもの習い事の費用はいくらが目安？子どもと親の双方が納得する習い事の決め方は？」では、子どもの習い事の相場や、人気の習い事を紹介しています。

学習系以外の習い事についても知りたい人は参考にしてみてください。