政府は「貯蓄から投資へ」シフトさせることをスローガンとして掲げていますが、日本は貯金大国と言われるほど預貯金の傾向が強い国です。
預貯金の目的は様々ですが、株式会社フォーイットの調査によると、7割の人が「老後の備え」として預貯金を行っていることがわかりました。
この記事では、預貯金に関するアンケート結果をもとに、以下の項目について紹介します。
- 年収や年代別の預貯金額
- 預貯金の目的
- 1000万円貯めるのに必要な年数
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政府は「貯蓄から投資へ」シフトさせることをスローガンとして掲げていますが、日本は貯金大国と言われるほど預貯金の傾向が強い国です。
預貯金の目的は様々ですが、株式会社フォーイットの調査によると、7割の人が「老後の備え」として預貯金を行っていることがわかりました。
この記事では、預貯金に関するアンケート結果をもとに、以下の項目について紹介します。
株式会社フォーイットは、全国の20歳から69歳の男女500人に「貯金に関するアンケート」を行いました。
出典:株式会社フォーイット「貯金に関するアンケート」(以下同)
「現在の貯金額」については、「0~49万円」「1,000万円以上」と回答した割合がそれぞれ28.40%でした。
預貯金の金額が二極化していることが伺えます。
世帯年収別でみると、「1,000万円以上」と回答する割合が最も高くなったのは、700万円以上でした。
年収1000万円以上の世帯では、「1,000万円以上」の割合が6割以上にのぼりました。
また、年収300万円以下の世帯でも、約20%が「1,000万円以上」の預貯金があることがわかります。
年代別に見ると20代の半数が「0~49万円」と回答しています。一方で、20代でも4人に1人は1,000万円以上の預貯金があることが伺えます。
「貯金の使い道」については、「老後に備えて」(70%)が最も多い結果でした。
将来への備えは欠かせない対策として認識されているようです。
老後への備えに次いで回答が多かった項目は、「家族に何かあったとき」「旅行や趣味」でした。
年代別に見ると、全ての年代で「老後に備えて」「家族に何かがあったとき」「旅行や趣味」がトップ3です。
世帯年収別でみると、「老後に備えて」貯金をする割合が突出していました。
しかし、世帯年収が増えるごとに、「老後に備えて」以外の割合も増加しています。
世帯年収が増えて、バランス良く貯蓄が可能になった結果と考えられます。
年代や年収を問わず、貯金を行う目的が「老後への備え」という結果からも、将来への不安は誰もが認識しているようです。
預貯金を成功させるなら、目標額を決めて、毎月決まった金額をコツコツと積み上げることが大切です。
1000万円を貯めるのに、どのくらいの年数がかかるかシミュレーションしてみましょう。
毎月3万円ずつ預貯金をする場合、27年9ヵ月かかります。
毎月5万円ずつ預貯金をする場合、16年8ヵ月かかります。
毎月10万円ずつ預貯金をする場合、8年4ヵ月かかります。
預貯金ではほとんど利息を見込むことができませんが、投資を活用することで、より短い期間で効率よく貯蓄することができる可能性があります。
今回の調査で、年収や年代を問わず1000万円以上の預貯金をしている人がいることがわかりました。
少しでも安心した老後生活を送ることができるように、預貯金の金額や計画を見つめ直してみてはいかがでしょうか
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