電気代の高騰を受けて、暖房器具の使用を抑えたり、暖房器具を使わない防寒対策をしたりしている家庭もあるでしょう。
特に、古い家に住む人にとって、「冬の寒さ」は大きな悩み事の一つとなっています。
この記事では、古い家に住んでいる人を対象とした調査をもとに、以下の項目について紹介します。
- 古い家の不満
- 今後やりたい寒さ対策
- 住宅省エネ2023キャンペーン
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電気代の高騰を受けて、暖房器具の使用を抑えたり、暖房器具を使わない防寒対策をしたりしている家庭もあるでしょう。
特に、古い家に住む人にとって、「冬の寒さ」は大きな悩み事の一つとなっています。
この記事では、古い家に住んでいる人を対象とした調査をもとに、以下の項目について紹介します。
一般社団法人あんしん解体業者認定協会は、古い家に住んでいる502人を対象に「古い家ならではの不満や不安についてのアンケート調査」を実施しました。
出典:一般社団法人あんしん解体業者認定協会「古い家ならではの不満や不安についてのアンケート調査」
「古い家に住んでいて感じる不満」については、「断熱性能が低い」(261人)が最も多く、「見た目が悪い」(98人)、「設備が古い」(64人)と続きました。
半数以上の人が、「断熱性能の低さ」を不満点として挙げています。
「断熱性能の低さ」について、以下のコメントが寄せられました。
また、同協会は「古い家の寒さ対策についてのアンケート調査」も実施しています。
出典:一般社団法人あんしん解体業者認定協会「古い家の寒さ対策についてのアンケート調査」
「今後やりたい寒さへの対策」については、「新しい暖房器具の導入」(159人)が最も多く、「窓に断熱対策をほどこす」(135人)と続きました。
窓や壁の断熱性能が上がれば、暖房効率もよくなることが期待できます。
窓に断熱シートを貼ったり、二重サッシにするなどの対策は効果が見込めるでしょう。
2023年3月下旬から、「住宅省エネ2023キャンペーン」の受付がはじまります。
住宅省エネ2023キャンペーンは、住宅の断熱性の向上など、省エネ化を支援するために新設された補助事業です。
次の3つの事業があります。
先進的窓リノベ事業では、窓の断熱リフォームに対して1戸あたり5万円から最大200万円までの補助金を受けることができます。
対象となる工事内容は以下のとおりです。
ガラス交換
既存の窓ガラスのみを取り外し、既存のサッシを利用して複層ガラス等に交換する工事
内窓設置
既存の窓の内側に新しい窓を新設する、または、既存の内窓を取り除き新しい内窓に交換する工事
外窓交換
カバー工法:古いサッシの枠の内側に、少し小さな窓を取り付ける工事
はつり工法:古いサッシを枠ごと取り除き、新しいサッシに交換する工事
たとえば、カバー工法で外窓交換をする場合、窓の性能区分が最も上位であれば、窓の大きさに応じて9万1000円~18万3000円の補助を受けることができます。
詳しい補助金額や条件については、「住宅省エネ2023キャンペーン」のWebサイトを参照してください。
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