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投資をしているかどうかで資産総額に差が出る。投資している人ほど通信費や保険料が少ない傾向も

執筆者:マネーFix 編集部

政府が「貯蓄から投資へ」をスローガンとして掲げてNISAの拡充や金融教育に取り組んでいるなか、将来への経済的な不安から投資に興味を持つ人が増えています。

金融庁の調査によると、つみたてNISAの口座開設数は2022年3月時点で約587万口座にのぼり、前年同月比1.6倍に増加しています。

一方で、投資に興味を持ってはいるもののリスクが心配で始められない人も一定数いるようです。

この記事では、投資についての調査結果をもとに、以下の項目について紹介します。

  • 投資をしている人としていない人の資産の差
  • 投資をしていない理由
  • 投資期間と金融資産の関係

h2:投資をしている人のほうが資産は多い 

株式会社オールアバウトが、20歳から74歳の約4,800名を対象に「家計のアンケート」を実施しました。


出典:株式会社オールアバウト「家計のアンケート」(以下同)

調査によると、投資をしている人としていない人とでは、年齢が上がるにつれて資産額の差が大きくなることがわかりました。



また世帯年収が同じであっても、投資をしているかどうかで資産額に差が出ていることも明らかになりました。

投資に興味はあるがリスクが心配


出典: 株式会社ヒューネル 「資産運用に関するアンケート調査」

株式会社ヒューネルが実施した「資産運用に関するアンケート調査」によると、投資を行っていない人のうち、「投資に興味を持っている」と回答した人が91%にのぼりました。



「興味を持ちながらも手を出してない理由」については、「リスクが心配」が7割にのぼりました。

また、約6割の人は「投資の知識がなく不安」と回答しています。

約4割の人は「資産に回す資金が少ない」と回答していますが、株式会社オールアバウトの調査によると、投資をしている人としていない人では、支出の傾向にも差異が見られるようです。


出典:株式会社オールアバウト「家計のアンケート」(以下同)

「世帯年収に占める支出割」を比較してみると、投資をしている人ほど通信費や保険料といった「固定費」の支出割合が少ない傾向が見られました。

投資に回すお金が少ない場合は、家計の支出を見直してみてもよいかもしれません。

h2:少しでも早く始めたほうが有利に資産構築できる可能性がある


 
「投資期間」については、投資期間が長いほど平均金融資産が多い傾向が見られます。

投資をするべきか悩んでいる人は、少しでも早く始めたほうが、より多くの資産を形成できる可能性が高まるでしょう。

「投資」といっても、株式投資、投資信託、不動産投資などその方法は様々です。

なかには数百円から始められたり、ポイントを活用して実質無料で始められたりと、リスクを抑えて始めることができる投資方法もあります。

投資に興味があるという人は、自身にあった投資方法を探して、実際に始めてみてはいかがでしょうか。

出典
  • 株式会社オールアバウト「家計のアンケート」
  • 株式会社ヒューネル「資産運用に関するアンケート調査」

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