冬場はガス代が高くなりやすい季節です。
総務省統計局の家計調査(2021年度)によると、ガス代の平均は、夏(6~8月)3,371円に対して、冬(12~2月)4,832円でした。
特に、給湯器の使用頻度が多くなるため、節約をするにはお風呂での工夫が効果的です。
この記事では、お風呂に入る際のガス代や水道代について解説します。
- お風呂1回分の水道代とガス代
- シャワーを浴びたときの水道代とガス代
- お風呂のガス代と水道代の節約方法
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冬場はガス代が高くなりやすい季節です。
総務省統計局の家計調査(2021年度)によると、ガス代の平均は、夏(6~8月)3,371円に対して、冬(12~2月)4,832円でした。
特に、給湯器の使用頻度が多くなるため、節約をするにはお風呂での工夫が効果的です。
この記事では、お風呂に入る際のガス代や水道代について解説します。
お風呂の水量を200L、温度を42℃と仮定して水道代とガス代を計算してみましょう。
水道代は1L当たり0.24円とした場合、48円([0.24]×[200L])になります。
ガス代は下記の計算式で計算します。
上昇温度(℃)×水量(L)÷(熱効率(%)×発熱量(kcal/㎥))×ガス料金(円/㎥)
お風呂を沸かす際の条件を下記のとおりとします。
[27℃]×[200L]÷([80%]×[10748kcal/㎥])×[204円/㎥]=約128円
水道代と合わせると約176円でした。
シャワーの場合、お湯を出した時間によって水道代とガス代が変わります。
ここでは、1分間に使用する水量を10Lとします。
ガス代を算出するための条件はお風呂を沸かす場合と同じです。
先ほどの計算式に当てはめると、1分間シャワーを出した際のガス代は下記のとおりです。
[27℃]×[10L]÷([80%]×[10748kcal/㎥])×[204円/㎥]=約6.4円
水道代は2.4円([0.24]×[10L])なので、合わせると約15.36円となります。
使用時間による水道代とガス代は下表のとおりです。
お風呂の設定温度を変えずに、ガス代や水道代を節約する方法を紹介します。
自分のライフスタイルに合った料金プランを提供しているガス会社を選ぶことで節約できる可能性があります。
家族構成やライフスタイルが変わった場合は、ガス会社の変更を検討してみても良いかもしれません。
水の使用量を減らすことで、水道代・ガス代ともに減らすことができるので、シャワーの時間やお風呂の水量を減らす方法は有効です。
例えば、1日5分シャワーを使う時間を短くすると、年間1万6060円の節約が可能です。
節水シャワーは、水が出る穴を小さくして水量を少なくする商品です。50%前後の節水効果が期待できる商品もあります。
関連記事:節水シャワーヘッドの効果検証はこちらの記事でチェック!
お風呂のお湯をためている間や、入っていない間にフタをして熱を逃がさないようにすることも効果的です。
お風呂を沸かす際に熱を逃がさないようにすることで、ガス代の節約につながります。
浴室の温度が下がると、貯めたお湯が冷めやすくなってしまいます。浴室の温度を下げないために、換気扇を止めておくことも効果的です。
ライフスタイルや家族構成に合わせた節約方法を探してみてください。
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