昨年から続く物価高騰で、節約や貯蓄に対する意識が高まっています。
株式会社キャリアデザインセンターが女性592名を対象に実施した調査によると、2023年の抱負の第1位は「貯金を頑張りたい」(43.6%)でした。
しかし、目標を立てても挫折して続けられない場合もあるでしょう。
そこで、この記事ではゲーム感覚で貯金を続けられる方法として話題となっている「2週間に1度貯金チャレンジ」を紹介します。
話題の「2週間に1度貯金チャレンジ」。ゲーム感覚で挫折なし。1年間で数十万円の貯金も
「2週間に1度貯金チャレンジ」とはどのような貯金方法?
「2週間に1度貯金チャレンジ」は、Pinterestで2023年のトレンド予想に入った、注目の貯金方法です。
その名の通り2週間に1回のペースで決まった金額を貯金していく方法です。
一見簡単そうでゲーム性もなさそうですが、この貯金方法は、毎回貯金する金額を増やしていく点が特徴です。
たとえば最初の貯金額を100円に設定したら、2回目は200円、3回目は300円と、前回貯金した金額に、最初の設定金額を足して貯金をします。
なぜ「2週間に1度貯金チャレンジ」が注目を集めているのでしょうか。
1つ目の理由は、「少ない金額から手軽に始めることができる」という点です。
少ない金額から始めたとしても、貯金する金額を増やしていくため、最終的にはまとまった金額を貯めることができます。
2つ目の理由は「習慣化できる」という点です。
目標金額を決めて貯金を始めようとしても、なかなか習慣化できず続かないという人も多いでしょう。
貯金を習慣化するためには、継続のために無理をせず、モチベーションを維持することが大切です。
この貯金方法では、貯金する金額を毎回増額するというチャレンジ目標があり、ゲーム感覚で続けることができます。
また、準備する期間は2週間と余裕があるため、無理せずに続けることができます。
貯金額をシミュレーション
「2週間に1度貯金チャレンジ」は、隔週で貯金をするので1年間で26回貯金をすることになります。
初回の設定金額を100円・500円・1,000円にした場合でシミュレーションしてみましょう。
【100円の場合】
【500円の場合】
【1,000円の場合】
100円だと3万5100円、500円だと17万5500円、1,000円だと35万1000円という結果になりました。
お金に関する情報サイト「GO Banking Rates」によると、アメリカでは4ドルからスタートするのが人気のようです。
日本円でおよそ500円です。貯金が続かない人は、500円から始めてみることをおすすめします。
シミュレーションを参考に、もっと貯金額をしたいという場合は初回の設定の金額を上げてもよいでしょう。
また、普段使っている銀行口座とは別の口座を作って挑戦すると、金額が見える化できるためおすすめです。
モチベーションを保って貯金を継続するためにも、無理をしない範囲で金額を設定し、挑戦してみてはいかがでしょうか。